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公開番号
2025092611
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-19
出願番号
2025054834
出願日
2025-03-28
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社サンセイアールアンドディ
代理人
個人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250612BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【解決手段】遊技機は、遊技制御を実行する遊技制御マイクロプロセッサが実装された遊技制御基板と、遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出制御を実行する演出制御マイクロプロセッサが実装された演出制御基板と、を備え、遊技制御マイクロプロセッサは、CPUと、当該CPUの実行するプログラムおよびプログラムにより参照される情報が格納されたROMと、プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAMと、を少なくとも有し、CPUは、始動口への入球時に、RAMの第1記憶領域に格納した所定バイト数分の乱数情報を、複数個の乱数情報を連続して格納するRAMの第2記憶領域に転送する情報転送処理と、特別図柄の変動開始に際して第2記憶領域に格納した乱数情報をシフトさせる情報シフト処理と、を実行可能である。
【選択図】図154
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技機であって、
遊技制御を実行する遊技制御マイクロプロセッサが実装された遊技制御基板と、
前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出制御を実行する演出制御マイクロプロセッサが実装された演出制御基板と、を備え、
前記遊技制御マイクロプロセッサは、CPUと、当該CPUの実行するプログラムおよび前記プログラムにより参照される情報が格納されたROMと、前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAMと、を少なくとも有し、
前記CPUは、1バイトの複数の汎用レジスタと、1バイトのフラグレジスタと、を少なくとも有しており、
前記CPUは、始動口への入球時に、前記RAMの第1記憶領域に格納した所定バイト数分の乱数情報を、複数個の前記乱数情報を連続して格納する前記RAMの第2記憶領域に転送する情報転送処理を実行可能であり、前記始動口への入球があった場合に保留数をカウントし判定値として前記汎用レジスタのうちの第1レジスタに格納するとともに、前記第2記憶領域の先頭アドレスを前記汎用レジスタで構成される第1ペアレジスタに格納し、
前記情報転送処理は、
前記第1レジスタに格納された前記判定値に前記所定バイト数を乗算する第1処理と、
前記第1ペアレジスタが示すアドレス値に、前記第1レジスタに格納された前記判定値を加算する第2処理と、
前記汎用レジスタで構成される第2ペアレジスタに、前記第1記憶領域の先頭アドレスを格納する第3処理と、
前記汎用レジスタのうちの第2レジスタに前記所定バイト数を繰返数として格納する第4処理と、
前記第2ペアレジスタが示すアドレス値の内容を、前記第1ペアレジスタが示すアドレス値の内容として、両方のアドレス値をインクリメントしながら前記繰返数分転送する第5処理と、から構成され、
前記CPUは、特別図柄の変動開始に際して前記第2記憶領域に格納した前記乱数情報をシフトさせる情報シフト処理を実行可能であり、前記第2記憶領域の先頭アドレスを、前記汎用レジスタで構成される第3ペアレジスタに格納し、
前記情報シフト処理は、
前記第3ペアレジスタに格納されたアドレス値を退避させる第6処理と、
前記汎用レジスタで構成される第4ペアレジスタに、前記所定バイト数の乱数情報を格納するための前記RAMの第3記憶領域の先頭アドレスを格納する第7処理と、
前記汎用レジスタのうちの第3レジスタに、前記所定バイト数を繰返数として格納する第8処理と、
前記第3ペアレジスタが示すアドレス値の内容を、前記第4ペアレジスタが示すアドレス値の内容として、両方のアドレス値をインクリメントしながら前記繰返数分転送する第9処理と、
前記第6処理にて退避させたアドレス値を、前記第4ペアレジスタに復帰させる第10処理と、
前記第3レジスタに、前記繰返数に前記乱数情報の最大の記憶数を乗じたものを前記繰返数として格納する第11処理と、
前記第3ペアレジスタが示すアドレス値の内容を、前記第4ペアレジスタが示すアドレス値の内容として、両方のアドレス値をインクリメントしながら前記繰返数分転送する第12処理と、から構成される、
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機などの遊技機に関する。
