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公開番号2024104482
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-08-05
出願番号2023008709
出願日2023-01-24
発明の名称遊技機
出願人株式会社平和
代理人弁理士法人青海国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240729BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】演出の多様化を実現する。
【解決手段】変動処理の実行に基づいて変動パターン選択カウンタのカウンタ値を更新する。当たり図柄が表示された場合、当たり図柄ごとに予め定められた変動パターン選択状態フラグを設定する。変動パターン選択状態フラグと変動パターン選択カウンタのカウンタ値との組み合わせパターンごとに予め定められた変動パターンオフセットを、変動パターン選択状態フラグおよび変動パターン選択カウンタのカウンタ値に基づいて決定し、決定した変動パターンオフセットに基づいてテーブルを選択し、選択したテーブルに基づいて変動情報もしくは先読み情報を決定する。
【選択図】図13
特許請求の範囲【請求項１】
始動領域への遊技球の進入に基づいて所定情報を取得する情報取得手段と、
始動条件の成立により、取得された前記所定情報に基づいて、当たり図柄を含む複数の停止図柄の中からいずれかを決定する図柄決定手段と、
決定された前記停止図柄に基づいて変動情報を決定する変動情報決定手段と、
前記変動情報に基づいて設定される変動時間が経過すると前記図柄表示部に前記停止図柄を表示させる処理を含む変動処理を実行する変動処理手段と、
前記変動処理の実行に基づいて変動カウンタのカウンタ値を更新するカウンタ更新手段と、
前記図柄表示部に前記当たり図柄が表示された場合、遊技者に有利な特定遊技を実行する特定遊技実行手段と、
前記当たり図柄が表示された場合、前記当たり図柄ごとに予め定められた選択状態情報を設定する選択情報設定手段と、
前記始動条件の成立前に、取得された前記所定情報に基づいて先読み情報を決定する先読み情報決定手段と、
前記変動情報に基づいて変動演出を実行し、前記先読み情報に基づいて先読み演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記変動情報決定手段および前記先読み情報決定手段は、
前記選択状態情報と前記変動カウンタのカウンタ値との組み合わせパターンごとに予め定められたオフセット情報を、前記選択状態情報および前記カウンタ値に基づいて決定し、
決定した前記オフセット情報に基づいてテーブルを選択し、
選択した前記テーブルに基づいて前記変動情報もしくは前記先読み情報を決定する、
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 400 文字）【請求項２】
第１遊技状態および第２遊技状態を含む複数の遊技状態が設けられ、
所定の当たり図柄が表示された場合、前記特定遊技後の遊技状態を、前記第１遊技状態に設定する遊技状態設定手段と、
前記所定の当たり図柄が表示されて設定された前記第１遊技状態において、前記変動処理が予め設定された特定回数実行されたことに基づいて、遊技状態を前記第２遊技状態に変更する遊技状態変更手段と、
前記当たり図柄に基づいて、前記当たり図柄ごとに予め定められたカウンタ値を前記変動カウンタに設定するカウンタ設定手段を備え、
前記カウンタ更新手段は、
前記変動処理の実行に基づいて変動カウンタのカウンタ値を減算し、
前記所定の当たり図柄に基づいて前記変動カウンタに設定される前記カウンタ値は、前記特定回数よりも大きい値である、
ことを特徴とする請求項１に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示（約 4,800 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、始動口に遊技球が入球すると保留情報が取得され、始動条件が成立すると、取得された保留情報に基づいて大役抽選が行われ、大当たりに当選すると、多量の賞球を獲得可能な大役遊技が実行される遊技機が知られている。こうした遊技機においては、大役抽選の結果に基づいてさまざまな変動演出が実行される。
【０００３】
また、保留情報が取得された時点で、保留情報に基づいて先読み情報が導出され、先読み情報に基づいて先読み演出が実行される遊技機が広く提供されている。例えば、特許文献１には、先読み演出の整合性を担保するための技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特許第５８６３５９４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
先読み演出を実行するにあたり、より正確に先読み情報を得ることで、演出の多様化を実現可能な技術が希求されている。
【０００６】
本発明は、演出の多様化を実現することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記課題を解決するために、本発明の遊技機は、
始動領域への遊技球の進入に基づいて所定情報を取得する情報取得手段と、
始動条件の成立により、取得された前記所定情報に基づいて、当たり図柄を含む複数の停止図柄の中からいずれかを決定する図柄決定手段と、
決定された前記停止図柄に基づいて変動情報を決定する変動情報決定手段と、
前記変動情報に基づいて設定される変動時間が経過すると前記図柄表示部に前記停止図柄を表示させる処理を含む変動処理を実行する変動処理手段と、
前記変動処理の実行に基づいて変動カウンタのカウンタ値を更新するカウンタ更新手段と、
前記図柄表示部に前記当たり図柄が表示された場合、遊技者に有利な特定遊技を実行する特定遊技実行手段と、
前記当たり図柄が表示された場合、前記当たり図柄ごとに予め定められた選択状態情報を設定する選択情報設定手段と、
前記始動条件の成立前に、取得された前記所定情報に基づいて先読み情報を決定する先読み情報決定手段と、
前記変動情報に基づいて変動演出を実行し、前記先読み情報に基づいて先読み演出を実行する演出実行手段と、
を備え、
前記変動情報決定手段および前記先読み情報決定手段は、
前記選択状態情報と前記変動カウンタのカウンタ値との組み合わせパターンごとに予め定められたオフセット情報を、前記選択状態情報および前記カウンタ値に基づいて決定し、
決定した前記オフセット情報に基づいてテーブルを選択し、
選択した前記テーブルに基づいて前記変動情報もしくは前記先読み情報を決定する、
ことを特徴とする遊技機。
【０００８】
第１遊技状態および第２遊技状態を含む複数の遊技状態が設けられ、
所定の当たり図柄が表示された場合、前記特定遊技後の遊技状態を、前記第１遊技状態に設定する遊技状態設定手段と、
前記所定の当たり図柄が表示されて設定された前記第１遊技状態において、前記変動処理が予め設定された特定回数実行されたことに基づいて、遊技状態を前記第２遊技状態に変更する遊技状態変更手段と、
前記当たり図柄に基づいて、前記当たり図柄ごとに予め定められたカウンタ値を前記変動カウンタに設定するカウンタ設定手段を備え、
前記カウンタ更新手段は、
前記変動処理の実行に基づいて変動カウンタのカウンタ値を減算し、
前記所定の当たり図柄に基づいて前記変動カウンタに設定される前記カウンタ値は、前記特定回数よりも大きい値であってもよい。
【発明の効果】
【０００９】
本発明によれば、演出の多様化を実現することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【００１０】
実施形態に係る扉が開放された状態を示す遊技機の斜視図である。
実施形態に係る遊技機の正面図である。
実施形態に係る遊技機のブロック図である。
実施形態に係るメインＣＰＵが用いるメモリ領域のアドレスマップである。
