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公開番号2025092612
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-19
出願番号2025054839
出願日2025-03-28
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【解決手段】遊技機は、遊技制御を実行する遊技制御マイクロプロセッサが実装された主基板と、主基板からのコマンドに基づいて演出制御を実行する演出制御マイクロプロセッサが実装された演出制御基板と、を備え、遊技制御マイクロプロセッサは、CPUと、当該CPUの実行するプログラムおよびプログラムにより参照される情報が格納されたROMと、プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAMと、を少なくとも有し、CPUは、遊技の進行にあたり、ともに4バイトで構成される第1数と第2数とを比較する比較処理と、第1数から第2数を減算する減算処理と、を実行可能である。
【選択図】図156
特許請求の範囲【請求項1】
遊技機であって、
遊技制御を実行する遊技制御マイクロプロセッサが実装された主基板と、
前記主基板からのコマンドに基づいて演出制御を実行する演出制御マイクロプロセッサが実装された演出制御基板と、を備え、
前記遊技制御マイクロプロセッサは、CPUと、当該CPUの実行するプログラムおよび前記プログラムにより参照される情報が格納されたROMと、前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAMと、を少なくとも有し、
前記CPUは、1バイトの複数の汎用レジスタと、1バイトのフラグレジスタと、を少なくとも有しており、
前記CPUは、遊技の進行にあたり、ともに4バイトで構成される第1数と第2数とを比較する比較処理を実行可能であり、
前記第1数は、前記RAMの第1記憶領域に記憶されており、前記第2数は、前記RAMの第2記憶領域に記憶されており、
前記比較処理は、
前記汎用レジスタで構成される第1ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを設定値として格納するとともに、前記汎用レジスタで構成される第2ペアレジスタに、前記第2記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを減算値として格納する第1格納処理、および、前記第1ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを設定値として格納するとともに、前記第2ペアレジスタに、前記第2記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを減算値として格納する第2格納処理の一方を実行する第1処理と、
前記第1ペアレジスタに格納された前記設定値と前記第2ペアレジスタに格納された前記減算値とを比較する第2処理と、
前記設定値と前記減算値とが異なる場合は呼び出し元へ戻り、前記設定値と前記減算値とが同一である場合は次の第4処理へ移行する第3処理と、
前記第1格納処理および前記第2格納処理の他方を実行する第4処理と、
前記第1ペアレジスタに格納された前記設定値と前記第2ペアレジスタに格納された前記減算値とを比較する第5処理と、から構成され、
前記CPUは、遊技の進行にあたり、前記第1数から前記第2数を減算する減算処理を実行可能であり、
前記減算処理は、
前記汎用レジスタで構成される第3ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを設定値として格納するとともに、前記汎用レジスタで構成される第4ペアレジスタに、前記第2記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを減算値として格納する第3格納処理、および、前記第3ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを設定値として格納するとともに、前記第4ペアレジスタに、前記第2記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを減算値として格納する第4格納処理のうちの一方を実行することにより、前記第1数の下位2バイトを前記第3ペアレジスタに格納するとともに、前記第2数の下位2バイトを前記第4ペアレジスタに格納する第6処理と、
前記第3ペアレジスタに格納された前記設定値から前記第4ペアレジスタに格納された前記減算値を減算する第7処理と、
前記第1記憶領域の前記下位2バイトが格納されていたアドレス値からの2バイトに、前記第3ペアレジスタに格納された減算後の前記設定値を格納する第8処理と、
前記第3格納処理および前記第4格納処理のうちの一方を実行することにより、前記第1数の上位2バイトを前記第3ペアレジスタに格納し、前記第2数の上位2バイトを前記第4ペアレジスタに格納する第9処理と、
前記第3ペアレジスタに格納された前記設定値から前記第4ペアレジスタに格納された前記減算値およびキャリーフラグを減算する第10処理と、
前記第1記憶領域の前記上位2バイトが格納されていたアドレス値からの2バイトに、前記第3ペアレジスタに格納された減算後の前記設定値を格納する第11処理と、から構成される、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
続きを表示(約 5,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、始動口への遊技球の入賞を契機として遊技の制御処理を行う遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-162853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、効率的な制御処理については改良の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