続きを表示(約 5,200 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、始動口への遊技球の入賞を契機として遊技の制御処理を行う遊技機が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-162853号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、効率的な制御処理については改良の余地があった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、効率的な制御処理を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。なお、本欄における括弧内の参照符号や補足説明等は、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態との対応関係を示したものであって、本発明を何ら限定するものではない。
【0007】
[適用例1]
遊技機であって、
遊技制御を実行する遊技制御マイクロプロセッサ(遊技制御用マイコン81)が実装された遊技制御基板(主制御基板80)と、
前記遊技制御基板からのコマンドに基づいて演出制御を実行する演出制御マイクロプロセッサ(演出制御用マイコン91)が実装された演出制御基板(サブ制御基板90)と、を備え、
前記遊技制御マイクロプロセッサは、CPU(メインCPU82)と、当該CPUの実行するプログラムおよび前記プログラムにより参照される情報が格納されたROM(メインROM83)と、前記プログラムにより更新される情報を記憶可能なRAM(メインRAM84)と、を少なくとも有し、
前記CPUは、1バイトの複数の汎用レジスタと、1バイトのフラグレジスタと、を少なくとも有しており、
前記CPUは、始動口への入球時に、前記RAMの第1記憶領域に格納した所定バイト数分の乱数情報を、複数個の前記乱数情報を連続して格納する前記RAMの第2記憶領域に転送する情報転送処理(特図入賞時乱数転送処理「MRDSFT」(図154))を実行可能であり、前記始動口への入球があった場合に保留数をカウントし判定値として前記汎用レジスタのうちの第1レジスタ(Aレジスタ)に格納するとともに、前記第2記憶領域の先頭アドレスを前記汎用レジスタで構成される第1ペアレジスタ(DEレジスタ)に格納し、
前記情報転送処理は、
前記第1レジスタに格納された前記判定値に前記所定バイト数を乗算する第1処理と、
前記第1ペアレジスタが示すアドレス値に、前記第1レジスタに格納された前記判定値を加算する第2処理と、
前記汎用レジスタで構成される第2ペアレジスタ(HLレジスタ)に、前記第1記憶領域の先頭アドレスを格納する第3処理と、
前記汎用レジスタのうちの第2レジスタ(Bレジスタ)に前記所定バイト数を繰返数として格納する第4処理と、
前記第2ペアレジスタが示すアドレス値の内容を、前記第1ペアレジスタが示すアドレス値の内容として、両方のアドレス値をインクリメントしながら前記繰返数分転送する第5処理と、から構成され、
前記CPUは、特別図柄の変動開始に際して前記第2記憶領域に格納した前記乱数情報をシフトさせる情報シフト処理(特図変動時乱数シフト処理「MHRFST」(図155))を実行可能であり、前記第2記憶領域の先頭アドレスを、前記汎用レジスタで構成される第3ペアレジスタ(HLレジスタ)に格納し、
前記情報シフト処理は、
前記第3ペアレジスタに格納されたアドレス値を退避させる第6処理と、
前記汎用レジスタで構成される第4ペアレジスタ(DEレジスタ)に、前記所定バイト数の乱数情報を格納するための前記RAMの第3記憶領域の先頭アドレスを格納する第7処理と、
前記汎用レジスタのうちの第3レジスタ(Bレジスタ)に、前記所定バイト数を繰返数として格納する第8処理と、
前記第3ペアレジスタが示すアドレス値の内容を、前記第4ペアレジスタが示すアドレス値の内容として、両方のアドレス値をインクリメントしながら前記繰返数分転送する第9処理と、
前記第6処理にて退避させたアドレス値を、前記第4ペアレジスタに復帰させる第10処理と、
前記第3レジスタに、前記繰返数に前記乱数情報の最大の記憶数を乗じたものを前記繰返数として格納する第11処理と、
前記第3ペアレジスタが示すアドレス値の内容を、前記第4ペアレジスタが示すアドレス値の内容として、両方のアドレス値をインクリメントしながら前記繰返数分転送する第12処理と、から構成される、
ことを特徴とする遊技機。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、効率的な制御処理を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
遊技機の正面図である。
表示器類の拡大図である。
遊技機の主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
遊技機のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
メインROMおよびメインRAMを説明するための図である。
サブROMおよびサブRAMを説明するための図である。
遊技機において使用される各種の乱数を説明するための図である。
判定テーブルT1~T4を説明するための図である。
大当たり種別判定テーブルT5の説明図である。
非時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
時短状態時の変動パターン判定テーブルT6の説明図である。
電チュー開放パターン判定テーブルT7の説明図である。
大入賞口開放パターン判定テーブルT8の説明図である。
V開閉部材開放パターン判定テーブルT9の説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
始動口センサ検出処理のフローチャートである。
特図2事前判定処理のフローチャートである。
特図1事前判定処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
