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公開番号
2025079717
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192569
出願日
2023-11-10
発明の名称
遊技機
出願人
サミー株式会社
代理人
弁理士法人サンネクスト国際特許事務所
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250515BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】遅延を抑制しながら正確に演出画像の表示用データを描画可能とする。
【解決手段】
パチンコ機1000は、第1画像データをエンコードして第2画像データを生成するエンコーダ手段と、生成された第2画像データを格納する記憶手段(CGROM1221)と、記憶手段に格納された第2画像データをデコードして第1画像を生成するデコーダ手段(画像デコーダ回路1255)と、を備える。エンコーダ手段は、第1画像データをコンテナ形式の第1フォーマットにエンコードして保存する第1の機能と、第1画像データを汎用的な第2フォーマットにエンコードして保存する第2の機能と、を有し、第1画像データが装飾図柄の表示画像である場合は、当該第1画像データの画像サイズに拘わらず、エンコーダ手段は第2の機能によって当該第1画像データをエンコードして記憶手段に保存する。
【選択図】図65
特許請求の範囲
【請求項1】
第1画像データをエンコードして第2画像データを生成するエンコーダ手段と、
前記エンコーダ手段によって生成された前記第2画像データを格納する記憶手段と、
前記記憶手段に格納された前記第2画像データをデコードして前記第1画像を生成するデコーダ手段と、
を備え、
前記デコーダ手段には、デコード可能な画像データの上限サイズが定められており、
前記エンコーダ手段は、
前記第1画像データの画像サイズが前記上限サイズを超える場合に、前記第1画像データをコンテナ形式の所定の第1フォーマットにエンコードすることによって、前記第1画像データを複数に分割した素材を入れたコンテナデータを生成し、生成したコンテナデータを前記第2画像データとして前記記憶手段に保存する第1の機能と、
前記第1画像データの画像サイズが前記上限サイズを超える場合に、前記第1画像データを前記上限サイズを超えない複数の第3画像データに分割し、分割後のそれぞれの第3画像データを前記第1フォーマットとは異なる汎用的な第2フォーマットにエンコードし、エンコード後の各第3画像データを前記第2画像データとして前記記憶手段に保存する第2の機能と、を有し、
前記第1画像データが装飾図柄の表示画像である場合は、当該第1画像データの画像サイズに拘わらず、前記エンコーダ手段は前記第2の機能によって当該第1画像データをエンコードして前記記憶手段に保存する
ことを特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、弾球式遊技機(「パチンコ遊技機」、「パチンコ機」とも称される)、あるいは回胴式遊技機(「パチスロ機」、「スロットマシン」とも称される。)等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 4,400 文字)
【背景技術】
【0002】
一般的なパチンコ機では、遊技球を遊技領域に発射し、遊技領域に設けられた始動口への入球を契機として、当りを発生させるか否かについて抽選を行い、抽選の結果に基づいて図柄の変動表示が行われる。このとき、遊技盤の略中央に設けられた演出表示装置では、装飾図柄を用いた変動表示が行われ、遊技者からより認識し易い態様で上記抽選の結果(当りに当選したか否か)が示される。演出表示装置では、装飾図柄の変動表示だけでなく、背景の表示や、遊技者の期待感を高める予告演出やリーチ演出等の表示、遊技方法を示唆する画像の表示等、様々な演出画像(動画像を含む)が表示される(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2020-058614号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
演出画像の表示用データは、予め用意された素材画像データを用いて表示用データを描画する描画処理によって生成され、生成された表示用データは、時間をあけずに表示処理によって演出表示装置に出力される。したがって、描画処理には、遅延することなく描画コマンドの要求通りに正確に描画することが求められるが、その点において改善の余地があった。
【0005】
そこで、本発明は、上述した課題に鑑みて、遅延を抑制しながら正確に演出画像の表示用データを描画可能な遊技機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる課題を解決するため本発明においては、第1画像データをエンコードして第2画像データを生成するエンコーダ手段と、前記エンコーダ手段によって生成された前記第2画像データを格納する記憶手段と、前記記憶手段に格納された前記第2画像データをデコードして前記第1画像を生成するデコーダ手段と、を備え、前記デコーダ手段には、デコード可能な画像データの上限サイズが定められており、前記エンコーダ手段は、前記第1画像データの画像サイズが前記上限サイズを超える場合に、前記第1画像データをコンテナ形式の所定の第1フォーマットにエンコードすることによって、前記第1画像データを複数に分割した素材を入れたコンテナデータを生成し、生成したコンテナデータを前記第2画像データとして前記記憶手段に保存する第1の機能と、前記第1画像データの画像サイズが前記上限サイズを超える場合に、前記第1画像データを前記上限サイズを超えない複数の第3画像データに分割し、分割後のそれぞれの第3画像データを前記第1フォーマットとは異なる汎用的な第2フォーマットにエンコードし、エンコード後の各第3画像データを前記第2画像データとして前記記憶手段に保存する第2の機能と、を有し、前記第1画像データが装飾図柄の表示画像である場合は、当該第1画像データの画像サイズに拘わらず、前記エンコーダ手段は前記第2の機能によって当該第1画像データをエンコードして前記記憶手段に保存することを特徴とする遊技機が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遅延を抑制しながら正確に演出画像の表示用データを描画することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の正面図である。
パチンコ機の右側面図である。
パチンコ機を前方から見た斜視図である。
