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発行日
2025-04-03
公報種別
意匠公報(S)
登録番号
1794981
登録日
2025-03-25
意匠に係る物品
ねじ回し用工具
意匠分類
K1
-230(利器及び工具)
出願番号
2024010551
出願日
2024-05-24
意匠権者
株式会社ムーンフェイス
代理人
個人
意匠に係る物品の説明
(1)使用状態を示す参考図1~3に示すように、本物品は、六角穴を有するねじ(ボルト等を含む)を回転させて、ねじを締めたり緩めたりするための工具である。 すなわち、「六角穴付きの止めねじ」や「頭部に六角穴を有するボルト」等の六角穴に対して本物品の六角軸が嵌合され、本物品の頭部が使用者の手で回転操作され、六角軸が軸回り方向に回転することによって、ねじ(止めねじやボルト等)が回転し、そのねじが締められたり緩められたりするものである。 (2)使用状態を示す参考図1に示すように、従来、六角穴を有するねじについては、一般的には、六角レンチが使用されている。六角レンチは、短棒部及び長棒部を有するL字状をなし、短棒部(少なくともその先端部)は六角軸状とされている。そして、短棒部が六角穴に嵌合され、短棒部を基準に長棒部が揺動(復動時には前述の嵌合が外される)又は旋回され、短棒部が軸回り方向に回動又は回転される。 (3)しかしながら、例えば使用状態を示す参考図2及び3に示すように、自動車等、部品が込み入って存在する機械においては、六角レンチを使用するのは困難である。 長棒部を所定の角度以上揺動させるには長棒部を半径とする所定の扇形状のスペースが必要であり、さらには長棒部を旋回させるには長棒部を半径とする円形状のスペースが必要である。しかしながら、部品が込み入って存在する機械においては、そのような十分なスペースは存在しないため、小さな角度で揺動させることを何度も繰り返す必要が生じるからである。 また、各揺動操作を行うたびごとに、六角穴に対する短棒部の嵌合・取り外しを行う必要があるため、特に、目視が困難な部位においては、その困難性が極まることとなる。 (4)本物品は、この不具合を解決するものである。すなわち、本物品は、前述したように頭部が回転操作されて使用されるものであるため、六角レンチの場合と比較して、その作業のために必要なスペースが圧倒的に小さくて済み、部品が込み入って存在する機械においても、六角穴を有するねじを容易に回転させることが可能なのである。また、六角穴に対する六角軸の嵌合・取り外しを繰り返す必要がないのである。 なお、強固な締め付け力をもってねじを回転させるには六角レンチの方が好ましいともいえるため、ねじを締める工程のうちの大半において本物品を使用し、最終的な締め付け段階においてのみ六角レンチを使用する、という使い分けをすることも有意義である。
意匠の説明
背面図・右側面図については、各々、正面図・左側面図と同一にあらわれるため、省略する。 使用状態を示す参考図1において、本物品及び六角レンチについては、斜め下方から見た状態が描かれ、それら以外については斜め上方から見た状態が描かれている。使用状態を示す参考図3は、使用状態を示す参考図2の要部拡大図である。使用状態を示す参考図2及び3においては、本物品は、便宜的に黒色で描かれている。
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