TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025092621
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2025054884
出願日
2025-03-28
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社サンセイアールアンドディ
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【解決手段】CPUは、第1の割り込み禁止命令を実行したあと、スタックポインタに第1のアドレス値をセットする第1のLD命令と、スタックポインタに、前記第1のアドレス値とは異なる第2のアドレス値をセットする第4のLD命令と、を実行可能であり、第1のLD命令は、遊技機の電源が投入されてから最初のタイマ割り込み処理が実行されるまでに1回実行され、第4のLD命令は、1回のタイマ割り込み処理内において複数回実行される。
【選択図】図125
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技島に固定される外枠と、
前記外枠と開閉可能に取り付けられると共に、開口部を設けた前枠と、
前記前枠と開閉可能に取り付けられると共に、前記外枠と開閉可能に取り付けられる内枠と、
前記内枠に着脱可能に取り付けられると共に、前記開口部を介して視認可能な遊技領域が形成される遊技盤と、
前記遊技盤の下方の前記内枠に取り付けられ、前記遊技領域へ向かって遊技球を発射可能な発射装置と、
前記遊技盤の下方の前記内枠の後側に取り付けられる電源基板を収容する電源基板ボックスと、
前記遊技盤の後側に取り付けられ、遊技の進行を制御する遊技制御マイクロプロセッサおよび前記遊技制御マイクロプロセッサをリセットするリセット回路が実装される遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボックスと、
前記遊技盤の後側であって前記遊技制御基板ボックスとは異なる位置に取り付けられ、前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出の進行を制御可能な演出制御マイクロプロセッサが実装された演出制御基板を収容する演出制御基板ボックスと、
を備える遊技機であって、
前記遊技制御マイクロプロセッサには、
CPUと、
前記CPUで実行するプログラム、および、前記プログラムにより参照される情報が格納されたROMと、
前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAMと、
ウォッチドッグタイマと、
が少なくとも内蔵され、
前記CPUは、
1バイトの複数の汎用レジスタと、
1バイトのインタラプトレジスタと、
2バイトのスタックポインタと、
を少なくとも有し、
前記CPUは、
前記遊技機の電源が投入され、その後、前記リセット回路による前記遊技制御マイクロプロセッサのリセットが解除されると、割り込みを禁止にする第1の割り込み禁止命令と、
前記第1の割り込み禁止命令を実行したあと、前記スタックポインタに第1のアドレス値をセットする第1のLD命令と、
前記複数の汎用レジスタのうち第1のレジスタに、前記ROMに記憶される2バイトの割り込みベクタアドレステーブルの上位バイトをセットする第2のLD命令と、
前記インタラプトレジスタに、前記第1のレジスタの値をセットする第3のLD命令と、
前記ウォッチドッグタイマのコマンドレジスタに、第1の所定値をライトする第1のOUT命令と、
前記割り込みを許可する第1の割り込み許可命令と、
を前記遊技機の電源が投入されてから最初のタイマ割り込み処理を実行するまでに実行し、
前記CPUは、
前記スタックポインタに、前記第1のアドレス値とは異なる第2のアドレス値をセットする第4のLD命令と、
前記ウォッチドッグタイマのコマンドレジスタに、第2の所定値をライトする第2のOUT命令と、
前記割り込みを許可する第2の割り込み許可命令と、
を少なくとも含む前記タイマ割り込み処理を実行可能であり、
前記第1のLD命令は、前記遊技機の電源が投入されてから最初の前記タイマ割り込み処理が実行されるまでに1回実行され、
前記第4のLD命令は、1回の前記タイマ割り込み処理内において複数回実行され、
前記遊技制御マイクロプロセッサは、前記第2のOUT命令が実行されたあと、予め定めた期間内に、前記第2のOUT命令が実行されないと、前記リセット回路による前記遊技制御マイクロプロセッサへのリセットが解除されたままの状態で、前記ウォッチドッグタイマでリセットされる、
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、始動口への遊技球の入賞を契機として遊技の制御処理を行う遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-162853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、効率的な制御処理については改良の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
遊技島に固定される外枠(51)と、
前記外枠と開閉可能に取り付けられると共に、開口部(54)を設けた前枠(53)と、
前記前枠と開閉可能に取り付けられると共に、前記外枠と開閉可能に取り付けられる内枠(52)と、
前記内枠に着脱可能に取り付けられると共に、前記開口部を介して視認可能な遊技領域(3)が形成される遊技盤(2)と、
前記遊技盤の下方の前記内枠に取り付けられ、前記遊技領域へ向かって遊技球を発射可能な発射装置(112)と、
前記遊技盤の下方の前記内枠の後側に取り付けられる電源基板(162)を収容する電源基板ボックス(450)と、
