意匠ウォッチ

発行日2024-07-02
公報種別意匠公報(S)
登録番号1774399
登録日2024-06-24
意匠に係る物品ネットブラケット
意匠分類L1-1900(仮設工事用品)
出願番号2024005849
出願日2024-03-04
意匠権者ユハラ工業株式会社
代理人
意匠に係る物品の説明本物品は、建物の躯体と足場の隙間に設置される層間ネットをサポートするための装置である。本物品は、足場支柱に取り付けるクランプ部と、ネットを掛止するフック、建物の躯体と足場の隙間に合わせて長さを伸縮可能なアーム部、及び、アーム部とクランプ部とを接続する接続部からなる。アーム部は接続部に設けられた2本のボルトを介して水平状態から起立状態まで回動可能に支持される。アーム部は起立させると、自重によって下方に揺動し、接続部に設けられた異形穴とアーム部に設けられた長穴及び、ボルトを介して起立状態が保持され回動が規制される。起立状態のアーム部を上方へ持ち上げることによって回動の規制を解除し、水平状態まで回動可能になる。
意匠の説明各図の実線で表した部分が、部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。点線で表される線は、本物品の立体表面の形状を表す。このネットブラケットは、クランプ部にプレート形状の接続部が溶接されている。接続部には2本のボルトを介してアーム部を水平状態から起立状態に回動可能にし、且つ起立状態を保持し回動を規制するための異形穴が設けられている。アーム部は伸縮を可能にするために外側部材と内側部材の2本の部材によって構成されており、外側部材には起立状態を保持し回動を抑制するための長穴が設けられている。層間ネットを掛止するフックは4本の棒材で構成されており、その内2本はアーム部の内側部材先端に溶接されている。残りの2本は接続部とクランプ部に溶接され連結されている。アーム部伸長状態の参考斜視図は、アーム部が水平状態に保持され且つ伸長した状態を表す。アーム部短縮状態の参考斜視図は、アーム部が水平状態に保持され且つ短縮した状態を表す。アーム部起立状態の参考斜視図は、アーム部の起立状態を表す。アーム部回動規制状態の参考斜視図は、アーム部が起立し、自重によって下方に揺動し、起立状態が保持され回動が規制された状態を表す。

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