パチンコ機を後方から見た斜視図である。
前枠からガラス枠を開放させるとともに、外枠から前枠を開放させた状態のパチンコ機を前方から見た斜視図である。
ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を前方から見た分解斜視図である。
ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を後方から見た分解斜視図である。
遊技盤の正面図である。
遊技盤を右前から見た斜視図である。
遊技盤の背面図である。
遊技盤の背面を左後ろから見た斜視図である。
遊技盤の背面を右後ろから見た斜視図である。
遊技盤を主な構成毎に分解して前から見た分解斜視図である。
遊技盤を主な構成毎に分解して後ろから見た分解斜視図である。
パチンコ機の背面図(その1)である。
パチンコ機の背面図(その2)である。
パチンコ機の背面図(その3)である。
図17の状態におけるパチンコ機の斜視図である。
遊技機の電気的な構成例を示す制御ブロック図である。
図19に示す主制御基板の機能の一例を示すブロック図である。
図19に示す演出制御基板の機能の一例を示すブロック図である。
特別図柄当否抽選テーブルの一例を示す図である。
特別図柄当り図柄テーブルの一例を示す図である。
当り用の特別図柄変動パターンテーブルの一例を示す図である。
はずれ用の特別図柄変動パターンテーブルの一例を示す図である。
変動パターン先読み判定テーブルの一例を示す図である。
主制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
図27に続く主制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
図28に続く主制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
設定変更処理の一例を示すフローチャートである。
設定確認処理の一例を示すフローチャートである。
主制御側タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
図32に連続する主制御側タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
始動口監視制御処理の一例を示すフローチャートである。
図34に続く始動口監視制御処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄変動開始監視制御処理の一例を示すフローチャートである。
図36に示す特別図柄変動開始監視処理の一例を示すフローチャートである。
図37に続く特別図柄変動開始監視処理の一例を示すフローチャートである。
特別図柄制御処理の一例を示すフローチャートである。
図39に示す特別図柄制御汎用処理の一例を示すフローチャートである。
図40に示す特別図柄変動開始処理の一例を示すフローチャートである。
図40に示す特別図柄変動中処理の一例を示すフローチャートである。
図40に示す特別図柄停止図柄表示中処理の一例を示すフローチャートである。
図43に続く特別図柄停止図柄表示中処理の一例を示すフローチャートである。
図44に続く特別図柄停止図柄表示中処理の一例を示すフローチャートである。
特別電動役物制御処理の一例を示すフローチャートである。
図46に続く特別電動役物制御処理の一例を示すフローチャートである。
図47に続く特別電動役物制御処理の一例を示すフローチャートである。
リセット開始処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御側メイン処理の一例を示すフローチャートである。
図50に示すコマンド解析処理の一例を示すフローチャートである。
図51に示す演出状態移行処理の一例を示すフローチャートである。
図51に示す変動演出内容決定処理の一例を示すフローチャートである。
図51に示す大当り演出内容決定処理の一例を示すフローチャートである。
図54に続く大当り演出内容決定処理の一例を示すフローチャートである。
演出制御側タイマ割込み処理の一例を示すフローチャートである。
画像制御コマンド送信割込み処理の一例を示すフローチャートである。
演出表示装置における装飾図柄等の表示を説明するための図である。
遊技待機中デモ演出の開始前の画面遷移例を示す図である。
MYカウンタの計数方法を説明するための図である。
事前報知演出の表示例(その1)を示す図である。
事前報知演出の表示例(その2)を示す図である。
抑制報知演出の表示例を示す図である。
本発明の第2の実施形態に係るパチンコ機における電気的な構成例を示す図である。
図64に示した副制御基板の機能の一例を示すブロック図である。
描画処理の処理手順例を示すフローチャートである。
ウォッチドッグタイマのクリア処理の処理手順例を示すフローチャートである。
コマンド解析の処理手順例を示すフローチャートである。
遊技機2000の外観斜視図である。
遊技機2000の正面外観図である。
遊技機2000の一部分の上面図である。
遊技機2000における制御の概略を示すブロック図である。
図柄表示装置2038の斜視図である。
バックランプ2310の一例を示す斜視図である。
左リール2039aの斜視図である。
左リール2039aの分解斜視図である。
各リールの図柄の配列を説明するための図である。
リール停止時の図柄の表示について説明するための図である。
リールテープ2320の端部付近を説明するための図である。
所定のリール図柄のデザイン例を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る遊技機について、図面を参照しながら説明する。
【0010】
<1.第1の実施形態>
<パチンコ機の構造>
図1は、本発明の第1の実施形態に係るパチンコ機の正面図である。また、図2以降には、図1に示したパチンコ機1について、他方向から見た様子や分解した様子等が示されている。図2は、パチンコ機の右側面図であり、図3は、パチンコ機を前方から見た斜視図であり、図4は、パチンコ機を後方から見た斜視図である。また、図5は、前枠からガラス枠を開放させるとともに、外枠から前枠を開放させた状態のパチンコ機を前方から見た斜視図であり、図6は、ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を前方から見た分解斜視図であり、図7は、ガラス枠、遊技盤、前枠、及び外枠に分解したパチンコ機を後方から見た分解斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)
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