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公開番号2025159107
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-17
出願番号2025133990,2024000005
出願日2025-08-10,2024-01-01
発明の名称気泡緩衝材減容装置
出願人個人
代理人
主分類B02C 18/06 20060101AFI20251009BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】
減容対象の気泡緩衝材の状態に応じて穿孔ローラと受けローラ間の圧縮ギャップ距離を変更可能とした工業用から家庭用迄、幅の広い対象範囲の気泡緩衝材減容装置を得ようとするものである。

【解決手段】
受けローラシャフト台を用いて圧縮ギャップ距離を可変とするか、補助受けローラと補助受けローラシャフト台を用いて、穿孔ローラと補助受けローラ間の圧縮ギャップ距離を変更可能とした。

【選択図】図56
特許請求の範囲【請求項1】
受けローラシャフト台に、中心を異にして受けローラを搭載し、
穿孔ローラと受けローラ間の圧縮ギャップ距離を変更可能とした事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
補助受けローラシャフト台に、中心を異にして補助受けローラを搭載し、
穿孔ローラと補助受けローラ間の圧縮ギャップ距離を変更可能とした事を特徴とする気泡緩衝材減容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
荷物を運搬する際に梱包資材として気泡緩衝材が使用される。
これは2枚の樹脂シートで空気を閉じ込めた円柱状の空気溜まりを作り、その空気圧で緩衝材の機能を実現するものであり、エアパッキン、エアキャップ、プチプチ等と商標登録された物を含み様々な呼び名がある。
本願発明ではこれを気泡緩衝材と呼び、その空気を閉じ込めた円形の底面を持つ円柱状部分を空気溜まりと呼ぶものとする。
続きを表示(約 1,800 文字)【0002】
気泡緩衝材の構造の詳細や、有用であるが使用後は嵩張る事が欠点であり、その減容化が望まれるという事は特許文献1~特許文献12等で詳細に記述されており、いわば公知の事項なので、本願では詳述しないが、本願発明はその気泡緩衝材の減容装置に関するものである。
【背景技術】
【0003】
本願で減容対象とする気泡緩衝材の形状は角形、丸形、その他種々であり、明確な数値としての基準は無いが、説明を判り易くする為の便宜として、減容対象として減容装置から見た場合の大きさとして以下の様に呼ぶ場合がある。
小さい物は幅、長さ共に数Cmの小形対象物。その内比較的長い物は長尺小形対象物。
縦・横数十Cm以上ある大形対象物。その内比較的長い物は長尺大形対象物。
【0004】
気泡緩衝材には多くの種類があるが具体的な数値例としては、φ10mmの気泡の一般的に流通している気泡緩衝材を典型例とすると、折り畳まず1層のままの状態で3mm程度、重ねて圧力を加えない場合に4枚重ねの厚さで12mm、16枚重ねの厚さで48mm程度である。
但し、気泡緩衝材の気泡の空気は満杯でなく充填は数十%程度なので、柔軟で軟体とも形容すべき態様であり、正確な寸法は規定できず大凡の値である。
又、軽い力で圧縮しても容易に12mmは6mmに、48mmは24mmになるので、大まかな性質として、軽い力で大凡半分の厚さになる、と言える。
【0005】
気泡緩衝材減容装置の幅を小さくする為には、大形対象物を折り畳んだり、ランダムに丸めて気泡緩衝材減容装置に投入する事になるが、その場合は大形対象物の厚みは大きくなるので、気泡緩衝材減容装置にはそれなりの工夫が必要になる。
なお、以降では各図に於いて同一物は、同じ名称と番号を用いるので、一旦説明した事項については、それ以降の文中では説明や番号を繰り返さない場合がある。
【0006】
気泡緩衝材の減容装置に関しては、従来種々の装置が提案されているが、何れも装置が大形で複雑、製作が困難で量産には不向きであり、ましてや家庭用としての小形、安価な製品は現時点では皆無である。
実際に公表されている特許文献1~特許文献12の様な従来の気泡緩衝材減容装置に於いて、どの様な問題があるかは特許文献13で詳述されているのでここでは繰り返さない。
【0007】
特許文献13と特許文献14の方法は極めて実用的なものであり、安価で、工業用としても適用可能で、汎用品として小形化し、家庭でも使用できる気泡緩衝材減容装置の製作方法であるので、本願では特許文献13と特許文献14の方法に準じた図1の気泡緩衝材減容装置(基本型)を基本とする。
【0008】
なお、「背景技術」と言っても、現時点で市場に出ている気泡緩衝材減容装置は存在しないので、それに対して言及したり改善すべき技術も無い。
従ってここで述べる「背景技術」は技術皆無の状態から全く新規に気泡緩衝材減容装置を開発する過程で判明した改善事項であり、通常の「背景技術」とは趣が異なるものである。
【0009】
図1の気泡緩衝材減容装置(基本型)に於いて投入ガイド1は気泡緩衝材を減容部2にガイドする為の物で、気泡緩衝材の投入作業をし易くする為の物である。
減容部2は穿孔ローラ203、受けローラ204、分離板205を有し、主としてこの3つで気泡緩衝材を穿孔、圧縮、分離、移動を行なう。この動作については特許文献13に詳しく述べられている。
【0010】
駆動部3は穿孔ローラ203等を駆動するモータと、モータを制御する各種スイッチや制御回路でありその回路や、穿孔ローラ203や受けローラ204のシャフトを減容部2に設置する際の軸受けに何を用いるか等の機構については、公知の技術を用いれば様々な実現方法があり、一般に公知の技術で良く、当業者であれば容易に製作できるので詳述は省く。
なお、モータは必須でなく、ハンドルを手動で回す等の方法でも良い。
脚4は前記投入ガイド1、減容部2、駆動部3を一体と成した物を支える事ができれば公知の棒状の物でも、箱状の物でも良く、本願の主題とは無関係なので以降では特に言及はせず、図にも記載しないものとする。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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