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公開番号2025079722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192574
出願日2023-11-10
発明の名称遊技機
出願人サミー株式会社
代理人弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250515BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】1のプロセッサで演出制御手段と画像制御手段とを実現し、複数のプロセッサによる構成時と同等またはそれ以上の機能を提供する。
【解決手段】
副制御基板1200は、複数のプロセッサコアを有する1のプロセッサ(副制御CPU1201)と、データが予め書き込まれた第1の記憶装置(副制御ROM1202)と、データを読み書き可能な第2の記憶装置(副制御RAM1203)と、を有し、第2の記憶装置には、第1のプロセッサコアに割り当てられて動作する第1のプロセスと、第2のプロセッサコアに割り当てられて動作する第2のプロセスと、の双方からアクセス可能な共有領域1231が設けられ、第1のプロセスは、所定の割込みの発生を検知した場合に、共有領域1231に当該割込みの発生を示すフラグを書き込み、第2のプロセスは、共有領域1231を周期的に監視してフラグを読み取ることにより、所定の割込みの発生を検知する。
【選択図】図65

特許請求の範囲【請求項1】
遊技の進行を制御する主制御基板と、
前記主制御基板からの情報に基づいて演出を制御する副制御基板と、
を備え、
前記副制御基板は、互いが独立してプロセスを実行可能な複数のプロセッサコアを有する1のプロセッサと、データが予め書き込まれた第1の記憶装置と、データを読み書き可能な第2の記憶装置と、を少なくとも有し、
前記第2の記憶装置には、前記複数のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアに割り当てられて動作する第1のプロセスと、前記複数のプロセッサコアのうちの前記第1のプロセッサコアとは異なる第2のプロセッサコアに割り当てられて動作する第2のプロセスと、の双方からアクセス可能な共有領域が設けられ、
前記第1のプロセスは、所定の割込みの発生を検知した場合に、前記共有領域に当該割込みの発生を示すフラグを書き込み、
前記第2のプロセスは、前記共有領域を周期的に監視して、前記第1のプロセスによって前記共有領域に書き込まれたフラグを読み取ることにより、前記所定の割込みの発生を検知する
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、弾球式遊技機(「パチンコ遊技機」、「パチンコ機」とも称される)、あるいは回胴式遊技機(「パチスロ機」、「スロットマシン」とも称される。)等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、一般的な遊技機は、遊技の進行を制御する主制御手段を実現するための主制御基板と、主制御手段による制御に基づいて、演出の実行を制御する演出制御手段を実現するための演出制御基板と、演出制御手段による制御に従って、演出を実行する(画像や音声等を生成し出力する)画像制御手段を実現するために画像制御基板と、を備えて構成される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-058614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで近年、従来は複数の基板上の複数のプロセッサ(CPU)で実現していた演出制御手段と画像制御手段とを、1の基板(副制御基板)上の1のプロセッサ(CPU)で統合して実現しようとする構成が提案されている。しかし、演出制御手段及び画像制御手段を1つの副制御基板で実現する場合、基板上の構成が変わることにより、処理も変更する必要があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した課題に鑑みて、1のプロセッサで演出制御手段と画像制御手段とを実現し、複数のプロセッサによる構成時と同等またはそれ以上の機能を提供可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明においては、遊技の進行を制御する主制御基板と、前記主制御基板からの情報に基づいて演出を制御する副制御基板と、を備え、前記副制御基板は、互いが独立してプロセスを実行可能な複数のプロセッサコアを有する1のプロセッサと、データが予め書き込まれた第1の記憶装置と、データを読み書き可能な第2の記憶装置と、を少なくとも有し、前記第2の記憶装置には、前記複数のプロセッサコアのうちの第1のプロセッサコアに割り当てられて動作する第1のプロセスと、前記複数のプロセッサコアのうちの前記第1のプロセッサコアとは異なる第2のプロセッサコアに割り当てられて動作する第2のプロセスと、の双方からアクセス可能な共有領域が設けられ、前記第1のプロセスは、所定の割込みの発生を検知した場合に、前記共有領域に当該割込みの発生を示すフラグを書き込み、前記第2のプロセスは、前記共有領域を周期的に監視して、前記第1のプロセスによって前記共有領域に書き込まれたフラグを読み取ることにより、前記所定の割込みの発生を検知することを特徴とする遊技機が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、1のプロセッサで演出制御手段と画像制御手段とを実現し、複数のプロセッサによる構成時と同等またはそれ以上の機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の右側面図である。
パチンコ機を前方から見た斜視図である。
パチンコ機を後方から見た斜視図である。
前枠からガラス枠を開放させるとともに、外枠から前枠を開放させた状態のパチンコ機を前方から見た斜視図である。
ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を前方から見た分解斜視図である。
ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を後方から見た分解斜視図である。
遊技盤の正面図である。
遊技盤を右前から見た斜視図である。
遊技盤の背面図である。
遊技盤の背面を左後ろから見た斜視図である。
遊技盤の背面を右後ろから見た斜視図である。
遊技盤を主な構成毎に分解して前から見た分解斜視図である。
