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公開番号2025036469
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-14
出願番号2024225925,2023091450
出願日2024-12-23,2018-11-22
発明の名称ロボット、異常通知方法及びプログラム
出願人カシオ計算機株式会社
代理人個人
主分類A63H 11/00 20060101AFI20250306BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】ロボットの会話能力を高く見せる技術を提供する。
【解決手段】ロボット100のユーザに関する情報と、ロボット100の周囲の状況の情報である状況情報との少なくとも一方の情報である第1情報を取得する第1情報取得手段と、取得した第1情報に基づいて、ロボット100と所定の対象とが少なくとも第1情報に適合する会話をしているようにユーザに認識させるための会話データを作成する作成手段と、作成した会話データに基づく情報を出力するように出力部を制御することによって、ユーザに、ロボット100と所定の対象とが少なくとも第1情報に適合する会話をしているように認識させる出力制御手段と、を備える会話出力システム1000であって、ロボット100は、会話データに基づく会話のレベル以上のレベルの会話を実行する機能を有していない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ロボットのユーザに関する情報と、前記ロボットの周囲の状況の情報である状況情報との少なくとも一方の情報である第1情報を取得する第1情報取得手段と、
取得した前記第1情報に基づいて、前記ロボットと所定の対象とが少なくとも前記第1情報に適合する会話をしているように前記ユーザに認識させるための会話データを作成する作成手段と、
前記作成した会話データに基づく情報を出力するように出力部を制御することによって、前記ユーザに、前記ロボットと前記所定の対象とが少なくとも前記第1情報に適合する会話をしているように認識させる出力制御手段と、を備え、
前記ロボットは、前記会話データに基づく会話のレベル以上のレベルの会話を実行する機能を有していない、
会話出力システム。
続きを表示(約 2,400 文字)【請求項2】
前記ロボットは、
前記第1情報としての前記状況情報を取得する第1センサと、
前記第1センサが取得した前記第1情報としての前記状況情報を前記会話出力システムに送信する状況送信部と、を備え、
前記会話出力システムは、会話出力サーバ及び会話出力端末を備え、
前記会話出力サーバは、対端末通信部と、前記第1情報取得手段と、前記作成手段と、を有し、
前記会話出力端末は、前記出力制御手段と、前記出力部と、状況受信部と、対サーバ通信部と、を有し、
前記会話出力端末の前記出力制御手段は、前記状況受信部を介して、前記ロボットの前記状況送信部が送信した前記第1情報としての前記状況情報を受信することにより取得し、前記対サーバ通信部を介して、前記受信した前記第1情報としての前記状況情報を前記会話出力サーバの前記対端末通信部に送信し、
前記会話出力サーバの前記第1情報取得手段は、前記対端末通信部を介して、前記送信された前記第1情報を、受信することにより取得し、前記作成手段により作成した前記会話データを、前記対端末通信部を介して、前記会話出力端末の前記対サーバ通信部に送信し、
前記会話出力端末の前記出力制御手段は、前記対サーバ通信部を介して、前記会話出力サーバが送信した前記会話データを受信することにより取得し、前記取得した会話データに基づく情報を出力するように前記出力部を制御することによって、前記ユーザに、前記ロボットと前記所定の対象とが少なくとも前記第1情報に適合する会話をしているように認識させる、
請求項1に記載の会話出力システム。
【請求項3】
前記会話出力サーバは、SNS(Social Networking Service)を提供可能に構成され、
前記会話出力端末の前記出力制御手段は、
前記会話出力サーバが提供する前記SNSにアクセスするSNSクライアントソフトとして機能し、
前記取得した会話データを、前記SNSへの書き込み内容として、前記対サーバ通信部を介して、前記会話出力サーバの前記対端末通信部に送信し、
前記会話データに基づく情報を出力するように前記出力部を制御することによって、前記ユーザに、前記SNS上で前記ロボットと前記所定の対象とが少なくとも前記第1情報に適合する会話をしているように認識させる、
請求項2に記載の会話出力システム。
【請求項4】
前記作成手段は、
会話の話題を選定し、
少なくとも前記選定した話題と前記第1情報とに基づいて前記会話データを作成する、
請求項1から3のいずれか1項に記載の会話出力システム。
【請求項5】
前記作成手段は、
会話の第1の話題を選定し、
前記選定した第1の話題と前記第1情報とに基づいて第1の会話データを作成し、
前記出力制御手段によって前記第1の会話データに基づく情報を出力するように前記出力部が制御された後に、前記選定した第1の話題とは異なる第2の話題を選定し、
前記選定した第2の話題と前記第1情報とに基づいて第2の会話データを作成する、
請求項4に記載の会話出力システム。
【請求項6】
前記作成手段は、
前記第1の会話データと前記第2の会話データとの間をつなぐ文章であるつなぎ文を取得し、
前記作成した第2の会話データの前に前記取得したつなぎ文を追加する、
請求項5に記載の会話出力システム。
【請求項7】
前記ユーザの居住国を取得する居住国取得手段をさらに備え、
前記作成手段は、前記会話データを、前記取得した居住国の言語に翻訳する、
請求項1から6のいずれか1項に記載の会話出力システム。
【請求項8】
前記所定の対象は、前記ユーザ、前記ロボット以外の他のロボット、又は、前記ユーザ以外の人物である、
請求項1から7のいずれか1項に記載の会話出力システム。
【請求項9】
前記所定の対象は、前記ロボットとは別個に設けられ、前記ユーザとは異なる他のユーザに属する他のロボットであり、
前記他のユーザに関する情報と、前記他のロボットの周囲の状況の情報である状況情報との少なくとも一方の情報である第2情報を取得する第2情報取得手段をさらに備え、
