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公開番号2024104527
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008789
出願日2023-01-24
発明の名称過給機
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類F02B 39/00 20060101AFI20240729BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約【課題】押し出し損失を抑制することが可能な過給機を提供することを課題とする。
【解決手段】タービンハウジングと、タービンハウジングに接続された第1排気通路、第2排気通路および第3排気通路と、を具備し、第1排気通路は内燃機関の複数の気筒のうち第1気筒に接続され、第1気筒から排出される排気が流れ、第2排気通路は、複数の気筒のうち第2気筒に接続され、第2気筒から排出される排気が流れ、第3排気通路は、複数の気筒のうち第3気筒に接続され、第3気筒から排出される排気が流れ、第1排気通路から流入する排気と第2排気通路から流入する排気は、タービンハウジングの内部で合流し、タービンの軸から第1排気通路とタービンハウジングとの接続位置までの距離、およびタービンの軸から第2排気通路とタービンハウジングとの接続位置までの距離は、タービンの軸から第3排気通路とタービンハウジングとの接続位置までの距離より大きい過給機。
【選択図】図2

特許請求の範囲【請求項1】
タービンハウジングと、
前記タービンハウジングに接続された第1排気通路、第2排気通路および第3排気通路と、を具備し、
前記第1排気通路は、内燃機関の複数の気筒のうち第1気筒に接続され、前記第1気筒から排出される排気が流れ、
前記第2排気通路は、前記複数の気筒のうち第2気筒に接続され、前記第2気筒から排出される排気が流れ、
前記第3排気通路は、前記複数の気筒のうち第3気筒に接続され、前記第3気筒から排出される排気が流れ、
前記第1排気通路から流入する排気と前記第2排気通路から流入する排気は、前記タービンハウジングの内部で合流し、
タービンの軸から前記第1排気通路と前記タービンハウジングとの接続位置までの距離、および前記タービンの軸から前記第2排気通路と前記タービンハウジングとの接続位置までの距離は、前記タービンの軸から前記第3排気通路と前記タービンハウジングとの接続位置までの距離より大きい過給機。
続きを表示(約 640 文字)【請求項2】
前記複数の気筒は列を形成し、
前記第1気筒は前記列の1つの端に位置し、
前記第2気筒は前記列のもう1つの端に位置する請求項1に記載の過給機。
【請求項3】
前記内燃機関は、1つの前記第1気筒と、1つの前記第2気筒と、2つの前記第3気筒と、を有し、
前記過給機は2つの前記第3排気通路を有し、
前記第1排気通路は前記1つの第1気筒と前記タービンハウジングとに接続され、
前記第2排気通路は前記1つの第2気筒と前記タービンハウジングとに接続され、
前記2つの第3排気通路のうち1つは前記2つの第3気筒のうち1つに接続され、
前記2つの第3排気通路のうちもう1つは前記2つの第3気筒のうちもう1つに接続され、
前記2つの第3排気通路は、前記タービンハウジングへの接続位置よりも上流側において合流する請求項1または2に記載の過給機。
【請求項4】
前記タービンハウジングは第4排気通路、第5排気通路、および第6排気通路を有し、
前記第4排気通路は前記第1排気通路に接続され、
前記第5排気通路は前記第2排気通路に接続され、
前記第6排気通路は前記第3排気通路に接続され、
前記第4排気通路と前記第5排気通路とは合流し、
合流する位置における前記第4排気通路と前記第5排気通路との間の角度は90度以下である請求項1または2に記載の過給機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は過給機に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
内燃機関に導入される吸気を過給する過給機が知られている(例えば特許文献1など)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平7-279680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
内燃機関の複数の気筒から、過給機のタービンへと排気を導入することで過給機を動作させる。複数の気筒から排出される排気は、タービンに導入される前に合流する。合流部分において排気が衝突することで、排気の損失(押し出し損失)が増加する恐れがある。そこで、押し出し損失を抑制することが可能な過給機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的は、タービンハウジングと、前記タービンハウジングに接続された第1排気通路、第2排気通路および第3排気通路と、を具備し、前記第1排気通路は、内燃機関の複数の気筒のうち第1気筒に接続され、前記第1気筒から排出される排気が流れ、前記第2排気通路は、前記複数の気筒のうち第2気筒に接続され、前記第2気筒から排出される排気が流れ、前記第3排気通路は、前記複数の気筒のうち第3気筒に接続され、前記第3気筒から排出される排気が流れ、前記第1排気通路から流入する排気と前記第2排気通路から流入する排気は、前記タービンハウジングの内部で合流し、タービンの軸から前記第1排気通路と前記タービンハウジングとの接続位置までの距離、および前記タービンの軸から前記第2排気通路と前記タービンハウジングとの接続位置までの距離は、前記タービンの軸から前記第3排気通路と前記タービンハウジングとの接続位置までの距離より大きい過給機によって達成することができる。
【0006】
前記複数の気筒は列を形成し、前記第1気筒は前記列の1つの端に位置し、前記第2気筒は前記列のもう1つの端に位置してもよい。
【0007】
前記内燃機関は、1つの前記第1気筒と、1つの前記第2気筒と、2つの前記第3気筒と、を有し、前記過給機は2つの前記第3排気通路を有し、前記第1排気通路は前記1つの第1気筒と前記タービンハウジングとに接続され、前記第2排気通路は前記1つの第2気筒と前記タービンハウジングとに接続され、前記2つの第3排気通路のうち1つは前記2つの第3気筒のうち1つに接続され、前記2つの第3排気通路のうちもう1つは前記2つの第3気筒のうちもう1つに接続され、前記2つの第3排気通路は、前記タービンハウジングへの接続位置よりも上流側において合流してもよい。
【0008】
前記タービンハウジングは第4排気通路、第5排気通路、および第6排気通路を有し、前記第4排気通路は前記第1排気通路に接続され、前記第5排気通路は前記第2排気通路に接続され、前記第6排気通路は前記第3排気通路に接続され、前記第4排気通路と前記第5排気通路とは合流し、合流する位置における前記第4排気通路と前記第5排気通路との間の角度は90度以下でもよい。
【発明の効果】
【0009】
押し出し損失を抑制することが可能な過給機を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は実施形態に係る過給機を例示する模式図である。
図2はタービンハウジングのフランジ部を例示する図である。
図3は比較例に係る過給機を例示する模式図である。
図4(a)および図4(b)は圧力を例示する図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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