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公開番号2025092630
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025055325
出願日2025-03-28
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】興趣の向上。
【解決手段】パチンコ遊技機PZ8は、所定の抽選(大当たり抽選)において特定の抽選結果(大当たり当選)となる確率が互いに異なる複数の内部状態(内部状態「1」~内部状態「6」)の何れかに設定可能であり、所定図柄(特別図柄)を変動表示させる図柄変動(特図変動)の実行中において表示手段(画像表示装置50)を用いて所定の表示(操作ゲーム画像G922の表示)を行った場合、遊技者による所定の操作手段(上下左右ボタン43、Aボタン44、Bボタン45)の操作によって所定条件(ミスなく全ての操作が入力されること)が満たされたことに基づいて、内部状態を複数の内部状態のうち現在とは異なる内部状態に変更可能である。
【選択図】図119
特許請求の範囲【請求項1】
所定の抽選において特定の抽選結果となる確率が互いに異なる複数の内部状態の何れかに設定可能であり、
所定図柄を変動表示させる図柄変動の実行中に表示手段を用いて所定の表示を実行可能であり、
前記所定の表示を行った場合、遊技者による所定の操作手段の操作によって所定条件が満たされたことに基づいて、前記内部状態を前記複数の内部状態のうち現在とは異なる内部状態に変更可能であることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遊技機であって、
前記内部状態の変更がなされた場合、当該変更後すぐに、前記内部状態の変更がなされたことを示唆する特定表示を実行可能であることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、遊技機の一例であるパチンコ遊技機として、例えば下記特許文献1に記載されているように、大当たり当選確率が互いに異なる設定1~設定6までの6段階の内部状態の何れかに設定して、その設定された内部状態で遊技者に遊技を行わせる遊技機が知られている。このような遊技機では、遊技店(ホール)の意向に応じて、遊技機における大当たり当選確率を変更することが可能であった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-054660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されている遊技機では、設定1~6までの各内部状態の変更のためには、電源投入に際して設定変更モードに移行させることが必要であり、設定変更モードに移行させるためには、パチンコ遊技機の裏側に配置されている設定キーシリンダやRAMクリアスイッチを操作しつつ電源スイッチを操作する必要があった。このため、内部状態の変更ができる者は、遊技店の従業員等に限られ、遊技者が変更できることは一切なく、興趣向上のためには、この点に改良の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の遊技機は、
所定の抽選において特定の抽選結果となる確率が互いに異なる複数の内部状態の何れかに設定可能であり、
所定図柄を変動表示させる図柄変動の実行中に表示手段を用いて所定の表示を実行可能であり、
前記所定の表示を行った場合、遊技者による所定の操作手段の操作によって所定条件が満たされたことに基づいて、前記内部状態を前記複数の内部状態のうち現在とは異なる内部状態に変更可能であることを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、特定の抽選結果となる確率を定めた内部状態を現在の内部状態から別の内部状態へと遊技者が変更可能であるため、興趣の向上が可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
基本実施形態に係る図であり、遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。
(A)は遊技状態の種類を示す説明図であり、(B)は大当たり遊技の種類を示す説明図である。
(A)は大当たり遊技の流れを示すタイムチャートであり、(B)は小当たり遊技の流れを示すタイムチャートであり、(C)は補助遊技の流れを示すタイムチャートである。
演出モードの種類を示す説明図である。
特図変動演出の通常変動の具体例を示す説明図である。
特図変動演出のNリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPSPリーチの具体例を示す説明図である。
保留演出の具体例を示す説明図である。
可動体演出の具体例を示す説明図である。
操作演出の具体例を示す説明図である。
遊技機の制御に関わる部分の第1のブロック図である。
変動パターン判定テーブルの具体例である。
先読み判定テーブルの具体例である。
図柄判定テーブルの具体例である。
遊技機の第1の具体例を示す斜視図である。
特図変動演出の演出フローの第1の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第1の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はボイス音量選択テーブルの具体例であり、(C)はカットイン予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第1の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第1の具体例であり、図21の続きを示す説明図である。
カットイン予告の具体例を示す説明図である。
ルーレット予告の第1の具体例を示す説明図である。
遊技機の第2の具体例を示す斜視図である。
可動体の第1の具体例を示す説明図である。
特図変動演出の演出フローの第2の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第2の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はギミック光量選択テーブルの具体例であり、(C)はギミック予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第2の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第2の具体例であり、図29の続きを示す説明図である。
ギミック予告の第1の具体例を示す説明図である。
ルーレット予告の第2の具体例を示す説明図である。
遊技機の第3の具体例を示す斜視図である。
可動体の第2の具体例を示す説明図である。
特図変動演出の演出フローの第3の具体例を示す説明図である。
演出制御部の第3の具体例を示す説明図である。
(A)はキャラボイス予告選択テーブルの具体例であり、(B)はギミック光量選択テーブルの具体例であり、(C)はギミック予告選択テーブルの具体例である。
キャラボイス予告の第3の具体例を示す説明図である。
