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公開番号
2025085515
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-05
出願番号
2023199440
出願日
2023-11-24
発明の名称
水素製造用鉄基粉末および水素製造剤
出願人
JFEスチール株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B22F
1/00 20220101AFI20250529BHJP(鋳造;粉末冶金)
要約
【課題】高い効率で水素を発生させることができる鉄基粉末を提供する。
【解決手段】Cu-Kα線を用いたX線回折の回折ピークの内、α-Fe結晶の(110)回折面に相当する回折強度曲線の半価幅が0.03°以上0.60°以下の範囲である水素製造用鉄基粉末。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
Cu-Kα線を用いたX線回折の回折ピークの内、α-Fe結晶の(110)回折面に相当する回折強度曲線の半価幅が0.03°以上0.60°以下の範囲である水素製造用鉄基粉末。
続きを表示(約 43 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の水素製造用鉄基粉末を用いた水素製造剤。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、水素製造用鉄基粉末に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、産業用に、高い効率で水素を製造する方法の開発が検討されている。
【0003】
例えば特許文献1には、ケイ素やアルミニウムなどの無機物質と溶媒を、遊星ボールミルにより粉砕、混合して水素を製造する方法が開示されている。
【0004】
特許文献2には、あらかじめ残留応力を付与したケイ素粉末を水と反応させることで水素を製造する方法が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-47789号公報
特開2021-134107号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
上記特許文献1で提案されている方法は、メカノケミカル反応を利用した水素の製造方法である。しかし、この方法では、反応用の容器を備えた遊星ボールミルを用いて、金属材料に機械的エネルギーを付与しながら水素発生反応を進行させる必要がある。そのため、装置が複雑化する。
【0007】
これに対して、上記特許文献2で提案されている方法によれば、ケイ素粉末と溶媒とを撹拌するだけで水素を製造することができる。しかし、ケイ素と水との反応には水酸化物イオンが必要となるため、当該方法は、pHが比較的高い場合にのみ利用可能だった。このように、ケイ素粉末による水素発生は反応条件に制約があったため、ケイ素と水との反応以外の反応を用いて水素を製造することが求められていた。
【0008】
そこで、より簡便かつ実用的な水素の製造方法として、鉄基粉末を用いて、鉄と水との反応により水素を製造する方法が知られている。しかし、依然として水素発生効率が十分とは言えず、さらなる効率の向上が求められていた。
【0009】
本発明は上記実状に鑑みてなされたものであり、高い効率で水素を発生させることができる鉄基粉末を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
発明者らは、前記した課題を解決することを目的として、鉄基粉末の結晶構造の歪み度合いを示す、α-Fe結晶の(110)回折面に相当する回折強度曲線の半価幅に着目し、鋭意検討した。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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