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公開番号2024050095
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-10
出願番号2022156713
出願日2022-09-29
発明の名称自動ドア装置、自動ドア用センサ、方法およびプログラム
出願人ナブテスコ株式会社
代理人個人
主分類E05F 15/74 20150101AFI20240403BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】検知エリア内で複数の検知対象が検知された場合に、検知された複数の検知対象を適切に区別できる自動ドア装置の技術を提供することを目的とする。
【解決手段】ある態様の自動ドア装置100は、開口部周辺に複数の検知スポットからなる検知エリアを有し人又は物である検知対象を検知する起動センサ4と、検知状態の1つ又は複数の検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成する基準点生成部84と、検知エリア内において複数の検知ブロックが存在するときに検知ブロックのそれぞれの基準点に基づいて各検知ブロックの間を区画する区画線を生成する区画線生成部85と、を備える。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
開口部周辺に複数の検知スポットからなる検知エリアを有し人又は物である検知対象を検知する起動センサと、
検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成する基準点生成部と、
前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知ブロックのそれぞれの前記基準点に基づいて各検知ブロックの間を区画する区画線を生成する区画線生成部と、
を備える、
自動ドア装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記基準点生成部は前記検知ブロックのなす図形の重心を前記基準点とする、
請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項3】
前記区画線生成部は前記検知された複数の検知対象についての前記基準点を繋ぐ線分の垂線を前記区画線として前記線分上に生成する、
請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項4】
前記基準点生成部は単位時間毎に前記基準点を再生成し、
前記区画線生成部は前記再生成された基準点に基づいて前記区画線を再生成する、
請求項1に記載の自動ドア装置。
【請求項5】
前記検知エリアは複数の検知領域に区分され、
前記検知ブロックの位置の推移に関する推移情報を記憶する記憶部と、
前記推移情報に基づいて前記検知対象が前記検知エリアに進入した直後に検知状態に変化した前記検知スポットからなる前記検知ブロックの属する前記検知領域である最先検知領域と前記検知対象が前記検知エリアから退出する直前に検知状態であった前記検知スポットからなる前記検知ブロックの属する前記検知領域である最後検知領域とを特定する特定部と、
前記最先検知領域及び前記最後検知領域に基づいて前記検知対象の動線を識別する動線識別部と、
をさらに備え、
前記特定部は、前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在する場合、前記区画線を基準として一方側にある前記検知ブロックの位置の推移と他方側にある前記検知ブロックの位置の推移とを特定し、その特定した各推移に基づいて前記一方側にある検知ブロックと前記他方側にある検知ブロックについての前記最先検知領域及び前記最後検知領域をそれぞれ特定する、
請求項1から4のいずれか1項に記載の自動ドア装置。
【請求項6】
開口部周辺に複数の検知スポットからなる検知エリアを有し人又は物である検知対象を検知する検知部と、
検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成する基準点生成部と、
前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知スポットの塊のそれぞれの前記基準点に基づいて前記検知対象の間を区画する区画線を生成する区画線生成部と、
を備える、
自動ドア用センサ。
【請求項7】
開口部周辺に設けられた複数の検知スポットからなる検知エリアにおいて人又は物である検知対象を検知するステップと、
検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成するステップと、
前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知ブロックのそれぞれの前記基準点に基づいて前記検知対象の間を区画する区画線を生成するステップと、
を備える、
自動ドア装置に用いられる方法。
【請求項8】
自動ドア装置に用いられるプログラムであって、
コンピュータに、
開口部周辺に設けられた複数の検知スポットからなる検知エリアにおいて人又は物である検知対象を検知するステップと、
検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成するステップと、
前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知ブロックのそれぞれの前記基準点に基づいて前記検知対象の間を区画する区画線を生成するステップと、
を実行させるためのプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、自動ドア装置、自動ドア用センサ、方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
センサを用いて自動ドアの入退場者を計数する装置が知られている。例えば、特許文献1には、ドアを開閉作動させるためのモータを有する自動ドアの入退場者計数装置が記載されている。この装置は、通行体を検出する建物の内外に設置されるセンサと、通行体がドアに挟まれることを防止するための補助センサを備え、センサの信号により駆動装置を制御する。この装置は、これらのセンサにより通行体の移動方向と通行体がドアを通過したこととを検知して、その検知結果から通行体を計数する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-216100号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の装置は、内外センサ、補助センサが時系列的に通行者を検知することによって入退場者を計数可能であるが、検知エリア内で複数の検知対象が検知された場合に各検知対象を適切に区別することが難しい。
【0005】
本発明は、こうした課題に鑑みてなされたものであり、したがって、検知エリア内で複数の検知対象が検知された場合に、検知された複数の検知対象を適切に区別できる自動ドア装置の技術を提供することを目的の一つとしている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するために、本発明のある態様の自動ドア装置は、開口部周辺に複数の検知スポットからなる検知エリアを有し人又は物である検知対象を検知する起動センサと、検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成する基準点生成部と、前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知ブロックのそれぞれの前記基準点に基づいて各検知ブロックの間を区画する区画線を生成する区画線生成部と、を備える

【0007】
本発明の他の態様の自動ドア用センサは、開口部周辺に複数の検知スポットからなる検知エリアを有し人又は物である検知対象を検知する検知部と、検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成する基準点生成部と、前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知スポットの塊のそれぞれの前記基準点に基づいて前記検知対象の間を区画する区画線を生成する区画線生成部と、を備える。
【0008】
本発明のさらに他の態様の自動ドア装置に用いられる方法は、開口部周辺に設けられた複数の検知スポットからなる検知エリアにおいて人又は物である検知対象を検知するステップと、検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成するステップと、前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知ブロックのそれぞれの前記基準点に基づいて前記検知対象の間を区画する区画線を生成するステップと、を備える。
【0009】
本発明のさらに他の態様の自動ドア装置に用いられるプログラムは、コンピュータに、開口部周辺に設けられた複数の検知スポットからなる検知エリアにおいて人又は物である検知対象を検知するステップと、検知状態の1つ又は複数の前記検知スポットからなる検知ブロックの形状に基づいて基準点を生成するステップと、前記検知エリア内において複数の前記検知ブロックが存在するときに前記検知ブロックのそれぞれの前記基準点に基づいて前記検知対象の間を区画する区画線を生成するステップと、を実行させるためのプログラムである。
【0010】
なお、以上の任意の組み合わせや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、プログラム、プログラムを記録した一時的なまたは一時的でない記憶媒体、システムなどの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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