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公開番号2025076577
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188191
出願日2023-11-02
発明の名称人形遊び用玩具の支持構造
出願人株式会社エポック社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類A63H 3/52 20220101AFI20250509BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】人形遊び用玩具の本体に取り付けられる支持部材と人形遊び用玩具の本体との接続部分の破損を低減する人形遊び用玩具の支持構造を提供する。
【解決手段】人形遊び用玩具の支持構造は、基端部31から上方に延びて中間部32を介して下方に延びる支持部材としての円弧状支持部30であって、先端部33は被支持体としての回転ブランコ部40が設けられ、基端部31は、円弧状の当接面34aを備える当接部34と、弾発係止部35と、を備える。また、固定部125は、当接部34と当接する被当接部としての被当接板125bと、弾発係止部35と係脱可能に係止する被係止部125eと、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
基端部から上方に延びて中間部を介して下方に延びる支持部材であって、先端部は被支持体が設けられ、前記基端部は、円弧状の当接面を備える当接部と、弾発係止部と、を備える前記支持部材と、
人形遊び用玩具の本体に固定される固定部であって、前記当接部と当接する被当接部と、前記弾発係止部と係脱可能に係止する被係止部と、を備える前記固定部と、
を有する、人形遊び用玩具の支持構造。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
前記支持部材は、円弧状に形成される、請求項１に記載の人形遊び用玩具の支持構造。
【請求項３】
前記弾発係止部は、スリットを介して前記当接部の両側に設けられ、
前記被係止部は、開口部の縁部に設けられる、請求項１に記載の人形遊び用玩具の支持構造。
【請求項４】
前記被支持体は、上下方向を回転軸として前記支持部材に回転自在に設けられる前記回転軸と、前記回転軸に係脱自在に設けられる回転体と、を有し、
前記回転体の前記回転軸からの脱出力は、前記弾発係止部の弾発力よりも小さい、請求項１乃至請求項３の何れかに記載の人形遊び用玩具の支持構造。
【請求項５】
前記回転体は、人形を載置可能な複数のブランコが設けられる、請求項４に記載の人形遊び用玩具の支持構造。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、人形と共に遊ぶことができる人形遊び用玩具の支持構造に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、小型の人形と共に遊ぶことができる人形遊び用玩具が提供されている。例えば、特許文献１には、海底のお城をイメージした人形遊び用玩具が開示されている。使用者である子供は、人形遊び用玩具のイメージに合わせて空想し、楽しく遊ぶことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２３－６８４２２号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような人形遊び用玩具では、人形遊び用玩具の本体からアーチ状に延びる支持部材に、人形を載置可能な回転ブランコを模した玩具等を設けることがある。このような形態は、使用者である子供にとって、遊ぶことも見た目も楽しいものであるが、子供によっては力の加減が難しく、支持部材に力を掛けてしまい、支持部材と人形遊び用玩具の本体との接続部分を破損してしまうことが懸念される。
【０００５】
本発明は、人形遊び用玩具の本体に取り付けられる支持部材と人形遊び用玩具の本体との接続部分の破損を低減する人形遊び用玩具の支持構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一つの態様に係る人形遊び用玩具の支持構造は、基端部から上方に延びて中間部を介して下方に延びる支持部材であって、先端部は被支持体が設けられ、前記基端部は、円弧状の当接面を備える当接部と、弾発係止部と、を備える前記支持部材と、人形遊び用玩具の本体に固定される固定部であって、前記当接部と当接する被当接部と、前記弾発係止部と係脱自在に係止する被係止部と、を備える前記固定部と、を有する。
【発明の効果】
【０００７】
上記の態様によれば、人形遊び用玩具の本体に取り付けられる支持部材と人形遊び用玩具の本体との接続部分の破損を低減する人形遊び用玩具の支持構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に係る支持構造を備える人形遊び用玩具の全体を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の支持構造の関連個所を示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の支持構造の関連個所を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の支持構造の後面図である。
本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の支持構造の支持部材を示し、（ａ）は基端部周辺を示す斜視図であり、（ｂ）は（ａ）のＶｂ－Ｖｂ断面図である。
本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の支持構造の回転軸と回転体の周辺を示す分解斜視図である。
本発明の実施形態に係る人形遊び用玩具の支持構造の図２のＶＩＩ－ＶＩＩ断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
本発明の実施形態を図に基づいて説明する。図１は、人形遊び用玩具１００であって、空に浮かぶお城をイメージしている。ベース部分には、環状の雲の形状の内側に池を模した池部１０が形成されている。池部１０の下面には、複数の設置脚１１０が設けられる。設置脚１１０により、人形遊び用玩具１００は、設置すると約１０ｍｍ設置面から浮いて見える。なお、以下の説明においては、人形遊び用玩具１００の正面側を前、その反対側を後とし、池部１０側を下、その反対側を上、人形遊び用玩具１００を正面から見て左側を左、右側を右とする。
【００１０】
池部１０の上方には、城部２０が設けられている。城部２０は、雲に浮かぶお城をイメージして設けられている。城部２０は、上下方向に長い長尺状の２本の滝部２１が、城部２０から池部１０に滝が流れるイメージで設けられている。一方、池部１０の背面側には、略板状に立設して樹木をイメージした樹木部１１１が設けられている。城部２０は、滝部２１及び樹木部１１１により支持されている。城部２０には、雲状の支持基部１２０が設けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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