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公開番号2025083313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-30
出願番号2024198404
出願日2024-11-13
発明の名称遊技機
出願人株式会社ニューギン
代理人個人,個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250523BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】特典の付与期待度等の有利度を画像の色彩によって示唆しつつも遊技興趣を向上させることができる遊技機を提供する。
【解決手段】第一特定演出は、特定色彩の第一画像が表示されるものであって開始前に特定色彩とは異なる色彩の第一画像が表示される演出であり、第二特定演出は、特定色彩の第二画像が表示されるものであって開始前に特定色彩とは異なる色彩の第二画像が表示されない演出であり、少なくとも特定変動を含む特定期間について、特定期間に第一特定演出が実行されている状況が含まれかつ第二特定演出が実行されている状況が含まれるときと、特定期間に第一特定演出が実行されている状況が含まれかつ第二特定演出が実行されている状況が含まれないときとで、特定変動の終了後に特典が付与される割合、および特定変動の終了後に特典が付与されたときの当該特典の有利度のうちの少なくともいずれか一方が異なる。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項１】
特定色彩の画像が表示される特定演出を実行可能であり、
前記特定演出には、第一特定演出と、第二特定演出と、があり、
前記第一特定演出は、前記特定色彩の第一画像が表示されるものであって、前記第一特定演出の開始前に前記特定色彩とは異なる色彩の前記第一画像が表示される演出であり、
前記第二特定演出は、前記特定色彩の第二画像が表示されるものであって、前記第二特定演出の開始前に前記特定色彩とは異なる色彩の前記第二画像が表示されない演出であり、
少なくとも特定変動を含む特定期間について、前記特定期間に前記第一特定演出が実行されている状況が含まれかつ前記第二特定演出が実行されている状況が含まれる第一のときと、前記特定期間に前記第一特定演出が実行されている状況が含まれかつ前記第二特定演出が実行されている状況が含まれない第二のときとで、前記特定変動の終了後に特典が付与される割合、および前記特定変動の終了後に特典が付与されたときの当該特典の有利度のうちの少なくともいずれか一方が異なり、
前記第一特定演出が実行されるにあたり、所定演出が実行され得る、
ことを特徴とする遊技機。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
請求項１に記載の遊技機であって、
前記特定期間は、前記特定変動の手前に所定期間を有し、
前記第一のときおよび前記第二のときのいずれにおいても、前記所定期間において前記第一特定演出が実行されている状況となり得、
前記第一のときに、前記特定変動において前記第二特定演出が開始される、
ことを特徴とする遊技機。
【請求項３】
請求項２に記載の遊技機であって、
前記第一のときおよび前記第二のときのいずれにおいても、前記所定期間において実行されている前記第一特定演出が前記特定変動の開始以降にも継続し、
前記第一のときに係る前記特定変動において、前記第一特定演出が実行されていない状況となってから前記第二特定演出が開始される、
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、パチンコ機やスロットマシン等の遊技機に関する。
続きを表示（約 3,300 文字）【背景技術】
【０００２】
パチンコ機やスロットマシン等に代表される遊技機には、特典の付与期待度等の有利度を画像の色彩によって示唆するものがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－０７６５３４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
このような色彩によって当り期待度を示唆する演出は、当り期待度を遊技者が理解し易いため、従来の遊技機で多用されているが、遊技興趣を向上させる観点において未だ改善の余地がある。
【０００５】
よって、本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、特典の付与期待度等の有利度を画像の色彩によって示唆しつつも遊技興趣を向上させることができる遊技機を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明によれば、特定色彩の画像が表示される特定演出を実行可能であり、前記特定演出には、第一特定演出と、第二特定演出と、があり、前記第一特定演出は、前記特定色彩の第一画像が表示されるものであって、前記第一特定演出の開始前に前記特定色彩とは異なる色彩の前記第一画像が表示される演出であり、前記第二特定演出は、前記特定色彩の第二画像が表示されるものであって、前記第二特定演出の開始前に前記特定色彩とは異なる色彩の前記第二画像が表示されない演出であり、少なくとも特定変動を含む特定期間について、前記特定期間に前記第一特定演出が実行されている状況が含まれかつ前記第二特定演出が実行されている状況が含まれる第一のときと、前記特定期間に前記第一特定演出が実行されている状況が含まれかつ前記第二特定演出が実行されている状況が含まれない第二のときとで、前記特定変動の終了後に特典が付与される割合、および前記特定変動の終了後に特典が付与されたときの当該特典の有利度のうちの少なくともいずれか一方が異なり、前記第一特定演出が実行されるにあたり、所定演出が実行され得る、ことを特徴とする遊技機が提供される。
【発明の効果】
【０００７】
