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公開番号
2025083382
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-30
出願番号
2025034821,2022175882
出願日
2025-03-05,2022-11-01
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社オリンピア
代理人
弁理士法人近島国際特許事務所
主分類
A63F
5/04 20060101AFI20250523BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】
複数の色の塗料の印刷がズレたとしても図柄の誤認の防止を図ることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】
スロットマシンは、複数の図柄が配置されたリールテープT1を有するリールと、LED315を有してリールを内側から照明するバックライトとを備えている。図柄P4には、水色の塗料の層と黄色の塗料の層とが重なることで緑色となる葉部CHhaと、白色の塗料の層が露出するてかり部CHteka2とを有している。黄色の塗料の層がてかり部CHteka2に侵出した縁Fuch2の黄色領域は、てかり部CHteka2の白色領域と葉部CHhaの緑色領域とに挟まれている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
筐体と、
前記筐体に対して開閉可能に取り付けられた
前扉と、
リールと、
を備え、
前記前扉の状態には、第1状態と、第2状態と、第3状態とが含まれ、
前記第1状態は、前記前扉が閉じている状態であり、
前記第2状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部に当接しておらず、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第2寸法となっている状態であり、
前記第3状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部と当接し、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第3寸法となっている状態であり、
前記第2寸法は、前記第3寸法よりも小さく、
前記第2寸法及び第3寸法は、メダルの厚さよりも大きく、
前記第2寸法及び第3寸法は、遊技球の直径よりも小さく、
前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、
前記リールテープは、赤色系の塗料が印刷される赤色部と、黄色系の塗料が印刷される黄色部と、白色系の塗料が印刷される白色部と、を有し、
前記特定図柄は、前記赤色部と前記黄色部とが重なることで橙色を視認可能とする橙色領域と、前記黄色部を視認可能とする黄色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、
前記黄色領域は、前記橙色領域と接しており、
前記黄色領域は、前記白色領域と接しており、
前記黄色領域は、前記橙色領域と前記白色領域とに挟まれている、
遊技機。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
筐体と、
前記筐体に対して開閉可能に取り付けられた前扉と、
リールと、を備え、
前記前扉の状態には、第1状態と、第2状態と、第3状態とが含まれ、
前記第1状態は、前記前扉が閉じている状態であり、
前記第2状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部に当接しておらず、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第2寸法となっている状態であり、
前記第3状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部と当接し、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第3寸法となっている状態であり、
前記第2寸法は、前記第3寸法よりも小さく、
前記第2寸法及び第3寸法は、メダルの厚さよりも大きく、
前記第2寸法及び第3寸法は、遊技球の直径よりも小さく、
前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、
前記リールテープは、青色系の塗料が印刷される青色部と、黄色系の塗料が印刷される黄色部と、白色系の塗料が印刷される白色部と、を有し、
前記特定図柄は、前記青色部と前記黄色部とが重なることで緑色を視認可能とする緑色領域と、前記黄色部を視認可能とする黄色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、
前記黄色領域は、前記緑色領域と接しており、
前記黄色領域は、前記白色領域と接しており、
前記黄色領域は、前記緑色領域と前記白色領域とに挟まれている、遊技機。
【請求項3】
筐体と、
前記筐体に対して開閉可能に取り付けられた前扉と、
リールと、を備え、
前記前扉の状態には、第1状態と、第2状態と、第3状態とが含まれ、
前記第1状態は、前記前扉が閉じている状態であり、
前記第2状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部に当接しておらず、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第2寸法となっている状態であり、
前記第3状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部と当接し、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第3寸法となっている状態であり、
前記第2寸法は、前記第3寸法よりも小さく、
前記第2寸法及び第3寸法は、メダルの厚さよりも大きく、
