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公開番号2025090333
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205513
出願日2023-12-05
発明の名称遊技機
出願人株式会社藤商事
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250610BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技者が求める機能を搭載することで、遊技者が満足できる遊技内容となり、これによって、演出の多様性がある遊技機を提供する。
【解決手段】通常変動演出期間にて、液晶表示装置41に表示される予告演出における第3態様の表示面積(図17(b-1),図17(c-2),図17(d-3)参照)より、リーチ演出期間にて、液晶表示装置41に表示される予告演出における第3態様の表示面積の方が大きくなっている。そして、通常変動演出期間にて、液晶表示装置41に表示される第3態様にて表示される予告演出(図17(b-1),図17(c-2),図17(d-3)参照)より、リーチ演出期間にて、液晶表示装置41に表示される第3態様にて表示される予告演出の方が、当たりへの期待度が高くなっている。
【選択図】図17

特許請求の範囲【請求項1】
当たりへの期待度を示す第1態様と、
前記第1態様より当たりへの期待度が高く、前記第1態様と色彩が異なる第2態様と、
前記第1態様と異なり固有の柄を有する態様、又は、前記第1態様と色彩が異なりハイライト表現及び/又はエフェクトが付加された態様からなる第3態様と、
前記第1態様、前記第2態様、前記第3態様を少なくとも有する予告演出と、
前記予告演出を表示手段に表示して実行可能な予告演出実行手段と、
変動演出において、装飾図柄がリーチ態様となるまでの通常変動演出期間と、
前記リーチ態様にて変動演出を実行するリーチ演出期間と、を有し、
演出内容が異なる複数の予告演出において、前記第1態様と前記第2態様と前記第3態様とを用いて当たりへの期待度を示すことが可能であり、
前記第3態様を含む予告演出の種類数は、前記通常変動演出期間の方が、前記リーチ演出期間よりも多く、
前記通常変動演出期間にて表示される予告演出における前記第3態様の表示面積より、前記リーチ演出期間にて表示される予告演出における前記第3態様の表示面積の方が大きく、
前記通常変動演出期間にて前記第3態様で表示される予告演出より、前記リーチ演出期間にて前記第3態様で表示される予告演出の方が、当たりへの期待度が高くなっている遊技機。
続きを表示(約 270 文字)【請求項2】
前記リーチ演出期間は、第1リーチ演出期間と、第2リーチ演出期間を、備え、
前記第1リーチ演出期間は、前半期間と、後半期間と、を備えており、
前記第3態様は、前記前半期間に出現する一方で、前記後半期間には、出現しないようになっている請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記通常変動演出期間は、複数回の擬似連変動を実行可能であり、
前記複数回の擬似連変動が実行される変動演出期間のうち、前半よりも後半の方が、前記第3態様が出現しやくなっている請求項1又は2に記載の遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機、アレンジボール機、雀球遊技機、スロット、封入された遊技球を内部で循環させる封入式パチンコ機(管理遊技機)などの遊技機に関し、より詳しくは、遊技者が求める機能を搭載することで、遊技者が満足できる遊技内容となり、これによって、演出の多様性がある遊技機を提供することができる遊技機に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来のパチンコ機等の遊技機として、例えば特許文献1に記載のような遊技機が知られている。この遊技機は、遊技者が獲得する賞球数(遊技価値数)が一定以上になると強制的に遊技を終了させる打ち止め機能を備えたものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-217645号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記の遊技機では、遊技者が獲得する賞球数(遊技価値数)が一定以上になると強制的に遊技を終了させる打ち止め機能を備えているものの、演出の多様性については、改善の余地があるという問題があった。
【0005】
そこで本発明は、上記問題に鑑み、遊技者が求める機能を搭載することで、遊技者が満足できる遊技内容となり、これによって、演出の多様性がある遊技機を提供することができる遊技機を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0007】
請求項1の発明に係る遊技機によれば、当たりへの期待度を示す第1態様(例えば、図27に示す「通常」、「青色」参照)と、
前記第1態様より当たりへの期待度が高く、前記第1態様と色彩が異なる第2態様(例えば、図27に示す「青色」、「赤色」、図30に示す「緑色」参照)と、
前記第1態様と異なり固有の柄を有する態様(例えば、図27に示す「ユニーク」参照)、又は、前記第1態様と色彩が異なりハイライト表現及び/又はエフェクトが付加された態様(例えば、図27に示す「金色」参照)からなる第3態様と、
前記第1態様、前記第2態様、前記第3態様を少なくとも有する予告演出と、
前記予告演出を表示手段(例えば、図2に示す液晶表示装置41)に表示して実行可能な予告演出実行手段(例えば、図3に示すサブ制御CPU800a)と、
