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公開番号2024152810
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-25
出願番号2024131148,2023008994
出願日2024-08-07,2019-11-26
発明の名称演出出力玩具および演出出力玩具セット
出願人株式会社バンダイ
代理人
主分類A63H 15/00 20060101AFI20241018BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】簡単な動作で所期の演出を出力できる演出出力玩具を提供する。
【解決手段】物品AR1~AR3を装着可能な装着部14と、装着部14に装着された物品AR1~AR3を認識可能な認識部22と、物品AR1~AR3が認識部22で認識されたときに物品AR1~AR3に応じた演出を出力可能な出力部25とを備え、装着部14への物品AR1~AR3の装着は、認識部22が物品AR1~AR3を認識できない第1状態と、認識部22が物品AR1~AR3を認識できる第2状態とを含む。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
演出出力玩具であって、
物品を装着可能な装着部と、
前記装着部に装着された前記物品を認識可能な認識部と、
前記物品が前記認識部で認識されたときに前記物品に応じた演出を出力可能な出力部とを備え、
前記装着部への前記物品の装着は、前記認識部が前記物品を認識できない第1状態と、前記認識部が前記物品を認識できる第2状態とを含む、
演出出力玩具。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記装着部に装着された前記物品は、前記第1状態から前記第2状態への変位と、前記第2状態から前記第1状態への変位とを可能としている、
請求項1に記載の演出出力玩具。
【請求項3】
前記装着部に装着された前記物品は、前記第2状態から前記第1状態への自動復帰を可能としている、
請求項2に記載の演出出力玩具。
【請求項4】
前記装着部に装着された前記物品の前記第1状態から前記第2状態への変位は、前記物品に対する加圧に基づく変位であり、
前記装着部に装着された前記物品の前記第2状態から前記第1状態への変位は、前記加圧の解除に基づく変位である、
請求項2または3に記載の演出出力玩具。
【請求項5】
前記認識部は、前記第2状態が所定時間以上維持されたときに前記物品を認識するように構成されている、
請求項1~4のいずれか1項に記載の演出出力玩具。
【請求項6】
前記認識部による前記物品の認識は、前記物品の種類を識別可能な認識であり、
前記出力部から出力される前記演出は、前記物品の種類に応じた演出である、
請求項1~5のいずれか1項に記載の演出出力玩具。
【請求項7】
前記出力部は、音出力部を少なくとも含み、
前記演出は、少なくとも音出力による演出である、
請求項1~6のいずれか1項に記載の演出出力玩具。
【請求項8】
押圧変位可能な操作部と、
前記操作部への押圧を認識可能な第2の認識部と、をさらに備え、
前記認識部は、前記認識可状態が所定時間以上維持されたときに前記物品を認識するように構成されている、
請求項1~7のいずれか1項に記載の演出出力玩具。
【請求項9】
前記物品が前記認識部で認識され、かつ、前記操作部の押圧が認識されたときに前記出力部から出力される前記演出は、前記演出と異なる第2の演出である、
請求項8に記載の演出出力玩具。
【請求項10】
前記第2の演出は、前記認識部による前記物品の認識と前記第2の認識部による前記操作部の押圧の認識との組み合わせに応じたものである、
請求項9に記載の演出出力玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、音等による演出を出力可能な演出出力玩具と、当該演出出力玩具を含む演出出力玩具セットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
後記特許文献1には、赤外線発光ダイオードを備えた一方の装飾具と、赤外線検知センサと音声発生回路とを備えた他方の装飾具と、から構成された組合せ玩具が開示されている。この組合せ玩具は、一方の装飾具を腕部に取り付け、他方の装飾具を頭部に取り付けて使用されるものであって、腕部を動かして一方の装飾具の赤外線発光ダイオードからの赤外線が他方の装飾具の赤外線検知センサで検知されたときに、音声発生回路から音声を発生させるものである。
【0003】
しかしながら、他方の装飾具の赤外線検知センサは検知可能な赤外線入射方向が限られているため、腕部を動かして所期の音声を発生させることは極めて難しく、とりわけ、前掲の組合せ玩具の対象年齢が低い場合には音声を発生させる動作が困難故に飽きられてしまう懸念がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開平06-039096号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、簡単な動作で所期の演出を出力できる演出出力玩具と、当該演出出力玩具を含む演出出力玩具セットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る演出出力玩具は、物品を装着可能な装着部と、装着部に装着された物品を認識可能な認識部と、物品が認識部で認識されたときに物品に応じた演出を出力可能な出力部とを備え、装着部への物品の装着は、認識部が物品を認識できない第1状態と、認識部が物品を認識できる第2状態とを含む。また、本発明に係る演出出力玩具セットは、前掲の演出出力玩具と、前掲の物品とを含む。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る演出出力玩具および演出出力玩具セットによれば、簡単な動作で所期の演出を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1(A)は本発明の一実施形態に係る演出出力玩具の前面図、図1(B)は図1(A)の側面図である。
図2(A)は図1(A)のS1-S1線断面図、図2(B)は図1(A)のS2-S2線断面図である。
図3は図1に示した演出出力玩具の制御系の説明図である。
図4(A)は図1に示した演出出力玩具用の物品(一例)の前面図、図4(B)は同物品の後面図、図4(C)は同物品の側面図である。
図5(A)および図5(B)と図5(C)および図5(D)は図4に示した物品と種類が異なる物品(他の例)の前面図および後面図である。
図6(A)~図6(D)は図1に示した演出出力玩具への図4に示した物品の装着方法および認識方法の説明図である。
図7(A)は図1に示した演出出力玩具による演出出力(音)の流れを示す図、図7(B)は図1に示した演出出力玩具による演出出力(光)の流れを示す図である。
図8(A)および図8(B)は本発明の他の実施形態に係る演出出力玩具の部分前面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下の説明では、便宜上、図1(A)の手前側を前、奥側を後、左側を右、右側を左、上側を上、下側を下と表記し、他の図においてもこれと同様に向きを表記する。
【0010】
《一実施形態》
〈演出出力玩具の構成〉
まず、図1~図3を用いて、本発明の一実施形態に係る演出出力玩具10の構成(制御系20を含む)を説明する。
(【0011】以降は省略されています)

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