前記第2寸法及び第3寸法は、遊技球の直径よりも小さく、
前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、
前記リールテープは、黒色系の塗料が印刷される黒色部と、赤色系の塗料が印刷される赤色部と、白色系の塗料が印刷される白色部と、を有し、
前記特定図柄は、前記黒色部と前記赤色部とが重なることで黒赤色を視認可能とする黒赤色領域と、前記赤色部を視認可能とする赤色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、
前記赤色領域は、前記黒赤色領域と接しており、
前記赤色領域は、前記白色領域と接しており、
前記赤色領域は、前記黒赤色領域と前記白色領域とに挟まれている、遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 4,600 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、回胴式遊技機(スロットマシン)や、弾球式遊技機(パチンコ機)などの遊技機は、筐体に対して開閉可能な前扉が設けられており、この前扉を開閉することによって、遊技機の内部にアクセスすることができるように構成されている。このような前扉に、装飾が施された装飾シートと、透光可能な透光パネルとを備え、装飾シートを透光パネルで保護した遊技機が知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-65389号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上記透光パネルは、ある程度の衝撃に耐えられるよう、所定の厚み(例えば3mm程度)を有するアクリル樹脂等で構成されている。しかしながら、このように厚みがあると、その厚みによって装飾シートよりも外側を覗き込むことが可能となる虞があり、前扉の内部が視認できてしまう可能性がある。このように前扉の内部が視認できると、意匠性として美観を損なうだけでなく、所謂ゴト対策としても良好ではないという問題がある。
【0005】
そこで、本発明は、パネル部を介して内部を視認することを不能にすることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様は、筐体と、前記筐体に対して開閉可能に取り付けられた前扉と、リールと、を備え、前記前扉の状態には、第1状態と、第2状態と、第3状態とが含まれ、前記第1状態は、前記前扉が閉じている状態であり、前記第2状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部に当接しておらず、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第2寸法となっている状態であり、前記第3状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部と当接し、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第3寸法となっている状態であり、前記第2寸法は、前記第3寸法よりも小さく、前記第2寸法及び第3寸法は、メダルの厚さよりも大きく、前記第2寸法及び第3寸法は、遊技球の直径よりも小さく、前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、前記リールテープは、赤色系の塗料が印刷される赤色部と、黄色系の塗料が印刷される黄色部と、白色系の塗料が印刷される白色部と、を有し、前記特定図柄は、前記赤色部と前記黄色部とが重なることで橙色を視認可能とする橙色領域と、前記黄色部を視認可能とする黄色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、前記黄色領域は、前記橙色領域と接しており、前記黄色領域は、前記白色領域と接しており、前記黄色領域は、前記橙色領域と前記白色領域とに挟まれている、遊技機である。
また、本発明の一態様は、筐体と、前記筐体に対して開閉可能に取り付けられた前扉と、リールと、を備え、前記前扉の状態には、第1状態と、第2状態と、第3状態とが含まれ、前記第1状態は、前記前扉が閉じている状態であり、前記第2状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部に当接しておらず、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第2寸法となっている状態であり、前記第3状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部と当接し、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第3寸法となっている状態であり、前記第2寸法は、前記第3寸法よりも小さく、前記第2寸法及び第3寸法は、メダルの厚さよりも大きく、前記第2寸法及び第3寸法は、遊技球の直径よりも小さく、前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、前記リールテープは、青色系の塗料が印刷される青色部と、黄色系の塗料が印刷される黄色部と、白色系の塗料が印刷される白色部と、を有し、前記特定図柄は、前記青色部と前記黄色部とが重なることで緑色を視認可能とする緑色領域と、前記黄色部を視認可能とする黄色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、前記黄色領域は、前記緑色領域と接しており、前記黄色領域は、前記白色領域と接しており、前記黄色領域は、前記緑色領域と前記白色領域とに挟まれている、遊技機である。
