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公開番号2025092618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025054869
出願日2025-03-28
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【解決手段】CPUは、第1のレジスタおよび第2のレジスタとから構成される第1のペアレジスタに、RAMに記憶される遊技制御チップ情報のアドレス値をセットする第1のLD命令と、第3のレジスタに繰返数をセットする第2のLD命令と、第4のレジスタに遊技制御チップ情報をロードし、第1のペアレジスタのアドレス値を1加算する第3のLD命令と、シリアルポートのデータレジスタに、送信値である第4のレジスタの値をライトする第1のOUT命令と、RAMに記憶される枠送信サム値に、送信値である第4のレジスタの値を加算する第1のADD命令と、第1のOUT命令および第1のADD命令を繰返数だけ繰り返す第1のDJNZ命令と、を少なくとも実行する。
【選択図】図180
特許請求の範囲【請求項1】
遊技島に固定される外枠と、
前記外枠と開閉可能に取り付けられると共に、開口部を設けた前枠と、
前記前枠と開閉可能に取り付けられると共に、前記外枠と開閉可能に取り付けられる内枠と、
前記内枠に着脱可能に取り付けられると共に、前記開口部を介して視認可能な遊技領域が形成される遊技盤と、
前記遊技盤の下方の前記内枠に取り付けられ、前記遊技領域へ向かって遊技球を発射可能な発射装置と、
前記遊技盤の下方の前記内枠の後側に取り付けられる電源基板を収容する電源基板ボックスと、
前記遊技盤の後側に取り付けられ、遊技の進行を制御する遊技制御マイクロプロセッサが実装された遊技制御基板を収容する遊技制御基板ボックスと、
前記遊技盤の下方の前記内枠の後側であって、前記電源基板ボックスとは異なる位置に取り付けられ、前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて各種制御を行う内枠側制御マイクロプロセッサが実装された内枠側制御基板を収容する内枠側制御基板ボックスと、
前記遊技盤の後側であって前記遊技制御基板ボックスとは異なる位置に取り付けられ、前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出の進行を制御可能な演出制御マイクロプロセッサが実装された演出制御基板を収容する演出制御基板ボックスと、
を備える遊技機であって、
前記遊技制御マイクロプロセッサには、
CPUと、
前記CPUで実行するプログラム、および、前記プログラムにより参照される情報が格納されたROMと、
前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAMと、
データレジスタの内容をシリアル信号として前記内枠側制御基板へ出力するシリアルポートと、
が少なくとも内蔵され、
前記CPUは、
1バイトの複数の汎用レジスタ
を少なくとも有し、
前記CPUは、
前記複数の汎用レジスタのうち第1のレジスタおよび第2のレジスタとから構成される第1のペアレジスタに、前記RAMに記憶される遊技制御チップ情報のアドレス値をセットする第1のLD命令と、
前記複数の汎用レジスタのうち第3のレジスタに、繰返数をセットする第2のLD命令と、
前記複数の汎用レジスタのうち第4のレジスタに、前記第1のペアレジスタのアドレス値が示す内容である前記遊技制御チップ情報をロードし、前記第1のペアレジスタのアドレス値を1加算する第3のLD命令と、
前記データレジスタに、送信値である前記第4のレジスタの値をライトする第1のOUT命令と、
前記RAMに記憶される枠送信サム値に、送信値である前記第4のレジスタの値を加算する第1のADD命令と、
前記第1のOUT命令および前記第1のADD命令を前記繰返数だけ繰り返す第1のDJNZ命令と、
前記繰返数だけ繰り返したあと、前記第4のレジスタに、前記枠送信サム値をロードする第5のLD命令と、
前記データレジスタに、送信値である前記第4のレジスタの値をライトする第2のOUT命令と、
前記第2のOUT命令のあと、前記枠送信サム値をゼロクリアする第1のクリア命令と、
から少なくとも構成される遊技制御チップ情報送信処理を、前記遊技機の電源が投入されてから最初のタイマ割り込み処理を実行するまでに実行する、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
続きを表示(約 5,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、始動口への遊技球の入賞を契機として遊技の制御処理を行う遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-162853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、効率的な制御処理については改良の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
遊技島に固定される外枠(51)と、
前記外枠と開閉可能に取り付けられると共に、開口部(54)を設けた前枠(53)と、
前記前枠と開閉可能に取り付けられると共に、前記外枠と開閉可能に取り付けられる内枠(52)と、
前記内枠に着脱可能に取り付けられると共に、前記開口部を介して視認可能な遊技領域(3)が形成される遊技盤(2)と、
前記遊技盤の下方の前記内枠に取り付けられ、前記遊技領域へ向かって遊技球を発射可能な発射装置(112)と、