変動演出において、装飾図柄がリーチ態様となるまでの通常変動演出期間(例えば、図17参照)と、
前記リーチ態様にて変動演出を実行するリーチ演出期間(例えば、図18,図19参照)と、を有し、
演出内容が異なる複数の予告演出において、前記第1態様と前記第2態様と前記第3態様とを用いて当たりへの期待度を示すことが可能であり(例えば、図17、図27参照)、
前記第3態様を含む予告演出の種類数は、前記通常変動演出期間の方が、前記リーチ演出期間よりも多く、
前記通常変動演出期間にて表示される予告演出における前記第3態様の表示面積(例えば、図17(b-1),図17(c-2),図17(d-3)参照)より、前記リーチ演出期間にて表示される予告演出における前記第3態様の表示面積(例えば、図18(c-3),図19(b-2)参照)の方が大きく、
前記通常変動演出期間にて前記第3態様で表示される予告演出(例えば、図17(b-1),図17(c-2),図17(d-3)参照)より、前記リーチ演出期間にて前記第3態様で表示される予告演出の方が、当たりへの期待度が高くなっていることを特徴としている。
請求項2の発明に係る遊技機によれば、上記請求項1に記載の遊技機において、前記リーチ演出期間は、第1リーチ演出期間(例えば、図21に示す「ノーマルリーチ」、「弱SPリーチ」参照)と、第2リーチ演出期間(例えば、図21に示す「強SPリーチ」参照)を、備え、
前記第1リーチ演出期間は、前半期間(例えば、図21に示す「ノーマルリーチ」)と、後半期間(例えば、図21に示す「弱SPリーチ」)と、を備えており、
前記第3態様は、前記前半期間に出現する一方で、前記後半期間には、出現しないようになっている(例えば、図21参照)ことを特徴としている。
請求項3の発明に係る遊技機によれば、上記請求項1又は2に記載の遊技機において、前記通常変動演出期間(例えば、図17参照)は、複数回の擬似連変動を実行可能であり、
前記複数回の擬似連変動が実行される変動演出期間のうち、前半よりも後半の方が、前記第3態様が出現しやくなっていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、遊技者が求める機能を搭載することで、遊技者が満足できる遊技内容となり、これによって、演出の多様性がある遊技機を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の一実施形態に係る遊技機の外観を示す斜視図である。
同実施形態に係る遊技盤の正面図である。
同実施形態に係る遊技機の制御装置を示すブロック図である。
(a)は同実施形態に係る主制御RAMのメモリ領域を示し、(b)は同実施形態に係る主制御ROMのメモリ領域を示すメモリマップを説明する説明図である。
(a)~(e)は、変動中に、差球90000個を超えて、サブ制御基板へ、抑制装置作動予告コマンドが送信された場合を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(c)は、変動中に、差球95000個を超えて、サブ制御基板へ、遊技停止コマンドが送信された場合を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(d)は、大当たり中に、差球95000個を超えて、サブ制御基板へ、抑制装置作動警告コマンドが送信された場合を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(e)は、2回分の大当たりを1つの演出としてまとめて表示する場合を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(c)は、2回分の大当たりの1回分の大当たり中に、差球95000個を超えた場合の処理内容を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(d)は、2回分の大当たりの1回分の大当たりと2回分の大当たりとの間の特別図柄の変動中に、差球95000個を超えた場合の処理内容を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(d)は、大当たり遊技後に確変状態となる場合の遊技において、大当たり中に、差球95000個を超えた場合の処理内容を説明するための画面例を示す図である。
(a)~(d)は、大当たりとなる始動保留球(第1始動保留球、又は、第2始動保留球)が存在して、大当たり遊技後に、始動保留球を消化すると大当たりとなる保留連演出が発生した場合の遊技において、大当たり中に、差球95000個を超えた場合の処理内容を説明するための画面例を示す図である。
(a)は、液晶表示装置に表示させる画像のレイヤ構造を説明する説明図、(b-1)は、通常遊技画面のレイヤにエラー表示のレイヤを重ね合わせている状態を示す説明図、(b-2)は、通常遊技画面のレイヤにエラー表示のレイヤを重ね合わせた際の画面例、(c-1)は、エラー表示のレイヤに抑制装置(セービング機能)作動表示のレイヤを重ね合わせている状態を示す説明図、(c-2)は、エラー表示のレイヤに抑制装置(セービング機能)作動表示のレイヤを重ね合わせた際の画面例を示す図である。
(a-1)は、抑制装置(セービング機能)作動表示のレイヤに特定のエラーを描画した例を示す説明図、(a-2)は、抑制装置(セービング機能)作動表示のレイヤにエラー表示のレイヤを重ね合わせている状態を示す説明図、(b)は、抑制装置(セービング機能)作動表示と共に特定のエラーが表示されている画面例、(c)は、封入された遊技球を内部で循環させる封入式パチンコ機(管理遊技機)の場合の画面例を示す図である。