また、本発明の一態様は、筐体と、前記筐体に対して開閉可能に取り付けられた前扉と、リールと、を備え、前記前扉の状態には、第1状態と、第2状態と、第3状態とが含まれ、前記第1状態は、前記前扉が閉じている状態であり、前記第2状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部に当接しておらず、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第2寸法となっている状態であり、前記第3状態は、前記前扉が開いており、前記前扉の被支持部が前記筐体の支持部と当接し、前記前扉下面の後辺と前記筐体の載置面との間の上下方向の寸法が第3寸法となっている状態であり、前記第2寸法は、前記第3寸法よりも小さく、前記第2寸法及び第3寸法は、メダルの厚さよりも大きく、前記第2寸法及び第3寸法は、遊技球の直径よりも小さく、前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、前記リールテープは、黒色系の塗料が印刷される黒色部と、赤色系の塗料が印刷される赤色部と、白色系の塗料が印刷される白色部と、を有し、前記特定図柄は、前記黒色部と前記赤色部とが重なることで黒赤色を視認可能とする黒赤色領域と、前記赤色部を視認可能とする赤色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、前記赤色領域は、前記黒赤色領域と接しており、前記赤色領域は、前記白色領域と接しており、前記赤色領域は、前記黒赤色領域と前記白色領域とに挟まれている、遊技機である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、パネル部を介して内部を視認することを不能にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す正面図である。
本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す側面図である。
本実施形態に係る遊技機の筐体内部の構成を示す斜視図である。
本実施形態に係る遊技機の筐体の内部の構成を示す正面図である。
本実施形態に係る第1状態の前扉を示す図である。
本実施形態に係る第2状態の前扉を示す図である。
本実施形態に係る第3状態の前扉を示す図である。
本実施形態に係るメダル及び遊技球を示す図である。
図2のC1部の拡大図である。
図2のC2部の拡大図である。
本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す背面斜視図である。
本実施形態に係る筐体の変形例を示す斜視図である。
本実施形態に係る下パネル部を分解して示す斜視図である。
本実施形態に係る下パネル部の上部を示す断面図である。
本実施形態に係る前パネルを示す正面図である。
本実施形態に係る遊技機のリールを示す斜視図である。
本実施形態に係る遊技機のリールテープを示す図である。
リールテープの断面を示す図で、図17のA-A矢視断面図である。
本実施形態に係るチェリー図柄の各部の色を説明する図である。
リールテープの断面を示す図で、(a)は図19のB-B矢視断面図、(b)は図19のC-C矢視断面図である。
本実施形態に係るチェリー図柄とバックライトのLEDとの位置関係を説明する図である。
本実施形態に係る受皿とキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)は受皿とキャンセルシュートを近接させた状態を示し、(b)は受皿とキャンセルシュートを離間させた状態を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートを前方から見たもので、(b)はキャンセルシュートを後方から見たものである。
本実施形態に係るホッパーユニットを前方から見た図である。
本実施形態に係る下扉の背面を示す斜視図である。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートを上方から見た図であり、(b)はキャンセルシュートを左側方から見た図である。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートの前部材を透視した状態を示し、(b)はキャンセルシュートの後部材のみを示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第2仮想直線を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第3仮想直線を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線の一端を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線の他端を示す。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明に係る実施形態について説明する。なお、以下に説明する本実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また、本実施形態で説明される構成のすべてが、本発明の必須構成要件であるとは限らない。更に、以下の記載において、遊技者の方(手前)を「前方」、反対を「後方」と記載すると共に、図1の正面図を基準に遊技機の上下左右を規定する。即ち、「上下」とはスロットマシンの上面側が「上」で、下面側が「下」を意味し、「左右」とはスロットマシンを遊技する遊技者の左手側が「左」を意味し、右手側が「右」を意味する。
【0010】
[遊技機の構成の概要]
まず、図1~図4に基づいて、遊技機の概略構成について説明をする。本実施形態のスロットマシン1は、いわゆる回胴式遊技機と呼ばれるもので、メダルを遊技媒体として用いた遊技を行う種類の遊技機である。このスロットマシン1は、図1~図3に示すように、箱型の筐体BXと、この筐体BXに対して開閉可能な前扉FDと、を備えている。筐体BXは、図3に示すように、天板BXU、背板BXH、底板BXB及び左右の側板BXL,BXRを備え、当該筐体BXの前面側に開口する前面開口部を有する箱形に形成されている。なお、背板BXHは、天板BXU、底板BXB及び左右の側板BXL,BXRよりも板厚が薄くなっていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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