TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025092631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025055351
出願日2025-03-28
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技興趣の向上。
【解決手段】パチンコ遊技機PZ9は、図柄変動(変動演出)中において所定の表示(操作ゲーム画像G952、G980の表示)がなされた場合に、複数の操作からなる第1の順次操作(第1の操作ゲームで指示される4回の操作をタイミング良く行う操作)を受け付けることと、第2の順次操作(第2の操作ゲームで指示される8回の操作をタイミング良く行う操作)を受け付けることが可能である。第1の順次操作がなされた場合に特定演出(盤上可動体駆動演出)が実行される確率(第1特別抽選テーブルに基づく盤上可動体駆動演出の実行確率)と、第2の順次操作がなされた場合に特定演出が実行される確率(第2特別抽選テーブルに基づく盤上可動体駆動演出の実行確率)とが異なる。
【選択図】図130
特許請求の範囲【請求項1】
所定図柄を変動表示させる図柄変動を実行可能であり、
前記図柄変動中において特定演出を実行可能であり、
前記図柄変動中において所定の表示がなされた場合に、複数の操作からなる第1の順次操作を受け付けることと、前記第1の順次操作とは少なくとも一部の操作が異なる第2の順次操作を受け付けることが可能であり、
前記第1の順次操作がなされた場合に前記特定演出が実行される確率と、前記第2の順次操作がなされた場合に前記特定演出が実行される確率とが異なることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遊技機であって、
前記図柄変動中において前記特定演出の実行確率が変更された場合に、第3の操作を受け付けることが可能であり、
前記第3の操作がなされた場合には前記特定演出の実行確率を変更前の確率に戻すことが可能であることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 5,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、遊技機の一例であるパチンコ遊技機として、例えば下記特許文献1に記載されているように、ダンスリーチやバレーリーチといったリーチ演出を実行する際に、可動体である上側装飾ユニットを2段上昇させるという所定の可動パターンで動作させる可動体演出などの種々の演出を実行することにより、大当たりの当選に期待させる遊技機が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-150523号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されている遊技機では、可動体を所定の可動パターンで動作させる可動体演出などの演出の実行確率は、リーチ演出の種類等に応じた一の実行確率に定められていて常に一定であり、遊技内容に応じて変化することはなく、興趣向上のためにはこの点に改良の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の遊技機は、
所定図柄を変動表示させる図柄変動を実行可能であり、
前記図柄変動中において特定演出を実行可能であり、
前記図柄変動中において所定の表示がなされた場合に、複数の操作からなる第1の順次操作を受け付けることと、前記第1の順次操作とは少なくとも一部の操作が異なる第2の順次操作を受け付けることが可能であり、
前記第1の順次操作がなされた場合に前記特定演出が実行される確率と、前記第2の順次操作がなされた場合に前記特定演出が実行される確率とが異なることを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、演出の実行確率を変える新規の操作演出を通じて、遊技興趣を向上可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
基本実施形態に係る図であり、遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。
(A)は遊技状態の種類を示す説明図であり、(B)は大当たり遊技の種類を示す説明図である。
(A)は大当たり遊技の流れを示すタイムチャートであり、(B)は小当たり遊技の流れを示すタイムチャートであり、(C)は補助遊技の流れを示すタイムチャートである。
演出モードの種類を示す説明図である。
特図変動演出の通常変動の具体例を示す説明図である。
特図変動演出のNリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPSPリーチの具体例を示す説明図である。
保留演出の具体例を示す説明図である。
可動体演出の具体例を示す説明図である。
操作演出の具体例を示す説明図である。
遊技機の制御に関わる部分の第1のブロック図である。
変動パターン判定テーブルの具体例である。
先読み判定テーブルの具体例である。
図柄判定テーブルの具体例である。
遊技機の第1の具体例を示す斜視図である。
特図変動演出の演出フローの第1の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第1の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はボイス音量選択テーブルの具体例であり、(C)はカットイン予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第1の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第1の具体例であり、図21の続きを示す説明図である。
カットイン予告の具体例を示す説明図である。
ルーレット予告の第1の具体例を示す説明図である。
遊技機の第2の具体例を示す斜視図である。
可動体の第1の具体例を示す説明図である。
特図変動演出の演出フローの第2の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第2の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はギミック光量選択テーブルの具体例であり、(C)はギミック予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第2の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第2の具体例であり、図29の続きを示す説明図である。
ギミック予告の第1の具体例を示す説明図である。
ルーレット予告の第2の具体例を示す説明図である。
遊技機の第3の具体例を示す斜視図である。
可動体の第2の具体例を示す説明図である。
