意匠ウォッチ

発行日2024-05-27
公報種別意匠公報(S)
登録番号1771308
登録日2024-05-16
意匠に係る物品作業用上着
意匠分類B1-1150(衣服)
出願番号2023017779
出願日2023-08-31
意匠権者個人,SUSUMU ITAMI
代理人
意匠に係る物品の説明本物品は、主として看護師、介護士など医療従事者が着用する上着である。医療従事者と患者さんとの、時間・身体の負担が軽減するよう、身体に合わせてサイズの微調整等が可能なデザインを考えてみました。色々と収納スペースを取り付けたり作業時間・身体の負担を軽減出来るように創意工夫の看護士・介護士作業服です。(1)左右の前身ごろをスライドファスナーで開閉できるようにする。(2)左右腰ポケット上部のふち布に芯を内蔵することによって硬質になり、両手を使わず片手でもペンやクリップを出し入れしやすくなる(左腰ポケット部分の内部構造を示した参考説明図1参照)。腰ポケットも前ではなく少し脇にずらしてポケットの中身と患者さんとの接触を避けるような配置にする(患者さんを抱き上げて移動作業の時にお互いに違和感を感じてしまうため)。(3)左右腰ポケット内部に仕切り・小分用の円筒状ペンさしを複数取り付けることで、ペンやハサミなどの文房具を分別して収納することができ、収納・取出しやすく片手でも作業ができて(時間の短縮も出来、体の負担も軽減される)時間と身体の負担とか時間の短縮ができる(ポケットの中もスッキリして整理しやすくなる。参考説明図1参照)。(4)ポケットには収納できない消毒液ボトル等など、普段使用する大きい物を持ち歩ける様に正面の脇腹付近にベルトを取り付ける(脇に取り付けることにより患者さんを抱き抱えて移動するときに邪魔になりにくい、身体の前だと物が患者さんとの間に入るので邪魔になる)。(5)小さいフックでも対応できるようにベルトにハトメ孔をあけておく(孔を数ヶ所あける事によってウェアラブルデバイスなど小物類も身につける事が出来る、ベルト孔にはハトメを使用してベルトの布の負担軽減のため参考説明図2参照)。(6)背面側の脇腹付近にはサイズ調整用のベルトをつけ、調整しやすいように面ファスナーを使用する(左脇腹のウエスト調整ベルト付近の構造を示した参考説明図2参照)。(7)胸ポケットを大・小の二重構造にし、PHSやナースコールと他の物を分けて収納できるようにする(小分けすることでポケット内部の整理がしやすくなる左胸ポケットの二重構造を示した参考説明図3参照)。(8)立襟を付けることで、聴診器・ストラップなどが直接肌にふれないようにする(肌に触れない目的で取り付けるので、襟ぐり3分の2程度の立襟を付ける。立襟は約3cm位で首に邪魔にならないように立襟で硬くして首に負担を軽減できるような仕様にする)。生地はガーゼの様な生地で汗を吸収しやすく、夏は涼しく冬は暖かい生地の使用で肌に優しい仕様にする。(9)名鑑や徽章を安全ピンやクリップでつける方のために左袖に布を取り付けることで、作業服自体の破損を防ぐ(左右の端だけ縫いとめてゴミ・ホコリを貯めないためと毎回使用するので本体自体の破損の回避・予防できる。胸のポケット・首からのぶら下げだと患者さんとの接触でどちらにも負担が掛ってしまう)。最後に、医療作業服は患者さんとの接触が多いので出来るだけ負担を軽減する為に正面には物が無い方が理想的なので出来るだけ左右に振り分ける。どうしても取り付ける必要がある場合は負担軽減できる様に医療作業上着で考えてみました。患者さんとの違和感も軽減出来る様な作業服を考えてみました。
意匠の説明

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