意匠ウォッチ

発行日2024-06-03
公報種別意匠公報(S)
登録番号1771994
登録日2024-05-24
意匠に係る物品止水栓
意匠分類M2-5000(配線・配管用管、管継ぎ手、バルブ等)
出願番号2023024143
出願日2023-11-22
意匠権者パーパス株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、給湯器本体の給水部および給湯部に設置されている配管接続部品の水抜き口に対し、その開口部分に着脱される止水栓(プラグ)である。[参考斜視図]および[使用状態を示す参考斜視図]に示すように、この止水栓は、水抜き口内に挿入されて配管接続部品から外部に水を排出またはそれを遮断する止水部と、この止水部の反対側に形成されており、水抜き口に対する止水栓の着脱操作に利用されるつまみ部を備えている。止水栓は、たとえば止水部およびつまみ部が樹脂材料で形成されている。止水部は、一部に水抜き口の内壁に係合するネジ部や、水抜き口の開口端と面接触させるフランジ部を備える。その他、止水部の先端側には、周縁にOリングなどの封止部材を保持して水抜き口の開口部に嵌合させる保持部が形成されている。つまみ部は、作業者が止水栓を回動させるときに力を加えるための操作部である。このつまみ部は、止水部と同心上の放射方向に4片の把持片と、隣り合う把持片間に工具などを係合させる4つの係合凹部が形成されている。この係合凹部は、中心軸を基準に対向方向に形成されている。そして、止水栓は、給湯器が給湯または給水を行うとき水抜き口の開口部を封止しており、給湯器のメンテナンス時や寒波などによる凍結防止処理時に開口部から抜去されることで、給水管、給湯管内部の水抜きを可能とする。止水栓は、メンテナンスを担当する作業者が携行するドライバー軸をつまみ部の対向する係合凹部と嵌合させ、必要な回転トルクを付与して回転させることで容易に着脱させることができる。
意匠の説明実線で表した部分が部分意匠として意匠登録を受けようとする部分である。一点鎖線は、意匠登録を受けようとする部分とその他の部分との境界のみを示す線である。右側面図は左側面図と対称にあらわれるため省略する。また、底面図は平面図と対称にあらわれるため省略する。

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