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公開番号2024117479
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-29
出願番号2023023605
出願日2023-02-17
発明の名称ディスポーザ補助システム
出願人株式会社竹村製作所
代理人個人,弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類B02C 18/00 20060101AFI20240822BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】 下水に対する汚染やディスポーザや配管内におけるヌメリの発生を回避し、排水の質的な向上を図るとともに、生ゴミを質的に向上させ、肥料等にリサイクル可能にして持続可能な循環系システムに貢献する。
【解決手段】 シンクSの排水口Soに取付けることにより生ゴミRを粉砕するディスポーザMに付設する補助システムを構成するに際して、直径100μm未満のファインバブルBfを生成するファインバブル生成ユニット3を有するファインバブル発生装置2と、給水源から供給される水Wiをファインバブル発生装置2に供給する給水手段4と、ファインバブル生成ユニット3により生成された処理水WfをディスポーザMの粉砕室51の内部に放出する放水手段5と、給水手段4を給水モード又は止水モードに切換えるモード切換手段6とを備える。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
シンクの排水口に取付けることにより生ゴミを粉砕するディスポーザに付設するディスポーザ補助システムであって、直径100μm未満のファインバブルを生成するファインバブル生成ユニットを有するファインバブル発生装置と、給水源から供給される水を前記ファインバブル発生装置に供給する給水手段と、前記ファインバブル生成ユニットにより生成されたファインバブルを含む処理水を前記ディスポーザの粉砕室の内部に放出する放水手段と、前記給水手段を給水モード又は止水モードに切換えるモード切換手段とを備えることを特徴とするディスポーザ補助システム。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記ファインバブルには、直径1μm未満のウルトラファインバブルを含むことを特徴とする請求項1記載のディスポーザ補助システム。
【請求項3】
前記給水手段には、バキュームブレーカを接続することを特徴とする請求項1記載のディスポーザ補助システム。
【請求項4】
前記放水手段は、前記粉砕室の側面壁部に放出口部を備えることを特徴とする請求項1記載のディスポーザ補助システム。
【請求項5】
前記ファインバブル発生装置は、前記ファインバブル生成ユニットの内部水路に対して、前記給水手段による給水方向を反転させ、かつ前記内部水路を通過した水を排出する切換弁を有する目詰まり防止機能部を備えることを特徴とする請求項1記載のディスポーザ補助システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、シンクの排水口に取付けることにより生ゴミを粉砕するディスポーザに付設して好適なディスポーザ補助システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
従来、マンション等に設置されるシンクの排水口には、シンク内などで発生した生ゴミを粉砕するディスポーザが取付けられるとともに、環境意識の高まりから一般住宅等でも取付けるケースが増えており、この種のディスポーザとしては、特許文献1に記載されるディスポーザ及び特許文献2に記載されるディスポーザ等が知られている。
【0003】
特許文献1のディスポーザは、破砕室における異物検知部の設置方法を工夫して、厨芥内の異物を確実に検知できるようにすることを目的としたものであり、具体的には、厨房のシンクの排水口に投入口が取り付けられて、該投入口から破砕室に投入された厨芥を破砕処理するディスポーザにおいて、投入口から破砕室の底部に至る経路途中に、階層構造を有する複数の金属センサが設けられたものである。
【0004】
また、特許文献2のディスポーザは、ディスポーザの高さ寸法を小さくして小形化し、取り付けスペースを減少させ、シンクとの連結が容易で、回転刃板の噛み込み解除を簡単に行え、シンクに連結する弾性連結管を損傷から保護することを目的としたものであり、具体的には、粉砕室の底部に回転刃板と固定刃をそなえ、回転刃板をDCモータで駆動するディスポーザにおいて、DCモータの制御装置をモータの下面に取り付け、さらに回転軸の下方端に回転軸を手動で回転させる工具の連結手段を設け、前記制御装置を覆うカバーの中央部に、上端側を連結手段の近くまで延ばして工具を挿入する挿入筒を備えたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2008-237999号公報
特開2006-346614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかし、上述した文献に記載されたディスポーザをはじめ、従来のディスポーザは、次のような基本的問題が存在した。
【0007】
即ち、ディスポーザは、シンク内などで発生した生ゴミを細かく粉砕し、水道水と一緒に下水路側に排出する機能を備えるため、生ゴミは、粉砕されるまでディスポーザ内に蓄積された状態になる。この結果、生ゴミの劣化や付着した汚れ等により下水を汚染する原因になるとともに、ディスポーザや配管内にヌメリが発生する問題もあるなど、排出する水質を高める観点からは十分に考慮されていない課題が存在した。
【0008】
また、生ゴミは、肥料等にリサイクルし、プランタ栽培を含む家庭菜園等に、家庭(個人)レベルで有効利用できれば、持続可能な循環系システムの構築に貢献する観点からも理想的となるが、ディスポーザは、生ゴミを高密度化し、量的な低減を図る観点からはメリットがあるものの、生ゴミ自身の質的な向上を図る観点からも必ずしも十分とは言えず、更なる改善の余地があった。
【0009】
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決したディスポーザ補助システムの提供を目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明に係るディスポーザ補助システム1は、上述した課題を解決するため、シンクSの排水口Soに取付けることにより生ゴミRを粉砕するディスポーザMに付設する補助システムを構成するに際して、直径100μm未満のファインバブルBfを生成するファインバブル生成ユニット3を有するファインバブル発生装置2と、給水源から供給される水Wiをファインバブル発生装置2に供給する給水手段4と、ファインバブル生成ユニット3により生成されたファインバブルBfを含む処理水Wfを、ディスポーザMの粉砕室51の内部に放出する放水手段5と、給水手段4を給水モード又は止水モードに切換えるモード切換手段6とを備えることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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