遊技盤を主な構成毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
パチンコ機の背面図(その1)である。
パチンコ機の背面図(その2)である。
パチンコ機の背面図(その3)である。
図17の状態におけるパチンコ機の斜視図である。
遊技機の電気的な構成例を示す制御ブロック図である。
図19に示す主制御基板の機能の一例を示すブロック図である。
図19に示す演出制御基板の機能の一例を示すブロック図である。
特別図柄当否抽選テーブルの一例を示す図である。
特別図柄当り図柄テーブルの一例を示す図である。
当り用の特別図柄変動パターンテーブルの一例を示す図である。
はずれ用の特別図柄変動パターンテーブルの一例を示す図である。
変動パターン先読み判定テーブルの一例を示す図である。
主制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
図27に続く主制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
図28に続く主制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
設定変更処理の一例を示すフローチャートである。
設定確認処理の一例を示すフローチャートである。
主制御側タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
図32に連続する主制御側タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
始動口監視制御処理の一例を示すフローチャートである。
図34に続く始動口監視制御処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄変動開始監視制御処理の一例を示すフローチャートである。
図36に示す特別図柄変動開始監視処理の一例を示すフローチャートである。
図37に続く特別図柄変動開始監視処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄制御処理の一例を示すフローチャートである。
図39に示す特別図柄制御汎用処理の一例を示すフローチャートである。
図40に示す特別図柄変動開始処理の一例を示すフローチャートである。
図40に示す特別図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。
図40に示す特別図柄停止図柄表示中処理の一例を示すフローチャートである。
図43に続く特別図柄停止図柄表示中処理の一例を示すフローチャートである。
図44に続く特別図柄停止図柄表示中処理の一例を示すフローチャートである。
特別電動役物制御処理の一例を示すフローチャートである。
図46に続く特別電動役物制御処理の一例を示すフローチャートである。
図47に続く特別電動役物制御処理の一例を示すフローチャートである。
リセット開始処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
図50に示すコマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。
図51に示す演出状態移行処理の一例を示すフローチャートである。
図51に示す変動演出内容決定処理の一例を示すフローチャートである。
図51に示す大当り演出内容決定処理の一例を示すフローチャートである。
図54に続く大当り演出内容決定処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御側タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
画像制御コマンド送信割込み処理の一例を示すフローチャートである。
演出表示装置における装飾図柄等の表示を説明するための図である。
遊技待機中デモ演出の開始前の画面遷移例を示す図である。
MYカウンタの計数方法を説明するための図である。
事前報知演出の表示例(その1)を示す図である。
事前報知演出の表示例(その2)を示す図である。
抑制報知演出の表示例を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るパチンコ機における電気的な構成例を示す図である。
図64に示した副制御基板の機能の一例を示すブロック図である。
描画処理の処理手順例を示すフローチャートである。
ウォッチドッグタイマのクリア処理の処理手順例を示すフローチャートである。
コマンド解析の処理手順例を示すフローチャートである。
遊技機2000の外観斜視図である。
遊技機2000の正面外観図である。
遊技機2000の一部分の上面図である。
遊技機2000における制御の概略を示すブロック図である。
図柄表示装置2038の斜視図である。
バックランプ2310の一例を示す斜視図である。
左リール2039aの斜視図である。
左リール2039aの分解斜視図である。
各リールの図柄の配列を説明するための図である。
リール停止時の図柄の表示について説明するための図である。
リールテープ2320の端部付近を説明するための図である。
所定のリール図柄のデザイン例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る遊技機について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
<1.第1の実施形態>
<パチンコ機の構造>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の正面図である。また、図2以降には、図1に示したパチンコ機1について、他方向から見た様子や分解した様子等が示されている。図2は、パチンコ機の右側面図であり、図3は、パチンコ機を前方から見た斜視図であり、図4は、パチンコ機を後方から見た斜視図である。また、図5は、前枠からガラス枠を開放させるとともに、外枠から前枠を開放させた状態のパチンコ機を前方から見た斜視図であり、図6は、ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を前方から見た分解斜視図であり、図7は、ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を後方から見た分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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