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公開番号
2025103724
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023221321
出願日
2023-12-27
発明の名称
コーヒーミル
出願人
HARIO株式会社
,
東莞厚街赤嶺通用電器制造有限公司
代理人
弁理士法人エビス国際特許事務所
主分類
B02C
18/06 20060101AFI20250702BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】煎ったコーヒー豆の粉砕物の静電気を効率的に除去することが可能なコーヒーミルを提供する。
【解決手段】コーヒーミルは、煎ったコーヒー豆を粉砕する粉砕部と、粉砕部で粉砕されたコーヒー豆の粉砕物を受容する粉砕物受容器と、粉砕部と粉砕物受容器とを繋ぐ流通路において、流通路内を流通する粉砕物に対し、イオンを発生して放出するイオン発生放出部と、イオン発生放出部にてイオンを発生するための高電圧電流を生成するイオン発生用電源とを備える。イオン発生放出部とイオン発生用電源とは、離間しつつ電気的に接続されており、流通路は、閉鎖された流通断面を有し、水平方向に湾曲しつつ下方向に傾斜した構成を有しており、イオン発生放出部は、流通路における粉砕物の流通方向に対して対向するようにイオンを放出する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
煎ったコーヒー豆を粉砕する粉砕部と、
前記粉砕部で粉砕された前記コーヒー豆の粉砕物を受容する粉砕物受容器と、
前記粉砕部と前記粉砕物受容器とを繋ぐ流通路において、前記流通路内を流通する前記粉砕物に対し、イオンを発生して放出するイオン発生放出部と、
前記イオン発生放出部にてイオンを発生するための高電圧電流を生成するイオン発生用電源と、を備え、
前記イオン発生放出部と前記イオン発生用電源とは、離間しつつ電気的に接続されており、
前記流通路は、閉鎖された流通断面を有し、水平方向に湾曲しつつ下方向に傾斜した構成を有しており、
前記イオン発生放出部は、前記流通路における前記粉砕物の流通方向に対して対向するようにイオンを放出する、
ことを特徴とするコーヒーミル。
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【請求項2】
前記流通路に開放可能な開放蓋を設けたことを特徴とする請求項1に記載のコーヒーミル。
【請求項3】
前記イオン発生用電源は、前記粉砕部と前記流通路と前記イオン発生放出部とを有する本体部におけるデッドスペースに配置されることを特徴とする請求項1に記載のコーヒーミル。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、コーヒーミルに関し、特にコーヒー豆の粉砕物に帯電した静電気を除去するコーヒーミルに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
コーヒーミルは、煎ったコーヒー豆を粉砕して粉砕物を得るものであるが、その粉砕物が静電気を帯びた状態であると、コーヒーミル自体、及び、粉砕物を包装する袋等の容器にその粉砕物が付着してしまい、取り扱いが厄介になる問題がある。そこで、煎ったコーヒー豆を粉砕して得られる粉砕物に帯電した静電気を除去する機能を備えたコーヒーミルが知られている。
【0003】
例えば特許文献1に記載のコーヒー挽き器(コーヒーミル)が備える静電気除去部は、高電圧を用いたコロナ放電によりイオンを生じさせて粉砕物の落下経路を横切る方向へイオンを放出することにより、粉砕物の静電気を除去する。この静電気除去部は、粉砕物の落下経路の何れかの高さ又は全域において、粉砕物の通過範囲よりも広い領域にイオンを放出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第6033364号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のコーヒー挽き器では、粉砕部で粉砕された粉砕物が出口筒より排出されて鉛直方向下方へと勢いよく落下する短い時間中に、その粉砕物に対して静電気除去部により放出されたイオンを当てている。そして、この静電気除去部より放出されるイオンは、開放された空間に拡散してしまう。そのため、このコーヒー挽き器では、粉砕部から落下する粉砕物にイオンが効率的に当たらず、粉砕物に帯電した静電気を効率的にイオンによって中和除去されない虞がある。
【0006】
本発明は、このような事情に対処するために提案されたものであり、煎ったコーヒー豆の粉砕物の静電気を効率的に除去することが可能なコーヒーミルを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るコーヒーミルは、煎ったコーヒー豆を粉砕する粉砕部と、前記粉砕部で粉砕された前記コーヒー豆の粉砕物を受容する粉砕物受容器と、前記粉砕部と前記粉砕物受容器とを繋ぐ流通路において、前記流通路内を流通する前記粉砕物に対し、イオンを発生して放出するイオン発生放出部と、前記イオン発生放出部にてイオンを発生するための高電圧電流を生成するイオン発生用電源と、を備え、前記イオン発生放出部と前記イオン発生用電源とは、離間しつつ電気的に接続されており、前記流通路は、閉鎖された流通断面を有し、水平方向に湾曲しつつ下方向に傾斜した構成を有しており、前記イオン発生放出部は、前記流通路における前記粉砕物の流通方向に対して対向するようにイオンを放出する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、煎ったコーヒー豆の粉砕物の静電気を効率的に除去することが可能なコーヒーミルを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係るコーヒーミルの外観を模式的に示す斜視図である。
本実施形態に係るコーヒーミルのカバー部を取り外した状態(正面側)を模式的に示す側面図である。
本実施形態に係るコーヒーミルのカバー部を取り外した状態(背面側)を模式的に示す側面図である。
本実施形態に係るコーヒーミルのカバー部を取り外し、更に開放蓋を取り外した状態を斜め上方向(矢印Y方向と矢印Z方向との間の方向)から模式的に示す斜視図である。
本実施形態に係るコーヒーミルのカバー部を取り外し、更に開放蓋を取り外した状態を上方向(矢印Y方向)から模式的に示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の実施形態(本実施形態)に係るコーヒーミルについて、図1~図5を参照しながら説明する。図1~図5において、同一の構成については、説明を省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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