前記作成手段は、前記取得した前記第1及び第2情報に基づいて、前記会話データとして、前記ロボットと前記他のロボットとが前記第1情報及び前記第2情報に適合する会話をしているように前記ユーザに認識させるためのデータを作成し、
前記出力制御手段は、前記会話データに基づく情報を出力するように前記出力部を制御することによって、前記ユーザに、前記ロボットと前記他のロボットとが前記第1及び第2情報に適合する会話をしているように認識させる、
請求項1から7のいずれか1項に記載の会話出力システム。
【請求項10】
前記所定の対象は仮想のロボットであり、
前記作成手段は、前記仮想のロボットに関する第2情報を設定し、前記第1情報及び前記設定した前記第2情報に基づいて、前記会話データとして、前記ロボットと前記仮想のロボットとが前記第1及び第2情報に適合する会話をしているように前記ユーザに認識させるためのデータを作成し、
前記出力制御手段は、前記会話データに基づく情報を出力するように前記出力部を制御することによって、前記ユーザに、前記ロボットと前記仮想のロボットとが前記第1及び第2情報に適合する会話をしているように認識させる、
請求項1から7のいずれか1項に記載の会話出力システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、会話出力システム、会話出力サーバ、会話出力方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
動物を模したロボットが普及してきている。このようなロボットは電子ペットとも呼ばれ、ユーザに愛されるような外観を備えている。また、ユーザの音声を認識してユーザの指示に応じた動作をしたり、ロボット同士で会話したりするロボットも登場している。例えば、特許文献1には、複数のロボットがロボット同士で会話するロボットシステムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-205483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、ロボット同士で会話が可能なロボットシステムは、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1に記載の複数のロボット間での会話の内容は、シナリオとして台詞が記されている台本であり、会話人数に応じて予め設定されているものであるため、決まりきった会話になっていた。スーパーコンピュータを使ったAI(Artificial Intelligence)技術を駆使すれば、それなりに高度な会話が可能であるが、一般ユーザのためのコンシューマ製品に搭載するのは現実的でない。したがって、ロボット同士の会話技術に改善の余地がある。このような問題は、複数のロボット同士の会話技術のみならず、ロボットと所定の対象との会話技術についても同様に当てはまる。
【0005】
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、ロボットの会話能力を高く見せる技術を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本発明の会話出力システムは、
ロボットのユーザに関する情報と、前記ロボットの周囲の状況の情報である状況情報との少なくとも一方の情報である第1情報を取得する第1情報取得手段と、
取得した前記第1情報に基づいて、前記ロボットと所定の対象とが少なくとも前記第1情報に適合する会話をしているように前記ユーザに認識させるための会話データを作成する作成手段と、
前記作成した会話データに基づく情報を出力するように出力部を制御することによって、前記ユーザに、前記ロボットと前記所定の対象とが少なくとも前記第1情報に適合する会話をしているように認識させる出力制御手段と、を備え、
前記ロボットは、前記会話データに基づく会話のレベル以上のレベルの会話を実行する機能を有していない、
会話出力システムである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、ロボットの会話能力を高く見せる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態1に係る会話出力システムの機能構成を示す図である。
実施形態1に係るロボットの外観の一例を示す図である。
実施形態1に係るシナリオ記憶部に記憶されているデータの一例を示す図である。
実施形態1に係るユーザプロファイル記憶部に記憶されているデータの一例を示す図である。
実施形態1に係るユーザ状況記憶部に記憶されているデータの一例を示す図である。
実施形態1に係る会話処理の状況情報収集のスレッド群のフローチャートである。
実施形態1に係る会話処理の会話要求収集のスレッド群のフローチャートである。
実施形態1に係る会話処理の会話内容出力のスレッド群のフローチャートである。
実施形態1に係るシナリオ選択処理のフローチャートである。
実施形態1に係る会話出力システムにおいて一方の会話出力端末に出力される会話内容の一例を示す図である。
実施形態1に係る会話出力システムにおいて他方の会話出力端末に出力される会話内容の一例を示す図である。
本発明の実施形態1の変形例3に係るシナリオ記憶部に記憶されているデータの一例を示す図である。
本発明の実施形態2に係る会話出力システムの機能構成を示す図である。
本発明の実施形態3に係る会話出力システムの機能構成を示す図である。
本発明の実施形態4に係る会話出力システムの機能構成を示す図である。
本発明の実施形態5に係る会話出力システムの機能構成を示す図である。
本発明の実施形態6に係る会話出力システムの機能構成を示す図である。
実施形態6に係る疑似チャットのためのスレッド群のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施形態に係る会話出力システムについて、図表を参照して説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一符号を付す。
【0010】
(実施形態1)
本発明の実施形態1に係る会話出力システムは、音声で自然言語による会話をすることができないロボットが、あたかも他のロボットと自然言語で会話をしているようにユーザに見せるシステムである。
(【0011】以降は省略されています)

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