TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025119255
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014039
出願日2024-02-01
発明の名称測定装置、測定方法、測定プログラムおよび測定システム
出願人学校法人金沢工業大学
代理人個人
主分類A63J 5/02 20060101AFI20250806BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】音および光の到達タイミングのずれを簡便に測定する技術を提供する。
【解決手段】測定装置50は、収音部52と、受光部54と、生成部56とを備える。収音部52は、音を検知し、検知した音を電気信号である第1信号に変換する。受光部54は、光を検知し、検知した光を電気信号である第2信号に変換する。生成部56は、第1信号と第2信号とに基づき、音を検知したタイミングと光を検知したタイミングとのずれを示すずれ情報を生成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
音を検知し、検知した音を電気信号である第1信号に変換する収音部と、
光を検知し、検知した光を電気信号である第2信号に変換する受光部と、
前記第1信号と前記第2信号とに基づき、前記音を検知したタイミングと前記光を検知したタイミングとのずれを示すずれ情報を生成する生成部と、
を備える測定装置。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
前記収音部は、外部の音出力装置から出力される出力音を検知し、
前記受光部は、外部の光出力装置から出力される出力光を検知する、
請求項1に記載の測定装置。
【請求項3】
前記収音部は、前記音出力装置から離隔した位置における前記出力音を検知する、
請求項2に記載の測定装置。
【請求項4】
前記生成部は、前記ずれ情報に基づいて、前記音出力装置から前記出力音が出力されるタイミングと、前記光出力装置から前記出力光が出力されるタイミングとの少なくとも一方を制御する制御信号をさらに生成し、
前記制御信号を出力する出力部をさらに備える、
請求項3に記載の測定装置。
【請求項5】
前記生成部は、前記制御信号として、前記収音部によって前記出力音が検知されるタイミングの方が前記受光部によって前記出力光が検知されるタイミングよりも後となるように制御する信号を生成する、
請求項4に記載の測定装置。
【請求項6】
前記生成部は、前記制御信号として、前記音出力装置と前記収音部との間の距離が近いほど大きくなる係数を当該距離に乗じた値に対応する時間だけ、前記収音部によって前記出力音が検知されるタイミングを前記受光部によって前記出力光が検知されるタイミングよりも遅らせるように制御する信号を生成する、
請求項5に記載の測定装置。
【請求項7】
前記生成部は、前記第1信号を示す波形と前記第2信号を示す波形とを時間軸を揃えて示す表示情報を生成し、当該表示情報は前記ずれ情報を含み、
前記表示情報を出力する出力部をさらに備える、
請求項1から3のいずれか一項に記載の測定装置。
【請求項8】
音を検知し、検知した音を電気信号である第1信号に変換するステップと、
光を検知し、検知した光を電気信号である第2信号に変換するステップと、
前記第1信号と前記第2信号とに基づき、前記音を検知したタイミングと前記光を検知したタイミングとのずれを示す情報を生成するステップと、
を含む測定方法。
【請求項9】
音を検知し、検知した音を電気信号である第1信号に変換するステップと、
光を検知し、検知した光を電気信号である第2信号に変換するステップと、
前記第1信号と前記第2信号とに基づき、前記音を検知したタイミングと前記光を検知したタイミングとのずれを示す情報を生成するステップと、
をコンピュータに実行させるための測定プログラム。
【請求項10】
出力音を出力する音出力装置と、
出力光を出力する光出力装置と、
前記出力音および前記出力光を検知する測定装置と、を備え、
前記測定装置は、
検知した前記出力音を電気信号である第1信号に変換する収音部と、
検知した前記出力光を電気信号である第2信号に変換する受光部と、
前記第1信号と前記第2信号とに基づき、前記出力音を検知したタイミングと前記出力光を検知したタイミングとのずれを示すずれ情報を生成し、前記ずれ情報に基づいて、前記音出力装置から前記出力音が出力されるタイミングと、前記光出力装置から前記出力光が出力されるタイミングとの少なくとも一方を制御する制御信号を生成する生成部と、
前記制御信号を出力する出力部と、
を備える、測定システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、測定装置、測定方法、測定プログラムおよび測定システムに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
コンサートホール、劇場などの会場において、音と光とを互いにタイミングを同期させながら出力し、観客などの視聴者に知覚させることが行われている。特に近年、光源としてLED(Light Emitting Diode)照明が普及するにつれて、より高い周波数で光を点滅させることが一般的となっている。このように互いにタイミングを同期させた音および光は、音声信号と映像信号とを記録したコンテンツ等のデータを用いて出力されることがある。特許文献1には、音声信号と映像信号とをファイル化したデータを生成し、ファイル化処理が正常に実行されているか否かを検証する技術が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2011-223365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
視聴者に同時に知覚させるための音および光であっても、互いにずれたタイミングで視聴者によって知覚されることがある。これは、主に、音と光との出力タイミングのずれに起因する。具体的に、コンテンツ等のデータがデータ処理されて音として出力されるまでの時間と、コンテンツ等のデータがデータ処理されて光として出力されるまでの時間との差が問題となり得る。特許文献1には、ファイル化データがデコード処理されるのに要する時間を考慮したデータ処理を行うファイル化装置が記載されている。
【0005】
しかし、音と光との出力タイミングのずれの原因は、1つの装置内でのデータ処理の時間差によるものには限られない。例えば、会場に設置される音響設備および映像設備のそれぞれは、互いにデータ通信可能に接続された複数の装置によって構成されることがある。また、これらの音響設備および映像設備のそれぞれを構成する装置は、会場ごとに異なる場合がある。このような音響設備および映像設備のそれぞれを構成する装置間のデータ通信の時間差などによっても、音と光との出力タイミングのずれが生じ得る。さらに、出力された音および光のそれぞれが視聴者に到達するまでの時間差も影響し得る。音響設備および映像設備を構成するたびに、これらの影響を考慮して音と光との出力タイミングを調整することは困難である。
【0006】
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その例示的な目的の一つは、音および光の到達タイミングのずれを簡便に測定するための技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様は、測定装置である。測定装置は、音を検知し、検知した音を電気信号である第1信号に変換する収音部と、光を検知し、検知した光を電気信号である第2信号に変換する受光部と、前記第1信号と前記第2信号とに基づき、音を検知したタイミングと光を検知したタイミングとのずれを示すずれ情報を生成する生成部と、を備える。
【0008】
収音部は、外部の音出力装置から出力される出力音を検知してもよく、受光部は、外部の光出力装置から出力される出力光を検知してもよい。
【0009】
収音部は、音出力装置から離隔した位置における出力音を検知してもよい。
【0010】
生成部は、ずれ情報に基づいて、音出力装置から出力音が出力されるタイミングと、光出力装置から出力光が出力されるタイミングとの少なくとも一方を制御する制御信号をさらに生成してもよい。制御信号を出力する出力部をさらに備えてもよい。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
玩具
2か月前
個人
玩具
10日前
個人
自走玩具
3日前
個人
ゲーム玩具
4か月前
個人
運動補助具
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
株式会社三共
遊技機
2か月前
続きを見る