大当たり判定処理のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第1のフローチャートである。
変動パターン選択処理の第2のフローチャートである。
特別図柄変動中処理のフローチャートである。
特別図柄確定処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
遊技状態リセット処理のフローチャートである。
特別電動役物処理のフローチャートである。
V開閉部材動作処理のフローチャートである。
遊技状態設定処理のフローチャートである。
V領域センサ検出処理のフローチャートである。
保留球数処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理を示すフローチャートである。
サブ側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
先読み演出決定処理のフローチャートである。
事前判定情報記憶領域の構成を説明するための図である。
先読み演出パターン決定テーブルT51の説明図である。
変動演出開始処理のフローチャートである。
基幹演出パターン決定テーブルT52の説明図である。
チャンスアップ演出パターン決定テーブルT53の説明図である。
変動演出中処理のフローチャートである。
表示制御処理のフローチャートである。
第1可動役物14の移動態様を例示した説明図である。
第1可動役物14の第2態様を例示した説明図である。
第2可動役物15の第2態様を例示した説明図である。
枠可動役物69の第2態様を例示した説明図である。
サブ表示画面64の表示演出を例示した説明図である。
センサの位置を説明するための図である。
電源投入処理のフローチャートである。
電源断監視処理のフローチャートである。
サブ側RAMクリア処理のフローチャートである。
サブ側電源断復帰処理のフローチャートである。
RAMクリア時演出を説明するための図である。
電源断復帰時演出を説明するための図である。
役物エラー解除処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰処理のフローチャートである。
可動役物初期動作処理のフローチャートである。
可動役物原点復帰動作1を説明するための図である。
可動役物原点復帰動作2を説明するための図である。
可動役物初期動作を説明するための図である。
可動役物以外の初期動作を説明するための図である。
リトライ動作を説明するための図である。
可動役物初期動作中の変動演出を説明するための図である。
エラー監視処理のフローチャートである。
エラー報知処理1のフローチャートである。
エラー報知処理2のフローチャートである。
エラー報知を説明するための図である。
可動役物のLED演出を説明するための図である。
遊技領域の説明のための区分を示す説明図である。
センターユニットの上部構造を説明するための図である。
入賞口ユニット、および、センターユニットの左下部構造を示す正面図である。
入賞口ユニットを示す斜視図である。
入賞口ユニットの入球口を区別するための表示を示す説明図である。
センターユニットの左下部構造を示す斜視図である。
(A)は補強ユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
(A)は透明カバーユニットを示す正面図であり、(B)は(A)のB-B線断面図である。
流路ユニットを示す正面図である。
流路ユニットを示す斜視図である。
障害釘の形状などの説明図である。
遊技機の背面図である。
主制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
主制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図85の続きを示す概略図である。
図84の領域A1の拡大図である。
図84の領域A2の拡大図である。
図84の領域A3の拡大図(A)、領域A4の拡大図(B)である。
サブ制御基板および画像制御基板のMPU実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
サブ制御基板および画像制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図91の続きを示す概略図である。
図90の領域Bの拡大図である。
図90の領域Cの拡大図である。
電源基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
電源基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図96の続きを示す概略図である。
払出制御基板の実装面に実装される各種電子部品の配置の概要図などを示す図である。
払出制御基板に形成される各種スルーホールの平面図、断面図および下面図の概略図である。
図99の続きを示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
<第1実施形態>
1.遊技機の構造
図1は、本発明の一実施形態としての遊技機1の正面図である。以下では、遊技機1の左右方向を、遊技機1に対面する遊技者から見た左右方向に一致させて説明する。また、遊技機1の前方向は、遊技機1から遊技者に向かう方向として説明し、遊技機1の後方向は、遊技者から遊技機1に向かう方向として説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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