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公開番号2025115460
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024009922
出願日2024-01-26
発明の名称蓄電モジュール、および蓄電装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類H01M 10/6557 20140101AFI20250731BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】所定の単位セルが発熱した場合に、蓄電モジュール全体への伝熱を抑制可能な蓄電モジュールを提供する。
【解決手段】蓄電モジュール20は、第1方向に交互に並んで配置される第1積層体21および第2積層体22を備え、第1積層体21は、第1方向に配列された複数の第1単位セル211を含み、第2積層体22は、第1方向と直交する上下方向に配列された複数の第2単位セル212を含む。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に交互に並んで配置される第1積層体および第2積層体を備え、
前記第1積層体は、前記第1方向に配列された複数の第1単位セルを含み、
前記第2積層体は、前記第1方向と直交する上下方向に配列された複数の第2単位セルを含む、蓄電モジュール。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第1方向に交互に配置された前記第1積層体および前記第2積層体において、前記第1方向の両端部に前記第1積層体が配置されている、請求項1に記載の蓄電モジュール。
【請求項3】
請求項1または2に記載の蓄電モジュールと、
前記第1積層体および前記第2積層体を冷却する冷却器と、を備えた蓄電装置。
【請求項4】
前記冷却器は、前記第1積層体および前記第2積層体の間の隙間のいずれかを通過しつつ前記上下方向に蛇行しながら前記第1方向に延在するように設けられている、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1積層体および前記第2積層体の各々は、前記第1方向および前記上下方向に直交する軸回りに配置された複数の側面を含み、
前記冷却器は、前記第1積層体が有する前記複数の側面のうち2つの側面と、前記第2積層体が有する前記複数の側面のうち2つの側面を冷却するように蛇行して設けられている、請求項4に記載の蓄電装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、蓄電モジュール、および当該蓄電モジュールを備えた蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
従来の蓄電モジュールとして、国際公開第2020/134054号(特許文献1)には、複数の単位セルが所定の一方向に並んで配置された構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/134054号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のように複数の単位セルが一方向に並んで配置される構成においては、単位セルの最も大きい面積を有する側面が第1方向に並んで配置される。所定の単位セルが発熱した場合には、当該側面が第1方向に膨張し、当該発熱した第1単位セル211に近い側から遠い側に向けて順次単位セルに熱が伝達されていく。これにより、第1方向の広範囲に亘って複数の単位セルに熱が伝達されることが懸念される。
【0005】
本開示は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、本開示の目的は、所定の単位セルが発熱した場合に、蓄電モジュール全体への伝熱を抑制可能な蓄電モジュール、および当該蓄電モジュールを備えた蓄電装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示に基づく蓄電モジュールは、第1方向に交互に並んで配置される第1積層体および第2積層体を備える。上記第1積層体は、上記第1方向に配列された複数の第1単位セルを含む。上記第2積層体は、上記第1方向と直交する上下方向に配列された複数の第2単位セルを含む。
【0007】
一般的に単位セルが発熱した場合には、単位セルの中央部(腹)が膨らんで、隣りに配置された単位セルに熱が伝達される。
【0008】
上記構成によれば、積層方向の異なる第1積層体と第2積層体とを交互に配置することにより、第1積層体に含まれる第1単位セルの腹の向きと、第2積層体に含まれる第2単位セルの腹の向きを異ならせることができる。これにより、第1積層体および第2積層体間で熱伝達を抑制することができる。
【0009】
上記本開示に基づく蓄電モジュールにあっては、上記第1方向に交互に配置された上記第1積層体および上記第2積層体において、上記第1方向の両端部に上記第1積層体が配置されていてもよい。
【0010】
上記構成によれば、第1単位セルの腹が第1方向に並ぶ第1積層体が第1方向の両端部に配置されることにより、第1方向の外側に向けて熱を逃がしやすくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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