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公開番号
2024023900
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-02-21
出願番号
2023218774,2022186174
出願日
2023-12-26,2010-08-25
発明の名称
ゴルフ支援装置及びプログラム
出願人
株式会社ユピテル
代理人
主分類
A63B
71/06 20060101AFI20240214BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】ゴルフをプレイするに際し有益な情報を提供すること
【解決手段】グリーン上のカップ位置まで移動し、現在位置に基づきカップ位置のバッファメモリに登録する。旗アイコンI5の描画位置は、カップ位置として地点登録された実際の位置となる。この地点登録処理がされない場合には、旗アイコンI5は、二点鎖線で示すようにグリーン中央位置に描画される。カップ位置を登録後、実際にボールを打つ位置まで戻ると、制御部は、図示するように通常のグリーン中央までの残り距離表示領域R1の上に、カップ位置までの距離表示領域R5を描画するとともに、現在位置(自己アイコンI)からカップ位置までの距離を算出してその距離を表示する(図では“56”)。よって、ユーザは、カップまでの距離を確認することで、アプローチの際のクラブ種の選択に役立つ。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
複数のホールの各ホールについて初期値のカップ位置とともにホールのレイアウトを示す画像を記憶する記憶手段に基づいて、ホールのレイアウトを示す画像を表示する機能を有するゴルフ支援装置であって、
ユーザがプレイするゴルフのホールを特定する機能と、
前記特定したホールのカップ位置をユーザの操作に応じて登録する機能と、
第1のホールでプレイすることが特定された場合において、前記第1のホールについて同じプレイ当日に登録されたカップ位置があるときは、当該登録されたカップ位置とともに前記第1のホールのレイアウトを示す画像を表示し、当該登録されたカップ位置がないときは、初期値のカップ位置とともに前記第1のホールのレイアウトを示す画像を表示する機能と、
を有するゴルフ支援装置。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
複数のホールの各ホールについて初期値のカップ位置とともにホールのレイアウトを示す画像を記憶する記憶手段に基づいて、ホールのレイアウトを示す画像を表示する機能を有するゴルフ支援装置であって、
ユーザがプレイするゴルフのホールを特定する機能と、
前記特定したホールのカップ位置をユーザの操作に応じて登録する機能と、
第1のホールでプレイすることが特定された場合に、初期値のカップ位置とともに前記第1のホールのレイアウトを示す画像を表示し、
前記第1のホールの後に、第2のホールでプレイすることが特定された場合に、初期値のカップ位置とともに前記第2のホールのレイアウトを示す画像を表示し、
前記第2のホールの後に前記第1のホールでプレイすることが特定された場合において、前記第1のホールについて同じプレイ当日に登録されたカップ位置があるときは、当該登録されたカップ位置とともに前記第1のホールのレイアウトを示す画像を表示する機能と、
を有するゴルフ支援装置。
【請求項3】
コンピュータに、請求項1または2に記載のゴルフ支援装置の機能を実現させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ゴルフプレイヤーに対してゴルフ場のプレイ中などに各種の情報を提供するゴルフ支援装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
たとえば、GPS受信機を利用し、ゴルフ場で、現在位置からグリーンやバンカー等までの距離やコースレイアウトを表示したり、ゴルフプレイ中におけるボールを打った位置を正確かつ簡便に記録できるようにしたりするゴルフ支援装置がある(特許文献1等)。この特許文献1に開示された装置は、GPS衛星と通信を行い、現在の位置情報を取得する位置情報取得手段と、位置情報を記録する位置情報記録手段と、ゴルフ場のホールのレイアウトを視覚的に認識可能なレイアウト画像の情報を、その緯度および経度の情報と共に記録するレイアウト情報記録手段と、位置情報を、レイアウト画像の上にプロットして、ヒット軌跡を表示させるヒット軌跡表示処理手段とを備えたものである。
【0003】
この特許文献1の発明によれば、プレイ後にヒット軌跡を確認することで、プレイ内容の確認・反省を行ったり、事前あるいはプレイ中にコースレイアウトを確認したりプレイ中に現在位置からグリーンやバンカー等までの距離を確認したりすることでプレイの戦略を行ったりすることができる。
【0004】
また、特許文献2には、ホールのピン位置(カップ位置)を含むゴルフ場の各ホールコースのレイアウト情報を記憶保持しておき、打撃位置検出手段で検出した位置からホールのピン位置までの距離を表示したり、打撃方向をホールコース画面上に表示したりする機能を備えている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-339929号公報
特開2001-346930号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
従来のこの種のゴルフ支援装置は、現在位置からグリーンまでの残り距離は、例えばグリーンエッジまでの距離や、グリーン中央などの固定された位置までの距離としている。そのため、実際のピンまでの距離を正確に掴むことができない。特に、1グリーンなどで面積が広いと、現在プレイ中のコースの実際のピン(カップ)までの残り距離と、表示された残り距離との差が大きくなり、クラブの番手の選択やスイングの調整が適切に行えないおそれがある。
【0007】
さらに、ゴルフをプレイする場合、単純にピンまでの正確な残り距離を知るだけでは不十分であり、コースレイアウトを見ながら、コース内に存在するハザード位置や、傾斜の有無・方向等を考え、コースの攻略方法を決めることになる。このとき、コース内のそれぞれの位置までの距離は、キャディさんから教えてもらうこともできるが、毎回聞くのは煩雑であるとともに、キャディさんが近くにいない場合やそもそもセルフプレイなどで現実的に訪ねることができない場合がある。
【0008】
このように、現在のゴルフ支援装置では、ゴルフをプレイするに際し、まだまだ十分な情報が提供されていないという課題がある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上述した課題を解決するために、本発明に係るゴルフ支援装置は、(1)ゴルフコースのホールレイアウトを表示部に提示する情報提示手段と、その情報提示手段で表示されるホールレイアウトのグリーン上のカップ位置を登録するカップ位置登録手段と、現在位置を検出する現在位置検出手段と、現在位置検出手段で検出された現在位置から、前記カップ位置までの距離を求めるカップ残り距離算出手段と、その算出した距離を表示する距離表示手段と、を備えて構成した。
【0010】
通常、カップ位置は、毎日異なる。従って、グリーンの中央までの距離のように固定的なものの場合、現在位置からの正確な残り距離を求めることができない。これに対し、本発明では、当日のカップ位置を登録することにより、カップまでの正確な距離を表示することができる。よって、カップまでの距離を確認することにアプローチの際のクラブ種の選択に役立たせることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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