TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025145705
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-03
出願番号
2024046026
出願日
2024-03-22
発明の名称
物品管理システム、物品管理方法、及び物品管理プログラム
出願人
シャープ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G06Q
10/087 20230101AFI20250926BHJP(計算;計数)
要約
【課題】ピッキング対象の物品を最適な位置に配置することが可能な物品管理システム、物品管理方法、及び物品管理プログラムを提供すること。
【解決手段】管理サーバー1は、複数の配置位置のそれぞれに複数の物品のそれぞれが配置された場合の個別ピッキング処理時間を取得する取得処理部112と、物品のピッキング予測情報を取得する予測処理部113と、個別ピッキング処理時間とピッキング予測情報とに基づいて、複数の配置位置組み合わせに対応する組み合わせピッキング処理時間を評価する評価処理部114と、組み合わせピッキング処理時間に基づいて、複数の配置位置組み合わせの中から一つの配置位置組み合わせを決定する決定処理部115と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の配置位置に対する複数の物品の配置位置組み合わせを決定する物品管理システムであって、
前記複数の配置位置のそれぞれに前記複数の物品のそれぞれが配置された場合の個別ピッキング処理時間を取得する取得処理部と、
前記物品のピッキング予測情報を取得する予測処理部と、
前記個別ピッキング処理時間と前記ピッキング予測情報とに基づいて、複数の配置位置組み合わせに対応する組み合わせピッキング処理時間を評価する評価処理部と、
前記組み合わせピッキング処理時間に基づいて、前記複数の配置位置組み合わせの中から一つの配置位置組み合わせを決定する決定処理部と、
を備える物品管理システム。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記配置位置ごとの前記物品の過去のピッキング処理時間を記録したピッキング履歴情報を取得する履歴処理部をさらに備え、
前記取得処理部は、前記ピッキング履歴情報に基づいて、前記個別ピッキング処理時間を取得する、
請求項1に記載の物品管理システム。
【請求項3】
前記ピッキング履歴情報は、前記配置位置の特性情報と前記物品の特性情報とを含み、
前記取得処理部は、配置位置組み合わせ決定対象の前記配置位置の特性情報と前記物品の特性情報とを含む組み合わせ決定対象情報を取得し、前記ピッキング履歴情報と前記組み合わせ決定対象情報との比較における、前記配置位置の特性情報の同一性又は類似性、及び前記物品の特性情報の同一性又は類似性に基づいて、前記個別ピッキング処理時間を取得する、
請求項2に記載の物品管理システム。
【請求項4】
前記配置位置の特性情報は、前記配置位置の大きさ又は形状に関する情報を含み、
前記物品の特性情報は、前記物品の種別、大きさ、又は重さに関する情報を含む、
請求項3に記載の物品管理システム。
【請求項5】
前記評価処理部は、前記組み合わせピッキング処理時間の評価項を含む目的関数を求め 、
前記決定処理部は、前記目的関数が最小となる前記配置位置組み合わせを決定する、
請求項1に記載の物品管理システム。
【請求項6】
前記組み合わせピッキング処理時間の評価項は、前記配置位置において前記物品のピッキング作業に要する作業時間の評価項と、前記物品を前記配置位置から所定の出荷場所まで搬送させるために必要な搬送時間の評価項とを含む、
請求項5に記載の物品管理システム。
【請求項7】
前記目的関数は、前記物品の配置位置を変更するコストの評価項を含む、
請求項5に記載の物品管理システム。
【請求項8】
前記目的関数は、前記物品の配置位置に関する制約条件の評価項を含む、
請求項5に記載の物品管理システム。
【請求項9】
前記制約条件の評価項は、同一の前記物品が2以上の配置位置に配置される場合に前記目的関数を増大させる関数である、
請求項8に記載の物品管理システム。
【請求項10】
複数の配置位置に配置される複数の物品の配置位置組み合わせを決定する物品管理方法であって、
前記複数の配置位置のそれぞれに前記複数の物品のそれぞれが配置された場合の個別ピッキング処理時間を取得することと、
前記物品のピッキング予測情報を取得することと、
前記個別ピッキング処理時間と前記ピッキング予測情報とに基づいて、複数の配置位置組み合わせに対応する組み合わせピッキング処理時間を評価することと、
前記組み合わせピッキング処理時間に基づいて、前記複数の配置位置組み合わせの中から一つの配置位置組み合わせを決定することと、
を一又は複数のプロセッサーが実行する物品管理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ピッキング対象の物品を配置する技術に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)
【背景技術】
【0002】
倉庫などにおいて、ピッキングオーダーを受け付けると、棚に配置された物品をピッキングして所定の場所まで搬送するシステムが導入されている。また、前記システムにおいて、棚に対する物品の配置を最適化する技術が提案されている。例えば、複数の棚の複数の間口スペースの各々について、当該間口スペースに配置されている物品の将来の需要予測に基づいて物品の推奨容量値を計算し、間口スペースの入替ペアを決定する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-175977号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、従来の技術は、需要予測に基づいて物品を配置するものであり、物品のピッキングに関する時間などが考慮されていないため、物品を最適な位置に配置することが困難である。
【0005】