前記遊技盤の下方の前記内枠の後側に取り付けられる電源基板(162)を収容する電源基板ボックス(450)と、
前記遊技盤の後側に取り付けられ、遊技の進行を制御する遊技制御マイクロプロセッサ(81)が実装された遊技制御基板(80)を収容する遊技制御基板ボックス(430)と、
前記遊技盤の下方の前記内枠の後側であって、前記電源基板ボックスとは異なる位置に取り付けられ、前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて各種制御を行う内枠側制御マイクロプロセッサ(109)が実装された内枠側制御基板(110)を収容する内枠側制御基板ボックス(440)と、
前記遊技盤の後側であって前記遊技制御基板ボックスとは異なる位置に取り付けられ、前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出の進行を制御可能な演出制御マイクロプロセッサ(91)が実装された演出制御基板(90)を収容する演出制御基板ボックス(420)と、
を備える遊技機(1)であって、
前記遊技制御マイクロプロセッサには、
CPU(82)と、
前記CPUで実行するプログラム、および、前記プログラムにより参照される情報が格納されたROM(83)と、
前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAM(84)と、
データレジスタの内容をシリアル信号として前記内枠側制御基板へ出力するシリアルポート(89c)と、
が少なくとも内蔵され、
前記CPUは、
1バイトの複数の汎用レジスタ
を少なくとも有し、
前記CPUは、
前記複数の汎用レジスタのうち第1のレジスタ(Hレジスタ)および第2のレジスタ(Lレジスタ)とから構成される第1のペアレジスタ(HLレジスタ)に、前記RAMに記憶される遊技制御チップ情報(主制御チップ情報バッファ)のアドレス値(VMCPIF:21、1+8+1+3+8)をセットする第1のLD命令(図180の主制御チップ情報送信処理における2行目のLD命令)と、
前記複数の汎用レジスタのうち第3のレジスタ(Bレジスタ)に、繰返数(1+20、つまり21)をセットする第2のLD命令(図180の主制御チップ情報送信処理における3行目のLD命令)と、
前記複数の汎用レジスタのうち第4のレジスタ(Aレジスタ)に、前記第1のペアレジスタ(HLレジスタ)のアドレス値が示す内容である前記遊技制御チップ情報をロードし、前記第1のペアレジスタ(HLレジスタ)のアドレス値を1加算する第3のLD命令(図178の枠送信繰返処理における2行目のLDIN命令)と、
前記データレジスタ(SCU0データレジスタ)に、送信値である前記第4のレジスタ(Aレジスタ)の値をライトする第1のOUT命令(図177の枠送信処理における2行目のOUT命令)と、
前記RAMに記憶される枠送信サム値(WRTSUM:00H~FFH)に、送信値である前記第4のレジスタ(Aレジスタ)の値を加算する第1のADD命令(図177の枠送信処理における3行目のADDQ命令)と、
前記第1のOUT命令および前記第1のADD命令を前記繰返数だけ繰り返す第1のDJNZ命令(図178の枠送信繰返処理における4行目のDJNZ命令)と、
前記繰返数だけ繰り返したあと、前記第4のレジスタ(Aレジスタ)に、前記枠送信サム値をロードする第5のLD命令(図151の枠サム値送信処理における2行目のLDQ命令)と、
前記データレジスタに、送信値である前記第4のレジスタ(Aレジスタ)の値をライトする第2のOUT命令(図151の枠サム値送信処理における3行目のOUT命令)と、
前記第2のOUT命令のあと、前記枠送信サム値をゼロクリアする第1のクリア命令(図151の枠サム値送信処理における4行目のCLRQ命令)と、
から少なくとも構成される遊技制御チップ情報送信処理(図180の主制御チップ情報送信処理)を、前記遊技機の電源が投入されてから最初のタイマ割り込み処理(図16のメイン側タイマ割り込み処理である図139および図140のタイマINT処理)を実行するまでに実行する、
ことを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、効率的な制御処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
遊技機の正面図である。
表示器類の拡大図である。
遊技機の主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
遊技機のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
メインROMおよびメインRAMを説明するための図である。
サブROMおよびサブRAMを説明するための図である。
遊技機において使用される各種の乱数を説明するための図である。
判定テーブルT1~T4を説明するための図である。
大当たり種別判定テーブルT5の説明図である。
非時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
電チュー開放パターン判定テーブルT7の説明図である。
大入賞口開放パターン判定テーブルT8の説明図である。
V開閉部材開放パターン判定テーブルT9の説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
始動口センサ検出処理のフローチャートである。
特図2事前判定処理のフローチャートである。
特図1事前判定処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
大当たり判定処理のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第1のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第2のフローチャートである。
