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公開番号
2025089494
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2025051540,2023528504
出願日
2025-03-26,2021-11-10
発明の名称
微多孔性ポリエチレンフィラメント
出願人
ダブリュ.エル.ゴア アンド アソシエイツ,インコーポレイティド
,
W.L. GORE & ASSOCIATES, INCORPORATED
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
D02G
3/06 20060101AFI20250605BHJP(糸;糸またはロープの機械的な仕上げ;整経またはビーム巻き取り)
要約
【課題】良好なデンタルフロスなどを提供すること。
【解決手段】ポリエチレン(PE)及び多孔性フィラメント、並びにこのようなフィラメントを製造する方法が、デンタルフロス、医療用縫合糸、及び衣類又はその他の織物を含む種々の用途のために開示される。PEフィラメントを延伸させ、折り曲げ、且つ/又は他の形で操作することにより、ポロシティを含む所期特性を得ることができる。PEフィラメントは、軽量であり、把持しやすく、滑動しやすく、非細断性であり、そして快適であり得る。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
微多孔性モノフィラメントであって、
幅が0.2mm~8.0mmであり、
厚さが0.02mm~0.35mmであり、そして
ポロシティが19%~76%である
連続ポリエチレンフィラメントを含み、
前記連続ポリエチレンフィラメントがデンタルフロスである、微多孔性モノフィラメント。
続きを表示(約 780 文字)
【請求項2】
前記連続ポリエチレンフィラメントが超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)を含む、請求項1に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項3】
前記連続ポリエチレンフィラメントが延伸UHMWPEを含む、請求項2に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項4】
前記幅が0.3mm~6.0mmであり、そして
前記厚さが0.022mm~0.325mmである、
請求項1~3のいずれか1項に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項5】
前記幅が0.5mm~3.0mmであり、そして
前記厚さが0.03mm~0.15mmである、
請求項4に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項6】
前記幅が0.8mm~2.5mmであり、そして
前記厚さが0.04mm~0.10mmである、
請求項5に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項7】
前記連続ポリエチレンフィラメントの引張強度が0.1GPa~1.5GPaである、請求項1~6のいずれか1項に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項8】
前記連続ポリエチレンフィラメントの破断強度が3N~50Nである、請求項1~7のいずれか1項に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項9】
前記連続ポリエチレンフィラメントのテナシティが0.5cN/dTex~20cN/dTexである、請求項1~8のいずれか1項に記載の微多孔性モノフィラメント。
【請求項10】
前記連続ポリエチレンフィラメントの最大荷重点伸びが1%~100%である、請求項1~9のいずれか1項に記載の微多孔性モノフィラメント。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
関連出願の相互参照
本出願は、2021年11月12日付けで出願された仮出願第63/112,956号の優先権を主張する。これはあらゆる目的のためにその全体を参照することにより、本明細書中に援用される。
続きを表示(約 1,600 文字)
【0002】
本発明は大まかに言えば、ポリエチレン(PE)ポリマー、例えば超高分子量ポリエチレン(UHMWPE)ポリマーに関し、そしてより具体的には、デンタルフロス、医療用縫合糸、及び布帛又は衣類を含む種々の用途のためのPEフィラメント、並びにPEフィラメントを製造する方法に関する。
【背景技術】
【0003】
合成繊維、例えばデンタルフロス、医療用縫合糸、及び布帛スレッドのために使用される合成繊維は、種々の望ましい材料特性を有するべきである。例えば、デンタルフロスは、使用中、使用者の歯の間を通されるときに細断、ほつれ、又はそうでなければその他の破断が生じないように耐摩耗性であるべきである。医療用縫合糸は例えば、生体適合性であり、具体的な用途に適した強度特性及び結び目保持特性を呈するべきである。布帛スレッドは例えば、具体的な用途にとって十分な耐久性及び強度を有するべきである。当該技術分野に必要とされるものは、具体的な用途に適したポリエチレンポリマー繊維である。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
多孔性PEフィラメント、及びこのようなフィラメントを製造する方法が、デンタルフロス又は布帛又は衣類を含む種々の用途のために開示される。PEフィラメントを延伸させ、折り曲げ、且つ/又は他の形で操作することにより、所期特性を得ることができる。PEフィラメントは、把持しやすく、滑動しやすく、非細断性であり、そして快適であり得る。
【0005】
ある実施態様(「実施態様1」)によれば、微多孔性モノフィラメントであって、幅が0.2mm~8.0mmであり、厚さが0.02mm~0.35mmであり、そしてポロシティが15%~90%である連続ポリエチレンフィラメントを含む、微多孔性モノフィラメントが提供される。
【0006】
さらに別の実施態様(「実施態様2」)によれば、少なくとも1つの微多孔性モノフィラメントを含む布帛であって、前記少なくとも1つの微多孔性モノフィラメントが、幅が0.2mm~8.0mmであり、厚さが0.02mm~0.35mmであり、そしてポロシティが15%~90%である連続ポリエチレンフィラメントを含む、布帛が提供される。
【0007】
さらに別の実施態様(「実施態様3」)によれば、微多孔性モノフィラメントを製造する方法であって、ポリエチレンテープ又はメンブレンを用意し、前記ポリエチレンテープ又はメンブレンを少なくとも1つの方向に延伸させることにより、前記テープ又はメンブレンのポロシティを15%~90%まで増大させ、そして前記テープ又はメンブレンを切断してモノフィラメントにすることを含み、前記方法が、前記ポロシティ(多孔度)を低減するいかなる圧縮工程をも欠いている、微多孔性モノフィラメントを製造する方法が提供される。
【0008】
先行の実施態様は一例に過ぎず、本開示によって他の形で提供される発明概念のうちのいずれかの概念の範囲を制限するか又は狭くするように読まれるべきではない。数多くの例が開示されるが、さらに他の実施態様が下記詳細な説明から当業者に明らかになる。下記詳細な説明は具体的な例を示し記述する。したがって、図面及び詳細な説明は事実上限定的なものではなく事実上事例的なものとみなされるべきである。
【図面の簡単な説明】
【0009】
添付の図面は、本開示のさらなる理解のために含まれ、そして本明細書中に組み込まれ、且つ本明細書の一部を構成し、実施態様を例示し、そして記載内容と一緒に、本開示の原理を説明するのに役立つ。
【0010】
図1は、ある実施態様に基づく、PEフィラメントを製造する模範的方法を示すフローチャートである。
(【0011】以降は省略されています)
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