遊技機であって、
遊技制御を実行する遊技制御マイクロプロセッサ(遊技制御用マイコン81)が実装された主基板(主制御基板80)と、
前記主基板からのコマンドに基づいて演出制御を実行する演出制御マイクロプロセッサ(演出制御用マイコン91)が実装された演出制御基板(サブ制御基板90)と、を備え、
前記遊技制御マイクロプロセッサは、CPU(メインCPU82)と、当該CPUの実行するプログラムおよび前記プログラムにより参照される情報が格納されたROM(メインROM83)と、前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAM(メインRAM84)と、を少なくとも有し、
前記CPUは、1バイトの複数の汎用レジスタと、1バイトのフラグレジスタと、を少なくとも有しており、
前記CPUは、遊技の進行にあたり、ともに4バイトで構成される第1数と第2数とを比較する比較処理(外-4バイト値比較処理「K4BCMP」(図156))を実行可能であり、
前記第1数は、前記RAMの第1記憶領域に記憶されており、前記第2数は、前記RAMの第2記憶領域に記憶されており、
前記比較処理は、
前記汎用レジスタで構成される第1ペアレジスタ(HLレジスタ)に、前記第1記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを設定値として格納するとともに、前記汎用レジスタで構成される第2ペアレジスタ(DEレジスタ)に、前記第2記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを減算値として格納する第1格納処理、および、前記第1ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを設定値として格納するとともに、前記第2ペアレジスタに、前記第2記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを減算値として格納する第2格納処理の一方を実行する第1処理と、
前記第1ペアレジスタに格納された前記設定値と前記第2ペアレジスタに格納された前記減算値とを比較する第2処理と、
前記設定値と前記減算値とが異なる場合は呼び出し元へ戻り、前記設定値と前記減算値とが同一である場合は次の第4処理へ移行する第3処理と、
前記第1格納処理および前記第2格納処理の他方を実行する第4処理と、
前記第1ペアレジスタに格納された前記設定値と前記第2ペアレジスタに格納された前記減算値とを比較する第5処理と、から構成され、
前記CPUは、遊技の進行にあたり、前記第1数から前記第2数を減算する減算処理(外-4バイト値減算処理「K4BSUB」(図157))を実行可能であり、
前記減算処理は、
前記汎用レジスタで構成される第3ペアレジスタ(HLレジスタ)に、前記第1記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを設定値として格納するとともに、前記汎用レジスタで構成される第4ペアレジスタ(DEレジスタ)に、前記第2記憶領域の先頭アドレスからの2バイトを減算値として格納する第3格納処理、および、前記第3ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを設定値として格納するとともに、前記第4ペアレジスタに、前記第2記憶領域の先頭アドレスに2を加算したアドレス値からの2バイトを減算値として格納する第4格納処理のうちの一方を実行することにより、前記第1数の下位2バイトを前記第3ペアレジスタに格納するとともに、前記第2数の下位2バイトを前記第4ペアレジスタに格納する第6処理と、
前記第3ペアレジスタに格納された前記設定値から前記第4ペアレジスタに格納された前記減算値を減算する第7処理と、
前記第1記憶領域の前記下位2バイトが格納されていたアドレス値からの2バイトに、前記第3ペアレジスタに格納された減算後の前記設定値を格納する第8処理と、
前記第3格納処理および前記第4格納処理のうちの一方を実行することにより、前記第1数の上位2バイトを前記第3ペアレジスタに格納し、前記第2数の上位2バイトを前記第4ペアレジスタに格納する第9処理と、
前記第3ペアレジスタに格納された前記設定値から前記第4ペアレジスタに格納された前記減算値およびキャリーフラグを減算する第10処理と、
前記第1記憶領域の前記上位2バイトが格納されていたアドレス値からの2バイトに、前記第3ペアレジスタに格納された減算後の前記設定値を格納する第11処理と、から構成される、
ことを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、効率的な制御処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
遊技機の正面図である。
表示器類の拡大図である。
遊技機の主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
遊技機のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
メインROMおよびメインRAMを説明するための図である。
サブROMおよびサブRAMを説明するための図である。
遊技機において使用される各種の乱数を説明するための図である。
判定テーブルT1~T4を説明するための図である。
大当たり種別判定テーブルT5の説明図である。
非時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
電チュー開放パターン判定テーブルT7の説明図である。
大入賞口開放パターン判定テーブルT8の説明図である。
V開閉部材開放パターン判定テーブルT9の説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
始動口センサ検出処理のフローチャートである。
特図2事前判定処理のフローチャートである。
