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公開番号2024124874
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-13
出願番号2023032830
出願日2023-03-03
発明の名称粉砕器具
出願人株式会社小泉製作所
代理人個人,個人
主分類B02C 9/02 20060101AFI20240906BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約【課題】手で持って振ることで粉末にすることができ、コンパクトな粉砕器具の提供を目的とする。
【解決手段】手で保持し振るための容器体と、前記容器体内に投入する球体とを有し、前記容器体の中に前記球体と原材料とを投入し、手で振ることで前記原材料が粉末になることを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
手で保持し振るための容器体と、前記容器体内に投入する球体とを有し、
前記容器体の中に前記球体と原材料とを投入し、手で振ることで前記原材料が粉末になることを特徴とする粉砕器具。
続きを表示(約 160 文字)【請求項2】
前記球体は1つであり、前記容器体は内部に前記球体が移動する筒状部と前記球体が突き当たる粉砕部とを有していることを特徴とする請求項1記載の粉砕器具。
【請求項3】
前記球体が移動する筒状部の内側と前記球体の間の隙間から粉末が移動するものであることを特徴とする請求項2記載の粉砕器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は例えば、焙煎したコーヒー豆、茶葉あるいは穀物等の各種食材を粉砕して粉末にするための粉砕器具に関し、特に手で振って楽しみながら粉末にすることができる粉砕器具に係る。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、焙煎したコーヒー豆はコーヒーミル等にて直前に挽いた方が新鮮で美味しいコーヒーが得られる。
また、お茶の場合も茶葉を挽いて粉末にしたものが知られている。
さらには、各種粉末にした粉末食品も知られている。
【0003】
これらのミルには回転刃によるカッター方式、ついて粉にする臼、回転式石臼等が知られている。
特許文献1には、ポット部に数多くのボールを投入したボールミル装置が開示されているが、装置が大がかりで複雑である。
特許文献2には、気流式粉砕機を用いた焙煎豆微粉末を開示するが、これも複雑な構造で大型になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平11-169734号公報
特開2008-72901号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、手で持って振ることで粉末にすることができ、コンパクトな粉砕器具の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る粉砕器具は、手で保持し振るための容器体と、前記容器体内に投入する球体とを有し、前記容器体の中に前記球体と原材料とを投入し、手で振ることで前記原材料が粉末になることを特徴とする。
【0007】
容器体内にコーヒー豆、茶葉、穀物等の原材料と球体とを投入し、手で持って上下あるいは左右に強く振るようにシェイクすると容器体の内部で、球体と容器体の内壁との間にて原材料が打ち砕かれることで粉末になる。
【0008】
容器体を手で持って強く振ることで球体が容器体内部で移動し、臼のように原材料を砕くことになるので、容器体及び球体は硬い材質で製作されているのが好ましい。
したがって、容器体の材質としてセラミック、金属等が例として挙げられるが、加工しやすい点では金属製が好ましい。
例えば銅合金、鋼等である。
球体としては硬くて重いものが良く、石材や金属製が好ましく、金属としては比重の大きい鉄球が例として挙げられる。
【0009】
容器体に投入する球体の数は原材料に合せて1つでも2つ以上の複数でもよいが、焙煎したコーヒー豆等を挽いてコーヒーにする場合等には、球体の取り出しや扱いが容易で粉末の分離がしやすい点で、前記球体は1つであり、前記容器体は内部に前記球体が移動する筒状部と前記球体が突き当たる粉砕部とを有していてもよい。
この場合に、前記球体が移動する筒状部の内側と前記球体の間の隙間から粉末が移動するものであってもよい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係る粉砕器具は、容器体の中に原材料と球体とを投入し、手で持ってシェイクすることで粉末が得られるので、必要な分量だけの量を粉末にすることができる。
粉砕器具を手で持ってシェイクする動作を楽しむことができ、その時に生じる音を楽しむこともできる。
さらに具体的に説明すると、粉砕器具は手で自由に振ることができるので、垂直方法あるいは水平方向等の自由な方向に振ることのみならず、振る強さやタイミング等を含めてその音を聞きながらフレキシブルに粉砕できる。
これにより、いろいろな要素を加えて試行錯誤しながら、好みの粒径分布の粉末を得る楽しみができる。
また、粉砕の程度により、その音が変化するので、この音の変化を楽しむこともできる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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