意匠ウォッチ

発行日2024-06-18
公報種別意匠公報(S)
登録番号1773213
登録日2024-06-07
意匠に係る物品建物用通風口
意匠分類L4-641(建築用構成品)
出願番号2023022856
出願日2023-11-02
意匠権者ローヤル電機株式会社
代理人個人,個人
意匠に係る物品の説明本物品は、参考斜視図及び参考左側面図に示すように、開口部の開口を遮蔽する遮蔽板を保持する四つの連結具を有し、各連結具は、金属製又は合成樹脂製の雄部材と、この雄部材と着脱自在に連結する合成樹脂製の雌部材とを有する。なお、各連結具を区別するために、第一連結具、第二連結具、第三連結具、第四連結具と記載している。これら連結具のうち、二つの連結具で雄部材と雌部材の連結を解除し、残りの連結具では雄部材と雌部材の連結状態を保持しつつ、雄部材の小径部を雌部材の第一切欠状部又は第二切欠状部に入れることで、開口を露出させることができる。第一露出状態は、第一連結具の連結状態が解除されていると共に第二連結具の連結状態が解除されており、さらに第三連結具及び第四連結具はそれぞれ連結状態が保持されている。第二露出状態は、第三連結具の連結状態が解除されていると共に第四連結具の連結状態が解除されており、さらに第一連結具及び第二連結具はそれぞれ連結状態が保持されている。第三露出状態は、第一連結具の連結状態が解除されていると共に第四連結具の連結状態が解除されており、さらに第二連結具及び第三連結具はそれぞれ連結状態が保持されている。第四露出状態は、第二連結具の連結状態が解除されていると共に第三連結具の連結状態が解除されており、さらに第一連結具及び第四連結具はそれぞれ連結状態が保持されている。第一連結具の正面図(後述の切欠非挿通状態)に示すように、雌部材の正面図に示される雌部材に対して雄部材の正面図に示される雄部材が連結している。第二連結具は、第二連結具の正面図(後述の切欠非挿通状態)に示すように、雌部材の正面図に示される雌部材に対して雄部材の左側面図に示される雄部材が連結している。第一連結具と第二連結具では、雄部材の小径部が雌部材の第一切欠状部及び第二切欠状部の何れにも入らずに雄部材が雌部材から上方へ延びた切欠非挿通状態から、雄部材の小径部が雌部材の第一切欠状部に入る第一切欠挿通状態へ雌部材が動くことができ、又は雄部材の小径部が雌部材の第二切欠状部に入る第二切欠挿通状態へ雌部材が動くことができる。なお、第三連結具の切欠非挿通状態、第一切欠挿通状態及び第二切欠挿通状態は、第一連結具の切欠非挿通状態、第一切欠挿通状態及び第二切欠挿通状態と同じである。さらに第四連結具の切欠非挿通状態、第一切欠挿通状態及び第二切欠挿通状態は、第二連結具の切欠非挿通状態、第一切欠挿通状態及び第二切欠挿通状態と同じである。
意匠の説明水色を付した部分以外の部分が、意匠登録を受けようとする部分である。断面図と端面図とに表された赤色は断面形状のみを表すものである。左側面図は右側面図と対称に表れるため省略する。背面図は正面図と同一に表れるため省略する。平面図と底面図とは、水色を付した部分のみが表れる図であるので省略する。雄部材の背面図は雄部材の正面図と対称に表れるため省略する。雄部材の底面図と雌部材の底面図とは、水色を付した部分のみが表れる図であるので省略する。

関連意匠