特図1事前判定処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
大当たり判定処理のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第1のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第2のフローチャートである。
特別図柄変動中処理のフローチャートである。
特別図柄確定処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
遊技状態リセット処理のフローチャートである。
特別電動役物処理のフローチャートである。
V開閉部材動作処理のフローチャートである。
遊技状態設定処理のフローチャートである。
V領域センサ検出処理のフローチャートである。
保留球数処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理を示すフローチャートである。
サブ側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
先読み演出決定処理のフローチャートである。
事前判定情報記憶領域の構成を説明するための図である。
先読み演出パターン決定テーブルT51の説明図である。
変動演出開始処理のフローチャートである。
基幹演出パターン決定テーブルT52の説明図である。
チャンスアップ演出パターン決定テーブルT53の説明図である。
変動演出中処理のフローチャートである。
表示制御処理のフローチャートである。
第1可動役物14の移動態様を例示した説明図である。
第1可動役物14の第2態様を例示した説明図である。
第2可動役物15の第2態様を例示した説明図である。
枠可動役物69の第2態様を例示した説明図である。
サブ表示画面64の表示演出を例示した説明図である。
センサの位置を説明するための図である。
電源投入処理のフローチャートである。
電源断監視処理のフローチャートである。
サブ側RAMクリア処理のフローチャートである。
サブ側電源断復帰処理のフローチャートである。
RAMクリア時演出を説明するための図である。
電源断復帰時演出を説明するための図である。
役物エラー解除処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰処理のフローチャートである。
可動役物初期動作処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰動作1を説明するための図である。
可動役物原点復帰動作2を説明するための図である。
可動役物初期動作を説明するための図である。
可動役物以外の初期動作を説明するための図である。
リトライ動作を説明するための図である。
可動役物初期動作中の変動演出を説明するための図である。
エラー監視処理のフローチャートである。
エラー報知処理1のフローチャートである。
エラー報知処理2のフローチャートである。
エラー報知を説明するための図である。
可動役物のLED演出を説明するための図である。
遊技領域の説明のための区分を示す説明図である。
センターユニットの上部構造を説明するための図である。
入賞口ユニット、および、センターユニットの左下部構造を示す正面図である。
入賞口ユニットを示す斜視図である。
入賞口ユニットの入球口を区別するための表示を示す説明図である。
センターユニットの左下部構造を示す斜視図である。
(A)は補強ユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
(A)は透明カバーユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
流路ユニットを示す正面図である。
流路ユニットを示す斜視図である。
障害釘の形状などの説明図である。
遊技機の背面図である。
主制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
主制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図85の続きを示す概略図である。
図84の領域A1の拡大図である。
図84の領域A2の拡大図である。
図84の領域A3の拡大図(A)、領域A4の拡大図(B)である。
サブ制御基板および画像制御基板のMPU実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
サブ制御基板および画像制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図91の続きを示す概略図である。
図90の領域Bの拡大図である。
図90の領域Cの拡大図である。
電源基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
電源基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図96の続きを示す概略図である。
払出制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
払出制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図99の続きを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
1.遊技機の構造
図1は、本発明の一実施形態としての遊技機1の正面図である。以下では、遊技機1の左右方向を、遊技機1に対面する遊技者から見た左右方向に一致させて説明する。また、遊技機1の前方向は、遊技機1から遊技者に向かう方向として説明し、遊技機1の後方向は、遊技者から遊技機1に向かう方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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