特別図柄変動中処理のフローチャートである。
特別図柄確定処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
遊技状態リセット処理のフローチャートである。
特別電動役物処理のフローチャートである。
V開閉部材動作処理のフローチャートである。
遊技状態設定処理のフローチャートである。
V領域センサ検出処理のフローチャートである。
保留球数処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理を示すフローチャートである。
サブ側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
先読み演出決定処理のフローチャートである。
事前判定情報記憶領域の構成を説明するための図である。
先読み演出パターン決定テーブルT51の説明図である。
変動演出開始処理のフローチャートである。
基幹演出パターン決定テーブルT52の説明図である。
チャンスアップ演出パターン決定テーブルT53の説明図である。
変動演出中処理のフローチャートである。
表示制御処理のフローチャートである。
第1可動役物14の移動態様を例示した説明図である。
第1可動役物14の第2態様を例示した説明図である。
第2可動役物15の第2態様を例示した説明図である。
枠可動役物69の第2態様を例示した説明図である。
サブ表示画面64の表示演出を例示した説明図である。
センサの位置を説明するための図である。
電源投入処理のフローチャートである。
電源断監視処理のフローチャートである。
サブ側RAMクリア処理のフローチャートである。
サブ側電源断復帰処理のフローチャートである。
RAMクリア時演出を説明するための図である。
電源断復帰時演出を説明するための図である。
役物エラー解除処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰処理のフローチャートである。
可動役物初期動作処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰動作1を説明するための図である。
可動役物原点復帰動作2を説明するための図である。
可動役物初期動作を説明するための図である。
可動役物以外の初期動作を説明するための図である。
リトライ動作を説明するための図である。
可動役物初期動作中の変動演出を説明するための図である。
エラー監視処理のフローチャートである。
エラー報知処理1のフローチャートである。
エラー報知処理2のフローチャートである。
エラー報知を説明するための図である。
可動役物のLED演出を説明するための図である。
遊技領域の説明のための区分を示す説明図である。
センターユニットの上部構造を説明するための図である。
入賞口ユニット、および、センターユニットの左下部構造を示す正面図である。
入賞口ユニットを示す斜視図である。
入賞口ユニットの入球口を区別するための表示を示す説明図である。
センターユニットの左下部構造を示す斜視図である。
(A)は補強ユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
(A)は透明カバーユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
流路ユニットを示す正面図である。
流路ユニットを示す斜視図である。
障害釘の形状などの説明図である。
遊技機の背面図である。
主制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
主制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図85の続きを示す概略図である。
図84の領域A1の拡大図である。
図84の領域A2の拡大図である。
図84の領域A3の拡大図(A)、領域A4の拡大図(B)である。
サブ制御基板および画像制御基板のMPU実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
サブ制御基板および画像制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図91の続きを示す概略図である。
図90の領域Bの拡大図である。
図90の領域Cの拡大図である。
電源基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
電源基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図96の続きを示す概略図である。
払出制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
払出制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図99の続きを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
1.遊技機の構造
図1は、本発明の一実施形態としての遊技機1の正面図である。以下では、遊技機1の左右方向を、遊技機1に対面する遊技者から見た左右方向に一致させて説明する。また、遊技機1の前方向は、遊技機1から遊技者に向かう方向として説明し、遊技機1の後方向は、遊技者から遊技機1に向かう方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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