前記遊技盤の後側に取り付けられ、遊技の進行を制御する遊技制御マイクロプロセッサ(81)および前記遊技制御マイクロプロセッサをリセットするリセット回路(159)が実装される遊技制御基板(80)を収容する遊技制御基板ボックス(430)と、
前記遊技盤の後側であって前記遊技制御基板ボックスとは異なる位置に取り付けられ、前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出の進行を制御可能な演出制御マイクロプロセッサ(91)が実装された演出制御基板(90)を収容する演出制御基板ボックス(420)と、
を備える遊技機(1)であって、
前記遊技制御マイクロプロセッサには、
CPU(82)と、
前記CPUで実行するプログラム、および、前記プログラムにより参照される情報が格納されたROM(83)と、
前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAM(84)と、
ウォッチドッグタイマ(89b)と、
が少なくとも内蔵され、
前記CPUは、
1バイトの複数の汎用レジスタと、
1バイトのインタラプトレジスタと、
2バイトのスタックポインタと、
を少なくとも有し、
前記CPUは、
前記遊技機の電源が投入され、その後、前記リセット回路による前記遊技制御マイクロプロセッサのリセットが解除されると、割り込みを禁止にする第1の割り込み禁止命令(図125の電源投入処理における2行目のDI命令)と、
前記第1の割り込み禁止命令を実行したあと、前記スタックポインタに第1のアドレス値(ADRSSP:0F200H)をセットする第1のLD命令(図125の電源投入処理における3行目のLD命令)と、
前記複数の汎用レジスタのうち第1のレジスタ(Aレジスタ)に、前記ROMに記憶される2バイトの割り込みベクタアドレステーブルの上位バイト(TINTTB)をセットする第2のLD命令(図125の電源投入処理における4行目のLD命令)と、
前記インタラプトレジスタに、前記第1のレジスタ(Aレジスタ)の値をセットする第3のLD命令(図127の電源投入処理における2行目のLD命令)と、
前記ウォッチドッグタイマのコマンドレジスタ(DWCM)に、第1の所定値(55H、クリア&リスタート)をライトする第1のOUT命令(図127の電源投入処理における17行目のOUT命令)と、
前記割り込みを許可する第1の割り込み許可命令(図129の電源投入処理における46行目のEI命令)と、
を前記遊技機の電源が投入されてから最初のタイマ割り込み処理(図16のメイン側タイマ割り込み処理である図139および図140のタイマINT処理)を実行するまでに実行し、
前記CPUは、
前記スタックポインタに、前記第1のアドレス値とは異なる第2のアドレス値(ADSSSP:0F300H)をセットする第4のLD命令(図139のタイマINT処理における13行目のCALLEX命令により呼び出される図197の外-タイマINT処理における2行目のLD命令、図139のタイマINT処理における9行目のLD命令でタイマINT処理テーブル「TINTBL」のアドレスがセットされ、図136の遊技制御処理における15行目のCALLEX命令により呼び出される図191の外-定周期処理における2行目のLD命令)と、
前記ウォッチドッグタイマのコマンドレジスタ(DWCM)に、第2の所定値(55H、クリア&リスタート)をライトする第2のOUT命令(図140のタイマINT処理における16行目のOUT命令)と、
前記割り込みを許可する第2の割り込み許可命令(図140のタイマINT処理における18行目のEI命令)と、
を少なくとも含む前記タイマ割り込み処理(図16のメイン側タイマ割り込み処理である図139および図140のタイマINT処理)を実行可能であり、
前記第1のLD命令は、前記遊技機の電源が投入されてから最初の前記タイマ割り込み処理が実行されるまでに1回実行され、
前記第4のLD命令は、1回の前記タイマ割り込み処理内において複数回実行され、
前記遊技制御マイクロプロセッサは、前記第2のOUT命令が実行されたあと、予め定めた期間(タイムアウト時間:32.8ms)内に、前記第2のOUT命令が実行されないと、前記リセット回路による前記遊技制御マイクロプロセッサへのリセットが解除されたままの状態で、前記ウォッチドッグタイマでリセットされる、
ことを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、効率的な制御処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
遊技機の正面図である。
表示器類の拡大図である。
遊技機の主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
遊技機のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
メインROMおよびメインRAMを説明するための図である。
サブROMおよびサブRAMを説明するための図である。
遊技機において使用される各種の乱数を説明するための図である。
判定テーブルT1~T4を説明するための図である。
大当たり種別判定テーブルT5の説明図である。
非時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
電チュー開放パターン判定テーブルT7の説明図である。
大入賞口開放パターン判定テーブルT8の説明図である。
V開閉部材開放パターン判定テーブルT9の説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
始動口センサ検出処理のフローチャートである。
特図2事前判定処理のフローチャートである。
特図1事前判定処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
大当たり判定処理のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第1のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第2のフローチャートである。