本開示の目的は、ピッキング対象の物品を最適な位置に配置することが可能な物品管理システム、物品管理方法、及び物品管理プログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一の態様に係る物品管理システムは、複数の配置位置に対する複数の物品の配置位置組み合わせを決定する物品管理システムである。前記物品管理システムは、取得処理部と予測処理部と評価処理部と決定処理部とを備える。前記取得処理部は、前記複数の配置位置のそれぞれに前記複数の物品のそれぞれが配置された場合の個別ピッキング処理時間を取得する。前記予測処理部は、前記物品のピッキング予測情報を取得する。前記評価処理部は、前記個別ピッキング処理時間と前記ピッキング予測情報とに基づいて、複数の配置位置組み合わせに対応する組み合わせピッキング処理時間を評価する。前記決定処理部は、前記組み合わせピッキング処理時間に基づいて、前記複数の配置位置組み合わせの中から一つの配置位置組み合わせを決定する。
【0007】
本開示の他の態様に係る物品管理方法は、複数の配置位置に配置される複数の物品の配置位置組み合わせを決定する物品管理方法である。前記物品管理方法は、前記複数の配置位置のそれぞれに前記複数の物品のそれぞれが配置された場合の個別ピッキング処理時間を取得することと、前記物品のピッキング予測情報を取得することと、前記個別ピッキング処理時間と前記ピッキング予測情報とに基づいて、複数の配置位置組み合わせに対応する組み合わせピッキング処理時間を評価することと、前記組み合わせピッキング処理時間に基づいて、前記複数の配置位置組み合わせの中から一つの配置位置組み合わせを決定することと、を一又は複数のプロセッサーが実行する。
【0008】
本開示の他の態様に係る物品管理プログラムは、複数の配置位置に配置される複数の物品の配置位置組み合わせを決定する物品管理プログラムである。前記物品管理プログラムは、前記複数の配置位置のそれぞれに前記複数の物品のそれぞれが配置された場合の個別ピッキング処理時間を取得することと、前記物品のピッキング予測情報を取得することと、前記個別ピッキング処理時間と前記ピッキング予測情報とに基づいて、複数の配置位置組み合わせに対応する組み合わせピッキング処理時間を評価することと、前記組み合わせピッキング処理時間に基づいて、前記複数の配置位置組み合わせの中から一つの配置位置組み合わせを決定することと、を一又は複数のプロセッサーに実行させるための物品管理プログラムである。
【発明の効果】
【0009】
本開示によれば、ピッキング対象の物品を最適な位置に配置することが可能な物品管理システム、物品管理方法、及び物品管理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本開示の実施形態に係る物品管理システムの構成を示すブロック図である。
図2は、本開示の実施形態に係る物品管理システムが適用される施設の構成を模式的に示す図である。
図3は、本開示の実施形態に係る保管棚の一例を示す外観図である。
図4は、本開示の実施形態に係る物品管理システムで利用される商品情報の一例を示す図である。
図5は、本開示の実施形態に係る物品管理システムで利用されるオーダー情報の一例を示す図である。
図6は、本開示の実施形態に係る物品管理システムで利用される搬送情報の一例を示す図である。
図7は、本開示の実施形態に係る物品管理システムで利用される履歴情報の一例を示す図である。
図8は、本開示の実施形態に係る物品管理システムで利用される出荷量情報の一例を示す図である。
図9は、本開示の実施形態に係る物品管理システムにおける物品(商品)の再配置の様子を模式的に示す図である。
図10は、本開示の実施形態に係る物品の配置状態の一例を示す図である。
図11は、本開示の実施形態に係る目的関数のProcessTime(プロセスタイム)の算出例を示す図である。
図12は、本開示の実施形態に係る目的関数のMoveTime(ムーブタイム)の算出例を示す図である。
図13は、本開示の実施形態に係る目的関数のReplaceTime(リプレイスタイム)の算出例を示す図である。
図14は、本開示の実施形態に係る物品の再配置結果の一例を示す図である。
図15は、本開示の実施形態に係る物品管理システムで実行される配置位置決定処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
関連特許
日本電気株式会社
処理装置
1日前
日本電気株式会社
システム
1日前
株式会社MIXI
情報処理装置及びプログラム
1日前
株式会社マーケットヴィジョン
情報処理システム
1日前
株式会社マーケットヴィジョン
情報処理システム
1日前
株式会社GSユアサ
情報処理装置及び端末装置
1日前
株式会社MIXI
情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム
1日前
パイオニア株式会社
予測装置、予測方法、予測プログラム及び記憶媒体
1日前
株式会社Magnolia White
検出装置
1日前
宮川工機株式会社
メンテナンス支援プログラム及びメンテナンス支援システム
1日前
東芝テック株式会社
情報処理装置およびプログラム
1日前
株式会社GSユアサ
回収支援装置、回収支援システム及び回収支援方法
1日前
東芝テック株式会社
情報処理装置及び情報処理プログラム
1日前
キヤノン株式会社
情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
1日前
株式会社リコー
情報処理装置、サービス提供システム、方法およびプログラム
1日前
NECプラットフォームズ株式会社
情報処理装置、情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
1日前
株式会社オリエントコーポレーション
決済方法、仲介サーバ、プログラム、及び購入システム
1日前
ミガロホールディングス株式会社
顔認証方法、顔認証システム、プログラムおよび記録媒体
1日前
ライジングブル投資顧問株式会社
情報生成装置、情報生成システム、および、情報生成プログラム
1日前
他の特許を見る