液晶表示装置の正面右側に、始動保留球数表示装置を設けた場合の簡易説明図であって、(a)は、始動保留球数表示装置が点灯した状態を示し、(b)は、始動保留球数表示装置が消灯した状態を示す図である。
(a)~(d)は、獲得予定球数を変化させる場合を説明するための画面例を示す図である。
(a-1)~(e-1)は、通常遊技時にセリフ予告演出が発生する画面例、(a-2)~(e-2)は、通常遊技時に宝箱ボタン予告演出が発生する画面例、(a-3)~(e-3)は、通常遊技時にステップアップ予告演出が発生する画面例を示す図である。
リーチ後の画面例を示し、(a-1)は、リーチ(テンパイ)状態となった際に表示される画面例、(a-2)~(c-3)は、強SPリーチへ発展する発展あおり演出と強SPリーチ発展時のタイトル予告演出を示す画面例を示す図である。
(a-1)~(d-2)は、強SPリーチのカットイン予告演出を示す画面例である。
RUSH状態時の変動演出の画面例を示し、(a-1)~(d-1)は、通常変動中の予告演出でユニーク柄が出現した場合の画面例、(a-2)~(c-2)は、SPリーチのタイトル予告演出でユニーク柄が出現した場合の画面例、(a-3)~(e-3)は、SPリーチ中のカットイン予告演出でユニーク柄が出現した場合の画面例を示す図である。
(a)~(b)は、弱SPリーチ演出では、ユニーク柄が出現しないことを説明するタイミングチャート図である。
(a-1)~(c-1)は、通常変動中に変動アイコンがユニーク柄に変化した場合の画面例、(a-2)~(c-2)は、テンパイ(リーチ)時に変動アイコンがユニーク柄に変化する場合の画面例、(a-3)~(c-3)は、強SPリーチ発展時のタイトル表示時に変動アイコンがユニーク柄に変化する場合の画面例を示す図である。
(a)は、金色が出現したセリフ予告演出の画面例、(b)は、金色が出現したステップアップ予告演出の画面例、(c)は、金色が出現したリーチ中のカットイン予告演出の画面例を示す図である。
(a)は同実施形態に係る遊技機の大当たり確率を示し、(b)は図柄振り分けテーブルを示し、(c)は通常時変動パターン振り分けテーブルを示す図である。
RUSH時変動パターン振り分けテーブルを示す図である。
通常変動中予告根幹選択テーブルを示す図である。
(a)は、セリフ予告抽選テーブルを示し、(b)は、宝箱ボタン予告抽選テーブルを示し、(c)は、ステップアップ予告抽選テーブルを示す図である。
(a)は、第1テンパイ時予告抽選テーブルを示し、(b)は、第2テンパイ時予告抽選テーブルを示す図である。
弱SPリーチタイトル予告抽選テーブルを示す図である。
(a)は、第1強SPリーチタイトル予告抽選テーブルを示し、(b)は、第2強SPリーチタイトル予告抽選テーブルを示す図である。
(a)は、第1強SPリーチカットイン予告抽選テーブルを示し、(b)は、第2強SPリーチカットイン予告抽選テーブルを示す図である。
(a)は、RUSHセリフ予告抽選テーブルを示し、(b)は、RUSHSPリーチタイトル予告抽選テーブルを示し、(c)は、RUSHSPリーチ中カットイン予告抽選テーブルを示す図である。
同実施形態に係る主制御のメイン処理を説明するフローチャート図である。
図33に示す主制御のメイン処理の続きを説明するフローチャート図である。
図33に示す設定切替処理を説明するフローチャート図である。
電源異常チェック処理を説明するフローチャート図である。
図34に示すRAMクリア時使用領域外処理を説明するフローチャート図である。
図34に示す使用領域外処理遊技開始設定を説明するフローチャート図である。
図34に示す賞球入賞数管理処理1を説明するフローチャート図である。
図39に示す使用領域外RAM領域の初期設定を説明するフローチャート図である。
同実施形態に係る主制御のタイマ割込み処理を説明するフローチャート図である。
図41に示す普通図柄処理を説明するフローチャート図である。
図41に示す特別図柄処理を説明するフローチャート図である。
図43に示す始動口チェック処理1(2)を説明するフローチャート図である。
図43に示す特別図柄変動開始処理を説明するフローチャート図である。
図43に示す特別図柄変動中処理を説明するフローチャート図である。
図43に示す特別図柄確認時間中処理を説明するフローチャート図である。
図41に示す使用領域外処理を説明するフローチャート図である。
図48に示す抑制装置計数処理を説明するフローチャート図である。
図48に示す抑制装置作動管理処理を説明するフローチャート図である。
図48に示す抑制装置作動管理処理2を説明するフローチャート図である。
(a)は同実施形態に係る抑制装置作動判定テーブルのプログラム例を示し、(b)は同実施形態に係る抑制装置作動予告コマンドテーブルのプログラム例を示す図である。
同実施形態に係るサブ制御のメイン処理を示すフローチャート図である。
図53に示すデータ解析処理を示すフローチャート図である。
同実施形態に係るサブ制御のコマンド受信処理を示すフローチャート図である。
同実施形態に係るサブ制御のタイマ割込み処理を示すフローチャート図である。
(a)は動画に関する初期コマンドリストを説明するフローチャート図を示し、(b)は動画に関する定常コマンドリストを説明するフローチャート図を示し、(c)は静止画に関するコマンドリストを説明するフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る遊技機の一実施形態を、パチンコ遊技機を例にして、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
(【0011】以降は省略されています)

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