意匠ウォッチ

発行日2024-10-03
公報種別意匠公報(S)
登録番号1781410
登録日2024-09-25
意匠に係る物品自動車のステアリングドラッグロッドエンド
意匠分類G2-292(車両)
出願番号2024004608
出願日2024-03-06
意匠権者株式会社ムーンフェイス
代理人個人
意匠に係る物品の説明(1)本物品は、自動車における操舵(ステアリング)に関連するものである。 (2)本物品は、ステアリングドラッグロッドの基端部に固定され、ピットマンアームに対して連結される。また、本物品は、ダンパを介して車体に連結される。ステアリングドラッグロッドの先端部は、左側(向かって右側)の前輪のホイールハブに設けられた第1のナックルアームに連結されている。また、同じく左側(向かって右側)の前輪のホイールハブに設けられた第2のナックルアームと、右側(向かって左側)の前輪のホイールハブに設けられたナックルアームとが、タイロッドによって連結されている。 (3)そして、次のようにして、自動車の操舵がされる。自動車のハンドル(ステアリングホイール)が回動操作されることに基づいて、ピットマンアームが回動軸を中心に回動(揺動)し、それに基づいて、ステアリングドラッグロッドが自身の長さ方向にほぼ沿って移動し、左側のホイールハブの向きが変化する。また、そのことに基づいて、タイロッドが自身の長さ方向にほぼ沿って移動し、右側のホイールハブの向きも変化する。こうして、ハンドル(ステアリングホイール)が回動操作に基づいて、左右両側のタイヤの向きが変化して、自動車の進行方向が変化することとなる。 (4)ところで、自動車においては、サスペンション(懸架機構)によって、車体に対して、車軸(車軸筒)が、中立高さ位置を基準に上昇・下降可能に連結されている。本物品は、車体(その中立高さ位置)が本来の高さよりもあえて高くなる(前後の両車軸が車体に対して相対的に本来の高さよりも低くなる)ように予め調整された場合に好適である。
意匠の説明背面図については、正面図と対称にあらわれるため、省略する。斜視図1は斜め上方から見た図であり、斜視図2は斜め下方から見た図である。使用状態を示す参考図において、本物品は、便宜的に黒色に着色されている。

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