キャラボイス予告の第3の具体例であり、図37の続きを示す説明図である。
ギミック予告の第2の具体例を示す説明図である。
第4実施形態に係る特図判定テーブルである。
(A)低ベース状態における特図1に係る特図変動パターン判定テーブルであり、(B)高ベース状態における特図2に係る特図変動パターン判定テーブルである。
(A)通常演出モードのうち昼演出モードの表示部を示す図であり、(B)通常演出モードのうち夜祭り演出モードの表示部を示す図である。
夜祭り演出モードにおける演出図柄の態様を示す図である。
夜祭り演出モードにおける演出図柄を用いた変動演出の具体例を示す図である。
夜祭り演出モードにおける串画像を用いた祭り専用演出の具体例を示す図である。
夜祭り演出モードにおいてハズレ変動である場合の変動演出と祭り専用演出の実行例を示す図である。
夜祭り演出モードにおいて大当たり変動である場合の変動演出と祭り専用演出の実行例を示す図である。
夜祭り演出モードにおける各種の予告演出の抽選テーブルであり、(A)は串チャンス予告の抽選テーブルであり、(B)は画面変形予告の抽選テーブルであり、(C)は流線エフェクト予告の抽選テーブルである。
夜祭り演出モードにおける画面変形予告の具体例を示す図である。
画面変形予告における変形パターンの種類を示すタイミングチャートである。
画面変形予告中に、流線エフェクト予告が実行される場合の具体例を示す図である。
画面変形予告中に、所定のエラー(振動エラー)の検出に基づくエラー報知がなされた場合の具体例を示す図である。
第5実施形態に係る遊技機の正面図である。
音量設定値を変更可能であることを示す図である。
光量設定値を変更可能であることを示す図である。
変動演出パターン選択テーブルである。
変動演出パターンに応じた演出フローを示す図である。
対バンリーチの具体例を示す図である。
図60に続く対バンリーチの具体例を示す図である。
ソロリーチの具体例を示す図である。
図62に続くソロリーチの具体例を示す図である。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であって休憩画像の表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であってバンド演奏の画像表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様の対バンリーチが行われる場合であってバンド演奏の画像表示中にエラー検知に基づくエラー報知がなされ、該エラー報知の期間中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
演出制御部を簡単化して示すブロック図である。
演出制御部が行う音量変更処理のフローチャートである。
声援カットイン予告の抽選テーブルである。
声援カットイン予告の具体例を示す図である。
第6実施形態に係る変動演出パターン選択テーブルである。
第6実施形態に係る変動演出パターンに応じた演出フローを示す図である。
イルミネーションリーチの具体例を示す図である。
図74に続くイルミネーションリーチの具体例を示す図である。
キャンプファイアリーチの具体例を示す図である。
図76に続くキャンプファイアリーチの具体例を示す図である。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合であって休憩画像の表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされる場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合であってイルミネーションのシーンの表示中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
失敗態様のイルミネーションリーチが行われる場合であってイルミネーションのシーンの表示中にエラー検知に基づくエラー報知がなされ、該エラー報知の期間中に音量変更操作および光量変更操作がなされた場合におけるスピーカの演出音の音量の変化、並びに、盤ランプおよび枠ランプの演出発光の光量の変化を示すタイミングチャートである。
第7実施形態に係る遊技機の正面図である。
同遊技機の遊技制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
同遊技機の演出制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
同遊技機の裏側を示す斜視図である。
第7実施形態に係る特図判定テーブルである。
「1」~「6」までの各内部状態(設定値)に応じた大当たり判定テーブルである。
(A)低ベース状態における特図1に係る特図変動パターン判定テーブルであり、(B)高ベース状態における特図2に係る特図変動パターン判定テーブルである。
(A)遊技制御基板と遊技制御基板ケースとを示す斜視図であり、(B)遊技制御基板と遊技制御基板ケースとを示す正面図である。
遊技制御基板と遊技制御基板ケースとを示す分解斜視図である。
7セグ表示器を示す正面図である。
電源投入時に行うことが可能な操作の種類を示す表である。
設定変更モード移行操作からRAMクリアスイッチ操作(設定値の変更操作)を経て設定確定操作をした場合の演出態様の変化を説明するための図である。
(A)7セグ表示器にエラー表示が実行される場合を示す図であり、(B)表示画面での操作示唆画像と、スピーカから出力されるエラー音と、枠ランプ及び盤ランプでのエラー発光態様とを示す図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
電源投入時処理のフローチャートである。
設定変更モード処理のフローチャートである。
設定値確認モード処理のフローチャートである。
電断復旧時処理のフローチャートである。
エラーモード処理のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の実施形態の例を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。尚、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述に任意のフローチャートがある場合、そのフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。
【0009】
<基本実施形態>
後に、本発明の遊技機の各実施形態を説明するが、まず、各実施形態の基礎となる基本実施形態を説明する。基本実施形態では、本発明の遊技機を、パチンコ遊技機PY1に適用している。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
【0010】
1.遊技機の構造
最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1を用いて説明する。図1は、パチンコ遊技機PY1の正面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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