本発明によれば、特典の付与期待度等の有利度を画像の色彩によって示唆しつつも遊技興趣を向上させることができる遊技機が提供される。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
図１は、遊技機の正面図である。
図２は、図１に示す領域ＩＩに配設される図柄表示装置を示す図である。
図３は、図１に示す領域ＩＩＩに配設される操作ボタン群およびその周辺を示す鳥瞰図である。
図４は、遊技機内に設置される遊技盤を示す図である。
図５は、遊技機の背面図である。
図６は、遊技機が備える制御構成を示すブロック図である。
図７は、遊技機が備える機能構成を示すブロック図である。
図８（ａ）は、特図当否判定用の抽選テーブルを模式的に示す図であり、図８（ｂ）は、特図１に係る特図当否判定において大当りが導出された場合に用いられる停止図柄抽選用の抽選テーブルを模式的に示す図であり、図８（ｃ）は、特図２に係る特図当否判定において小当りが導出された場合に用いられる停止図柄抽選用の抽選テーブルを模式的に示す図であり、図８（ｄ）は、特図２に係る特図当否判定において大当りが導出された場合に用いられる停止図柄抽選用の抽選テーブルを模式的に示す図である。
図９（ａ）は、特図変動パターン導出状態ＰＡ時の特図１に係る図柄変動で用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図であり、図９（ｂ）は、特図変動パターン導出状態ＰＡ時の特図１に係る図柄変動において特図変動パターンＨＮＰが決定された場合に用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１０（ａ）は、特図変動パターン導出状態ＰＢ時の特図２に係る図柄変動で用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図であり、図１０（ｂ）は、特図変動パターン導出状態ＰＢ時の特図２に係る図柄変動において特図変動パターンＨＮＰが決定された場合に用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１１（ａ）は、特図変動パターン導出状態ＰＣ時の特図２に係る図柄変動で用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図であり、図１１（ｂ）は、特図変動パターン導出状態ＰＣ時の特図２に係る図柄変動において特図変動パターンＨＮＰが決定された場合に用いられる特図変動パターン抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１２（ａ）は、特図変動パターン導出状態の遷移を示す状態遷移図であり、図１２（ｂ）は、特図変動パターン導出状態ごとの平均変動時間の関係を示す図である。
図１３（ａ）は、残ゲーム数表示および獲得玉数表示が行われる表示領域を示す図であり、図１３（ｂ）は、残ゲーム数表示の具体例を示す図であり、図１３（ｃ）は、獲得玉数表示の具体例を示す図である。
図１４（ａ）は、残ゲーム数表示に係る色変化処理のフローを示す図であり、図１４（ｂ）は、残ゲーム数表示の色変化抽選に用いられる抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１５（ａ）は、獲得玉数表示に係る色変化処理のフローを示す図であり、図１５（ｂ）は、獲得玉数表示の色変化抽選に用いられる抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１６（ａ）および図１６（ｂ）は、発展演出においてカットイン演出が発生する流れを示す図であり、図１６（ａ）は、弱カットインに係るカットイン演出が発生する流れを、図１６（ｂ）は、強カットインに係るカットイン演出が発生する流れを、示す図である。
図１７は、カットイン演出制御処理のフローを示す図である。
図１８（ａ）および図１８（ｂ）は、発展演出に係る抽選に用いられる抽選テーブルを模式的に示す図である。
図１９（ａ）は、残ゲーム数表示の色変化とカットイン画像との時間的関係性を示すタイミングチャートであり、図１９（ｂ）は、カットイン画像が表示されない場合の残ゲーム数表示の色変化の時間的変化を示すタイミングチャートである。
図２０（ａ）は、獲得玉数表示の色変化とカットイン画像との時間的関係性を示すタイミングチャートであり、図２０（ｂ）は、カットイン画像が表示されない場合の獲得玉数表示の色変化の時間的変化を示すタイミングチャートである。
図２１（ａ）は、特殊条件報知制御処理のフローを示す図であり、図２１（ｂ）は、特殊条件報知の実行抽選で用いられる抽選テーブルを模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて説明する。なお、すべての図面において、同様の構成要素には同一の符号を付し、適宜に説明を省略する。また、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」とは、特に断りのない限り、図１に示すように遊技機１０を正面側（遊技者側）から見た状態で指称するものとする。
なお、以降の説明における「有利（有利度）」とは、遊技者に対して有利であることを指し、さらに、特に断りがない限り、いわゆるプレミア画像等の演出面を除き、賞球（遊技媒体）の獲得量（遊技球の払い出しに限らず、メダルの払い出しを含む）に関して有利であることを指す。
【００１０】
＜本発明の特徴について＞
本実施形態における遊技機１０の詳細を説明する前に、本実施形態に記載されている発明（本発明）の特徴を説明する。
なお、当該特徴を説明するにあたり、括弧内の構成は、直前の構成に対応する本実施形態の構成を例示したものであり、当該説明以降の遊技機１０の説明においても同様の用途で括弧内に構成を記載する場合がある。
（【００１１】以降は省略されています）

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