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公開番号2025076574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-16
出願番号2023188187
出願日2023-11-02
発明の名称走行玩具
出願人株式会社エポック社
代理人弁理士法人コスモ国際特許事務所
主分類A63H 11/12 20060101AFI20250509BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】走行玩具本体に取り付けられる可動する部材の破損を低減した走行玩具を提供する。
【解決手段】走行玩具1は、後輪12を備える走行玩具本体10と、後輪12の回転軸13に平行に回転軸13から離間して後輪13に設けられる偏心軸18と、軸支持構造20により走行玩具本体10に揺動自在かつ着脱自在に設けられる揺動部材30と、偏心軸18及び揺動部材30に設けられる連結軸37を連結するリンク部材40と、を有し、リンク部材40は、連結軸37と着脱自在に連結する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
車輪を備える走行玩具本体と、前記車輪の回転軸に平行に前記回転軸から離間して前記車輪に設けられる偏心軸と、軸支持構造により前記走行玩具本体に揺動自在かつ着脱自在に設けられる揺動部材と、前記偏心軸及び前記揺動部材に設けられる連結軸を連結するリンク部材と、を有し、
前記リンク部材は、前記連結軸と着脱自在に連結する、走行玩具。
続きを表示（約 190 文字）【請求項２】
前記軸支持構造は、
対向して前記走行玩具本体に設けられる突起状の揺動軸と、
前記揺動部材に設けられ、各前記揺動軸と着脱自在に嵌合する軸受部を備えて板状に形成される２つの支持部と、
を有する、請求項１に記載の走行玩具。
【請求項３】
前記支持部の間には、侵入規制用の突起が設けられる、請求項２に記載の走行玩具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、走行玩具に関する。
続きを表示（約 1,500 文字）【背景技術】
【０００２】
従来から、走行玩具本体に取り付けられた部材が稼働しながら走行する走行玩具が提供されている。例えば、特許文献１には、魚を模した走行玩具本体に尾ひれや胸ひれを備え、尾ひれや胸ひれを稼働させながら走行することができる走行玩具が提供されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実開平４－１０８５９６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
比較的小さい子供は、走行玩具本体に取り付けられる部材を手で無理に動作させたりすることがあり、部材の破損が懸念されることがある。
【０００５】
本発明は、走行玩具本体に取り付けられる可動する部材の破損を低減した走行玩具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の一つの態様に係る走行玩具は、車輪を備える走行玩具本体と、前記車輪の回転軸に平行に前記回転軸から離間して前記車輪に設けられる偏心軸と、軸支持構造により前記走行玩具本体に揺動自在かつ着脱自在に設けられる揺動部材と、前記偏心軸及び前記揺動部材に設けられる連結軸を連結するリンク部材と、を有し、前記リンク部材は、前記連結軸と着脱自在に連結する。
【発明の効果】
【０００７】
上記の態様によれば、走行玩具本体に取り付けられる可動する部材の破損を低減した走行玩具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
本発明の実施形態に係る走行玩具の斜視図である。
本発明の実施形態に係る走行玩具の揺動部材を下面側から見た斜視図である。
本発明の実施形態に係る走行玩具の軸支持部周辺を拡大して示す斜視図である。
本発明の実施形態に係る走行玩具の車軸、後輪及びリンク部材を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
図に基づいて、本発明の実施形態を説明する。図１に示す走行玩具１は、図示しない気球部分を備えることで飛行船をイメージして形成される。走行玩具１は、船の形状を模して形成される走行玩具本体１０を備える。走行玩具本体１０は、１つの前輪１１及び２つの後輪１２（車輪）を備える三輪の形態とされている。後輪１２の上方には、泥除け１２ａが設けられている。泥除け１２ａにより、後輪１２への手指のアクセスが規制されている。走行玩具本体１０には、羽の形状を模した揺動部材３０が軸支持構造２０により揺動自在に設けられている。なお、軸支持構造２０は、後述する支持部２１（軸受部２１ａ）、軸支持部２２（揺動軸２２ａ）、突起２５を含む。
【００１０】
図２に示すように、揺動部材３０は、羽状の外形の略平板状であって、上面に羽の模様（不図示）が施された揺動部材本体３１を備える。揺動部材本体３１の外周縁には、下方に向けて立設するように環状の壁状に周壁３１ａが設けられている。揺動部材本体３１の下面には、対向する周壁３１ａに亘るように、波形状とされる補強用の２本のリブ３２が設けられている。揺動部材本体３１には、略矩形に貫通する開口部３３が設けられている。開口部３３は、揺動部材本体３１の上面側からカバー３４が３つのボス孔３５を用いて取り付けられ、覆われている。揺動部材本体３１の開口部３３の外側の縁には、下方に向けて山型に突出する支持板３６が設けられている。
（【００１１】以降は省略されています）

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