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発行日2024-10-07
公報種別意匠公報(S)
登録番号1781657
登録日2024-09-27
意匠に係る物品熱分解機
意匠分類K0-500(K1~K9に属さないその他の産業用機械器具)
出願番号2024000657
出願日2024-01-16
意匠権者株式会社M&T
代理人弁理士法人太田特許事務所
意匠に係る物品の説明本物品は、ゴミなどの廃棄物を投入して焼却するためのものである。本願意匠の熱分解機は、熱分解機部材説明図に示すように、上部に燃焼物投入口が設けられた炉本体上部と、下部に燃焼残渣取出し口が設けられた炉本体下部とからなる。炉本体上部は燃焼物一時貯留用の部材であり、炉本体下部は燃焼物を燃焼する部材であり、炉本体から外部に引き出し可能な仕切り板で仕切りされている。燃焼物投入時及び燃焼時には、炉本体下部での燃焼物の炎や熱の影響が炉本体上部に及ばないように、仕切り板を炉内部に収納した状態にしておく。そして、炉本体下部での燃焼物を燃焼の状況を見計らって、仕切り板を引き出し、炉本体上部に一時貯留しておいた燃焼物を、炉本体下部に落下させる。また、炉本体下部の周囲には、空気導入パイプが5カ所設けられる。5つの空気導入パイプの各々は、環状パイプに接続される。環状パイプは、給気管に接続され、給気管から供給された空気を5つの空気導入パイプの各々に供給する。作業者は、給気管及び空気導入パイプのコックを開放することにより、給気管及び環状パイプを介して供給された燃焼用空気を炉本体下部に導入することができる。さらに、炉本体下部は側面周囲の壁面が二重構造になっており、排気煙が二重壁の隙間を伝って炉本体下部の背面上部に設けられた排気筒から外部に排出されるようになっている。なお、炉本体の外観形状は、6角柱形状である。各部材は鋼板製であり、全高は約2mである。
意匠の説明参考斜視図は、本物品の熱分解機の使用状態を示す参考図である。参考図1は、本物品の熱分解機に用いられている部材の説明図である。参考図2は、仕切り板を引き出した使用状態を示す参考平面図である。参考図3は、参考図2のA-A線断面における空気導入パイプ拡大断面図である。参考図4は、仕切り板を引き出した使用状態を示す参考左側面図である。参考図5は、参考図4におけるB-B線断面参考図である。参考図6は、焼却物投入開閉蓋、仕切り板、取出し開閉蓋、空気導入パイプ、環状パイプ、及び給気管を取り外した状態を示す参考正面図である。参考図7は、焼却物投入開閉蓋、仕切り板、取出し開閉蓋、空気導入パイプ、環状パイプ、及び給気管を取り外した状態を示す参考右側面図である。参考図8は、参考図6におけるC-C線断面参考図である。参考図9は、参考図7におけるD-D線断面参考図である。参考図10は、参考図7におけるE-E線断面参考図である。
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