実施形態に係る低確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る高確時大当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る当たり図柄乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係るリーチグループ決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係るリーチモード決定乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る変動パターン乱数判定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る変動時間決定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る特別電動役物作動ラムセットテーブルを説明する図である。
実施形態に係る大役遊技の終了後の遊技状態を設定するための遊技状態設定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る変動パターンオフセットを説明する図である。
実施形態に係る変動パターンオフセットとテーブル種別との対応関係を説明する図である。
実施形態に係る大役遊技後の変動回数とテーブル種別との関係を説明する図である。
実施形態に係る当たり決定乱数判定テーブルを説明する図である。
（ａ）は実施形態に係る普通図柄変動時間データテーブルを説明する図であり、（ｂ）は実施形態に係る開閉制御パターンテーブルを説明する図である。
実施形態に係る遊技機状態フラグを説明する図である。
実施形態に係る主制御基板におけるＣＰＵ初期化処理を説明する第１のフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるＣＰＵ初期化処理を説明する第２のフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるサブコマンド群セット処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における電源断時退避処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における設定関連処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるスイッチ管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板におけるゲート通過処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における第１始動口通過処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における第２始動口通過処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄乱数取得処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における取得時演出判定処理を説明する第１のフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における取得時演出判定処理を説明する第２のフローチャートである。
実施形態に係る特別遊技管理フェーズを説明する図である。
実施形態に係る主制御基板における特別遊技管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄当たり判定処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動番号決定処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における特別図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における回数切り管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における大入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における状態設定処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る普通遊技管理フェーズを説明する図である。
実施形態に係る主制御基板における普通遊技管理処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通図柄変動待ち処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通図柄変動中処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通図柄停止図柄表示処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開放前処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開閉切替処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口開放制御処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口閉鎖有効処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る主制御基板における普通電動役物入賞口終了ウェイト処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係るリーチなし変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。
実施形態に係るノーマルリーチ変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。
実施形態に係るハズレ時の発展リーチ変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。
実施形態に係る大当たり時の発展リーチ変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。
実施形態に係るリーチ発展演出が２回実行される場合の変動演出の一例を説明する図である。
実施形態に係る擬似連続リーチ変動パターンの変動演出の一例を説明する図である。
実施形態に係る変動演出決定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る保留表示演出の一例を説明する図である。
（ａ）は実施形態に係る最終保留表示パターン決定テーブルを説明する図であり、（ｂ）は実施形態に係る１つ前保留表示パターン決定テーブルを説明する図である。
実施形態に係る副制御基板におけるサブＣＰＵ初期化処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る副制御基板におけるサブタイマ割込み処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る副制御基板における先読み指定コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
実施形態に係る副制御基板における変動コマンド受信処理を説明するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
（【００１１】以降は省略されています）

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