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公開番号2025104583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222487
出願日2023-12-28
発明の名称システム
出願人株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250703BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】利便性を向上させることが可能なシステムを提供する。
【解決手段】POS端末25090、タブレット端末(H)25092、タブレット端末(J)25093等の端末は、景品ウェブサービスにより、景品クラウドサーバ25170Cに記憶されている景品マスタ25171、在庫履歴テーブル25172、景品交換履歴テーブル25173等のデータを参照・更新する。また、POS端末25090は、ユーザが獲得した遊技媒体の数量に基づいて景品を交換する景品交換処理において、景品クラウドサーバ25170Cに記憶されている景品マスタ25171を参照し、適宜、在庫履歴テーブル25172等を更新する。景品クラウドサーバ25170Cは、クラウド上に配置された仮想サーバであり、景品クラウドサーバ25170Cに記憶されているデータは、所定タイミングで景品サーバ25170と同期するよう制御される。
【選択図】図397
特許請求の範囲【請求項１】
景品に関する情報である景品情報を記憶可能な景品情報記憶手段を備える第１の装置と通信を行うことが可能であり、前記第１の装置との間で所定情報の送受信を行うことが可能な景品交換端末に関するシステムであって、
前記景品交換端末は、ユーザが所有する価値情報の数量に応じて景品の交換を行うための所定制御を実行可能であることを特徴とするシステム。
続きを表示（約 1,600 文字）【請求項２】
前記景品情報記憶手段に記憶されている景品情報は、所定のタイミングで前記第１の装置とは異なる第２の装置の記憶内容と同期され、
前記景品交換端末は、少なくとも前記第２の装置に送受信することなく前記所定制御を実行することが可能であるように構成されることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
【請求項３】
前記景品交換端末は、
前記所定制御の実行に関して、当該所定制御に係る履歴情報を前記第１の装置に送信可能であり、
前記第１の装置との通信が不能の際に、前記履歴情報を、一時的に記憶しておくように制御することが可能な、請求項２に記載のシステム。
【請求項４】
前記景品情報には、景品の在庫に関する在庫情報を含みうるものであり、
前記景品交換端末を含む装置のいずれかは、前記在庫情報を参照、または更新することが可能であり、
前記在庫情報は、それぞれの景品と前記景品交換端末との対応関係を記憶可能であることを特徴とする、請求項２に記載のシステム。
【請求項５】
前記景品情報には、景品の在庫に関する在庫情報を含みうるものであり、
前記景品交換端末を含む装置のいずれかは、前記在庫情報を参照、または更新することが可能であり、
前記在庫情報は、それぞれの景品に関する在庫グループを記憶し、その景品の在庫の変化に関して前記在庫グループの単位で管理可能であることを特徴とする、請求項２に記載のシステム。
【請求項６】
前記景品交換端末は、
前記所定制御に係る操作を、景品を受け取るユーザが行うことが可能な第１動作モードと、遊技店のスタッフが行うことが可能な第２動作モードで動作可能であり、
前記景品交換端末における前記所定制御で景品交換可能な遊技価値の範囲が、前記第１動作モードと前記第２動作モードで異なるように制御することが可能であることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。
【請求項７】
前記景品交換端末は、
前記スタッフが利用可能な第１表示手段に係る操作が行われた際に、前記第２動作モードから前記第１動作モードへの切り替え、及び前記第１動作モードから前記第２動作モードへの切り替えを行うことが可能であることを特徴とする、請求項６に記載のシステム。
【請求項８】
前記景品交換端末は、景品交換に関する所定の条件を設定可能であり、
前記所定の条件は、前記第１動作モードの場合に適用することが可能であることを特徴とする、請求項７に記載のシステム。
【請求項９】
前記景品交換端末は、
前記第１表示手段と、前記ユーザが利用可能な第２表示手段に対応可能であり、
前記第１動作モードで所定の条件を満たした場合に、前記第２表示手段に、前記第２動作モードで動作する景品交換端末で景品の交換を行うよう誘導するメッセージを表示することが可能であることを特徴とする、請求項８に記載のシステム。
【請求項１０】
前記所定制御は、前記遊技媒体の数量に応じて、それぞれ異なる価値を有する複数種類の景品の交換パターンを計算し、
前記交換パターンは、前記複数の種類の景品のうち、どの種類の景品をそれぞれいくつ交換するかという個数配分パターンであり、
前記交換パターンの計算は、
第１条件を満たす個数配分パターンを求め、
前記第１条件を満たす個数配分パターンが複数ある場合に、そのなかから第２条件を満たす個数配分パターンを求めることによって行われ、
前記第１条件は、前記遊技媒体の数量の余りが最小になることであることを特徴とする、請求項１に記載のシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、コンピュータを用いたシステムに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、パチンコ遊技機やパチスロ遊技機などの遊技機においては、発射された遊技球が転動可能な遊技領域に設けられた通過領域を遊技球が通過したことや開始操作など、所定の可変表示開始条件の成立により、画像表示装置の表示領域上に識別情報としての図柄を変動表示する制御が実行されて、変動表示された図柄を導出表示する制御が実行され、導出表示された図柄が所定の組合せ（特定の表示態様）となった場合に、遊技者に有利な大当り遊技状態に移行するようにしたものが提供されている。
【０００３】
このような遊技機に接続されるサンド装置において、遊技機にメダルを提供し、遊技者は、そこで遊技機による遊技を行う。
【０００４】
例えば、特許文献１には、遊技者が景品交換画面を表示して、景品交換処理を行うことが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００５】
特開２０１８－６８６５３号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００６】
しかしながら、特許文献１のような管理システムを含む既存の遊技システムでは、遊技者の操作に応じて、景品交換が行われるものの、特殊景品の指定や一般景品の指定、余り玉の取り扱いなど、景品に関する操作は柔軟性や利便性の面で十分ではなく、また、遊技システムの設定等が煩雑、または効果的でないという問題もある。
【０００７】
本発明は、利便性を向上させることが可能なシステムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
上記目的を達成するため、本発明は、以下のシステムを提供する。
【０００９】
本発明の第１の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
景品に関する情報である景品情報を記憶可能な景品情報記憶手段を備える第１の装置（例えば、景品クラウドサーバ２５１７０Ｃ）と通信を行うことが可能であり、前記第１の装置との間で所定情報の送受信を行うことが可能な景品交換端末（例えば、ＰＯＳ端末２５０９０）に関するシステム（例えば、遊技システム２５００１）であって、
前記景品交換端末は、ユーザが所有する価値情報の数量（例えば、持ち玉・持ちメダルや貯玉・貯メダルの数量）に応じて景品の交換を行うための所定制御を実行可能であることを特徴とするシステム。
【００１０】
本発明の第２の実施態様に係る発明は、第１の実施態様において下記の構成を有する。
前記景品情報記憶手段に記憶されている景品情報は、所定のタイミングで前記第１の装置とは異なる第２の装置（例えば、景品サーバ２５１７０）の記憶内容と同期され、
前記景品交換端末は、少なくとも前記第２の装置に送受信することなく前記所定制御を実行することが可能であるように構成される。
（【００１１】以降は省略されています）

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