特図変動演出の演出フローの第3の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第3の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はギミック光量選択テーブルの具体例であり、(C)はギミック予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第3の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第3の具体例であり、図37の続きを示す説明図である。
ギミック予告の第2の具体例を示す説明図である。
第4実施形態に係る特図判定テーブルである。
(A)低ベース状態における特図1に係る特図変動パターン判定テーブルであり、(B)高ベース状態における特図2に係る特図変動パターン判定テーブルである。
(A)通常演出モードのうち昼演出モードの表示部を示す図であり、(B)通常演出モードのうち夜祭り演出モードの表示部を示す図である。
夜祭り演出モードにおける演出図柄の態様を示す図である。
夜祭り演出モードにおける演出図柄を用いた変動演出の具体例を示す図である。
夜祭り演出モードにおける串画像を用いた祭り専用演出の具体例を示す図である。
夜祭り演出モードにおいてハズレ変動である場合の変動演出と祭り専用演出の実行例を示す図である。
夜祭り演出モードにおいて大当たり変動である場合の変動演出と祭り専用演出の実行例を示す図である。
夜祭り演出モードにおける各種の予告演出の抽選テーブルであり、(A)は串チャンス予告の抽選テーブルであり、(B)は画面変形予告の抽選テーブルであり、(C)は流線エフェクト予告の抽選テーブルである。
夜祭り演出モードにおける画面変形予告の具体例を示す図である。
画面変形予告における変形パターンの種類を示すタイミングチャートである。
画面変形予告中に、流線エフェクト予告が実行される場合の具体例を示す図である。
画面変形予告中に、所定のエラー(振動エラー)の検出に基づくエラー報知がなされた場合の具体例を示す図である。
第5実施形態に係る遊技機の正面図である。
音量設定値を変更可能であることを示す図である。
光量設定値を変更可能であることを示す図である。
変動演出パターン選択テーブルである。
変動演出パターンに応じた演出フローを示す図である。
対バンリーチの具体例を示す図である。
図60に続く対バンリーチの具体例を示す図である。
ソロリーチの具体例を示す図である。
図62に続くソロリーチの具体例を示す図である。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であって休憩画像の表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であってバンド演奏の画像表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であってバンド演奏の画像表示中にエラー検知に基づくエラー報知がなされ、該エラー報知の期間中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
演出制御部を簡単化して示すブロック図である。
演出制御部が行う音量変更処理のフローチャートである。
声援カットイン予告の抽選テーブルである。
声援カットイン予告の具体例を示す図である。
第6実施形態に係る変動演出パターン選択テーブルである。
第6実施形態に係る変動演出パターンに応じた演出フローを示す図である。
イルミネーションリーチの具体例を示す図である。
図74に続くイルミネーションリーチの具体例を示す図である。
キャンプファイアリーチの具体例を示す図である。
図76に続くキャンプファイアリーチの具体例を示す図である。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合であって休憩画像の表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合であってイルミネーションのシーンの表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合であってイルミネーションのシーンの表示中にエラー検知に基づくエラー報知がなされ、該エラー報知の期間中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
第7実施形態に係る遊技機の正面図である。
同遊技機の遊技制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
同遊技機の演出制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
同遊技機の裏側を示す斜視図である。
第7実施形態に係る特図判定テーブルである。
「1」~「6」までの各内部状態(設定値)に応じた大当たり判定テーブルである。
(A)低ベース状態における特図1に係る特図変動パターン判定テーブルであり、(B)高ベース状態における特図2に係る特図変動パターン判定テーブルである。
(A)遊技制御基板と遊技制御基板ケースとを示す斜視図であり、(B)遊技制御基板と遊技制御基板ケースとを示す正面図である。
遊技制御基板と遊技制御基板ケースとを示す分解斜視図である。
7セグ表示器を示す正面図である。
電源投入時に行うことが可能な操作の種類を示す表である。
設定変更モード移行操作からRAMクリアスイッチ操作(設定値の変更操作)を経て設定確定操作をした場合の演出態様の変化を説明するための図である。
(A)7セグ表示器にエラー表示が実行される場合を示す図であり、(B)表示画面での操作示唆画像と、スピーカから出力されるエラー音と、枠ランプ及び盤ランプでのエラー発光態様とを示す図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
電源投入時処理のフローチャートである。
設定変更モード処理のフローチャートである。
設定値確認モード処理のフローチャートである。
電断復旧時処理のフローチャートである。
エラーモード処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述に任意のフローチャートがある場合、そのフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。
【0009】
<基本実施形態>
後に、本発明の遊技機の各実施形態を説明するが、まず、各実施形態の基礎となる基本実施形態を説明する。基本実施形態では、本発明の遊技機を、パチンコ遊技機PY1に適用している。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
【0010】
1.遊技機の構造
最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1を用いて説明する。図1は、パチンコ遊技機PY1の正面図である。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
玩具
5日前
個人
ゲーム玩具
1か月前
個人
玩具
5か月前
個人
フィギュア
5か月前
個人
盤上遊戯具
5か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3日前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
株式会社三共
遊技機
3か月前
続きを見る