特別図柄変動中処理のフローチャートである。
特別図柄確定処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
遊技状態リセット処理のフローチャートである。
特別電動役物処理のフローチャートである。
V開閉部材動作処理のフローチャートである。
遊技状態設定処理のフローチャートである。
V領域センサ検出処理のフローチャートである。
保留球数処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理を示すフローチャートである。
サブ側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
先読み演出決定処理のフローチャートである。
事前判定情報記憶領域の構成を説明するための図である。
先読み演出パターン決定テーブルT51の説明図である。
変動演出開始処理のフローチャートである。
基幹演出パターン決定テーブルT52の説明図である。
チャンスアップ演出パターン決定テーブルT53の説明図である。
変動演出中処理のフローチャートである。
表示制御処理のフローチャートである。
第1可動役物14の移動態様を例示した説明図である。
第1可動役物14の第2態様を例示した説明図である。
第2可動役物15の第2態様を例示した説明図である。
枠可動役物69の第2態様を例示した説明図である。
サブ表示画面64の表示演出を例示した説明図である。
センサの位置を説明するための図である。
電源投入処理のフローチャートである。
電源断監視処理のフローチャートである。
サブ側RAMクリア処理のフローチャートである。
サブ側電源断復帰処理のフローチャートである。
RAMクリア時演出を説明するための図である。
電源断復帰時演出を説明するための図である。
役物エラー解除処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰処理のフローチャートである。
可動役物初期動作処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰動作1を説明するための図である。
可動役物原点復帰動作2を説明するための図である。
可動役物初期動作を説明するための図である。
可動役物以外の初期動作を説明するための図である。
リトライ動作を説明するための図である。
可動役物初期動作中の変動演出を説明するための図である。
エラー監視処理のフローチャートである。
エラー報知処理1のフローチャートである。
エラー報知処理2のフローチャートである。
エラー報知を説明するための図である。
可動役物のLED演出を説明するための図である。
遊技領域の説明のための区分を示す説明図である。
センターユニットの上部構造を説明するための図である。
入賞口ユニット、および、センターユニットの左下部構造を示す正面図である。
入賞口ユニットを示す斜視図である。
入賞口ユニットの入球口を区別するための表示を示す説明図である。
センターユニットの左下部構造を示す斜視図である。
(A)は補強ユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
(A)は透明カバーユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
流路ユニットを示す正面図である。
流路ユニットを示す斜視図である。
障害釘の形状などの説明図である。
遊技機の背面図である。
主制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
主制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図85の続きを示す概略図である。
図84の領域A1の拡大図である。
図84の領域A2の拡大図である。
図84の領域A3の拡大図(A)、領域A4の拡大図(B)である。
サブ制御基板および画像制御基板のMPU実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
サブ制御基板および画像制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図91の続きを示す概略図である。
図90の領域Bの拡大図である。
図90の領域Cの拡大図である。
電源基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
電源基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図96の続きを示す概略図である。
払出制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
払出制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図99の続きを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
1.遊技機の構造
図1は、本発明の一実施形態としての遊技機1の正面図である。以下では、遊技機1の左右方向を、遊技機1に対面する遊技者から見た左右方向に一致させて説明する。また、遊技機1の前方向は、遊技機1から遊技者に向かう方向として説明し、遊技機1の後方向は、遊技者から遊技機1に向かう方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
玩具
2日前
個人
ゲーム玩具
1か月前
個人
玩具
4か月前
個人
盤上遊戯具
5か月前
個人
フィギュア
5か月前
個人
球技用ベース
7か月前
株式会社三共
遊技機
今日
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
続きを見る
他の特許を見る