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公開番号
2025054270
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-07
出願番号
2024165078
出願日
2024-09-24
発明の名称
破砕装置
出願人
青木あすなろ建設株式会社
,
タグチ工業株式会社
代理人
個人
主分類
B02C
1/02 20060101AFI20250328BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】 投入した被破砕物(ずり)の滞留を解消し、効率的に破砕処理を行うことが可能な破砕装置を提供すること。
【解決手段】 掘削工事において発生したずり2を破砕して搬出する移動式の破砕装置1であって、ずりが投入されるホッパー15と、投入されたずりを搬送するパンデッキ11と、ずりを篩い分けるグリズリフィーダー12と、該グリズリフィーダーを通過しない大きいずりを破砕するジョークラッシャー13と、破砕物を搬出するベルトコンベヤー14とを備えるとともに、ブーム31、アーム32、バケット33及び操作部34を有するバックホウ3が搭載されてことを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
掘削工事において発生したずりを破砕して搬出する移動式の破砕装置であって、
前記ずりが投入されるホッパーと、投入された前記ずりを搬送するパンデッキと、前記ずりを篩い分けるグリズリフィーダーと、該グリズリフィーダーを通過しない大きいずりを破砕するジョークラッシャーと、破砕物を搬出するベルトコンベヤーとを備えるとともに、ブーム、アーム、バケット及び操作部を有するバックホウが搭載されており、
該バックホウは、前記バケットが、前記パンデッキ及び前記グリズリフィーダーの上部を可動域となるように搭載されていることを特徴とする破砕装置。
続きを表示(約 350 文字)
【請求項2】
前記ブームの旋回ベースが、前記ホッパーに前記ずりを投入する際の導線に交わらない位置に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
【請求項3】
前記バックホウの駆動用動力が電気であり、動作電源が前記破砕装置の電源から供給されることを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
【請求項4】
前記操作部が、クラッシャー上部の操作デッキに設置されていることを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
【請求項5】
前記破砕装置に、前記バックホウの稼働範囲に接近する接近物を検知する近接センサが設けられており、該近接センサの検知信号に基づいて、前記バックホウが前記接近物に対して自動で回避動作を行うことを特徴とする請求項1に記載の破砕装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、破砕装置に関し、詳しくは、投入したずり(被破砕物)を効率的に破砕処理することができる破砕装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
山岳トンネル工事における連続ベルトコンベヤー方式によるずり出し作業では、通常、切羽で発生したずりをタイヤショベルにより切羽後方約50mに設置している破砕装置まで運搬し、その破砕装置に投入して、破砕処理した破砕物をベルトコンベヤーにより搬出している。
【0003】
一般的な破砕装置としては、例えば、投入された小岩塊や泥分からなるずりを搬送するパンデッキと、振動とスクリーンで篩い分けるグリズリフィーダーと、その他の大きい岩塊を破砕するジョークラッシャー及び、破砕処理した破砕物を搬出するベルトコンベヤーを備えている(例えば、特許文献1を参照)。
【0004】
そして、パンデッキ上に導入されたずりは、グリズリフィーダーで振われて、ベルトコンベヤーにより搬出される。また、比較的大きなずりは、ジョークラッシャーに導入、破砕されてベルトコンベヤーにより搬出される。
【0005】
ここで、山岳トンネル工事において施工サイクルを効率化させるためには、投入されたずりを速やかに破砕処理して搬出時間を短縮することが重要である。上記連続ベルトコンベヤー方式による破砕処理の場合、ベルトコンベヤーの搬送能力が一定であるため、ジョークラッシャーの処理が時間短縮に直接関係している。
【0006】
一方、上記構成の破砕装置による破砕処理では、破砕装置内部のパンデッキ上にずりの滞留が発生したり、泥濘化したずりがパンデッキ上で滞留する場合もある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開平5-154400号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
また、グリズリフィーダーの間隙に比較的大きなずりが挟まり、目詰まりを起こして閉塞する場合がある。このような状況においては、通常、グリズリフィーダーで篩い分けられる比較的小さいずりまでがジョークラッシャーに導入されるため、ジョークラッシャーの処理量が増加し、結果、破砕処理の速度が低下する原因となる。
【0009】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、投入したずり(被破砕物)の滞留を解消し、効率的に破砕処理を行うことが可能な破砕装置を提供することを課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明の破砕装置は、上記の技術的課題を解決するためになされたものであって、以下のことを特徴としている。
(【0011】以降は省略されています)
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