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公開番号2025049921
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158433
出願日2023-09-22
発明の名称口腔トレーニング器具および口腔トレーニング器具を組み立てるためのキット
出願人株式会社トクヤマデンタル
代理人弁理士法人愛宕綜合特許事務所
主分類A63B 23/03 20060101AFI20250327BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】舌の筋肉および口唇の筋肉を同時に鍛えることができる口腔トレーニング器具を提供する。
【解決手段】口腔トレーニング器具2は、使用者の舌12の上方に位置づけられる舌トレーニング部材4と、舌トレーニング部材4に連結され使用者の歯14と口唇16との間に位置づけられる口唇トレーニング部材6と、使用者の上顎の歯と下顎の歯との間に位置づけられる仕切り部材8とを備える。舌トレーニング部材4および口唇トレーニング部材6は、中空に形成されていて内部に流体が充填されている。舌トレーニング部材4が圧縮されると、舌トレーニング部材4内の流体が口唇トレーニング部材6内に移動して、口唇トレーニング部材6が膨張する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
舌の筋肉および口唇の筋肉を鍛えるための口腔トレーニング器具であって、
使用者の舌の上方に位置づけられる舌トレーニング部材と、
前記舌トレーニング部材に連結され使用者の歯と口唇との間に位置づけられる口唇トレーニング部材と、
使用者の上顎の歯と下顎の歯との間に位置づけられる仕切り部材とを備え、
前記舌トレーニング部材および前記口唇トレーニング部材は、中空に形成されていて内部に流体が充填されており、
前記舌トレーニング部材が圧縮されると、前記舌トレーニング部材内の流体が前記口唇トレーニング部材内に移動して、前記口唇トレーニング部材が膨張する口腔トレーニング器具。
続きを表示(約 470 文字)【請求項2】
前記流体は空気である、請求項1に記載の口腔トレーニング器具。
【請求項3】
前記仕切り部材は、歯列に対応するU形状の主部と、前記主部に付設され歯列の前方に位置づけられる前壁とを含む、請求項1に記載の口腔トレーニング器具。
【請求項4】
前記仕切り部材には、前記舌トレーニング部材と前記口唇トレーニング部材とを着脱自在に接続する継手部材が装着されており、
前記継手部材は、前記舌トレーニング部材および前記口唇トレーニング部材に連結された際、前記舌トレーニング部材と前記口唇トレーニング部材とを連通させる、請求項1に記載の口腔トレーニング器具。
【請求項5】
請求項4に記載の口腔トレーニング器具を組み立てるためのキットであって、
前記舌トレーニング部材と、前記口唇トレーニング部材と、前記仕切り部材と、前記継手部材とを含むキット。
【請求項6】
前記仕切り部材は、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂から形成されている、請求項5に記載のキット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、舌の筋肉および口唇の筋肉を鍛えるための口腔トレーニング器具、および口腔トレーニング器具を組み立てるためのキットに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
口唇の筋肉の低下は、様々なリスクを高めることにつながる。たとえば、高齢者の場合には、誤嚥性肺炎のリスクが高まる。疾病や加齢により、口唇の筋肉が低下すると、食塊を食道に送り込む動作が正常に行われず、誤嚥が発生しやすくなる。また、高齢者でなくとも、口唇の筋肉が弱い場合には、安静時に口唇が開き、口呼吸を行ないやすくなる。そうすると、口腔内が乾燥して、虫歯や歯周病のリスクが高まる。
【0003】
そこで、口唇の筋肉を鍛えるために、トレーニング器具が使用されることがある(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載されているトレーニング器具は、口腔内に設置される口腔内装着部と、使用者の指で牽引される把持部と、誤って使用者が飲み込むことを防止する誤飲防止部と、これらを連結する軸部とを備えている。このトレーニング器具を使用する際は、口腔内装着部を口腔内に入れた上で、把持部に指をかけて引っ張る。この際、口腔内装着部が口腔外に飛び出さないように口を閉じる動作を行なうことで、口唇の筋肉を鍛えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-209382号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上記トレーニング器具では、口唇の筋肉を鍛えることができても、舌の筋肉を鍛えることができない。誤嚥性肺炎の防止や口呼吸の抑制のためには、口唇の筋肉だけでなく舌の筋肉も強化する必要がある。摂食嚥下においては、食塊形成や食塊の送り込みに、口唇の筋肉および舌の筋肉の双方が重要な役割を果たしている。また、舌の筋肉が弱いと、口腔内の正しい位置に舌を位置づけることができなくなるため、安静時に口唇が開いてしまい口呼吸を誘発する。
【0006】
本発明の課題は、舌の筋肉および口唇の筋肉を同時に鍛えることができる口腔トレーニング器具および口腔トレーニング器具を組み立てるためのキットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明によれば、上記課題を解決する以下の口腔トレーニング器具が提供される。すなわち、
「舌の筋肉および口唇の筋肉を鍛えるための口腔トレーニング器具であって、
使用者の舌の上方に位置づけられる舌トレーニング部材と、
前記舌トレーニング部材に連結され使用者の歯と口唇との間に位置づけられる口唇トレーニング部材と、
使用者の上顎の歯と下顎の歯との間に位置づけられる仕切り部材とを備え、
前記舌トレーニング部材および前記口唇トレーニング部材は、中空に形成されていて内部に流体が充填されており、
前記舌トレーニング部材が圧縮されると、前記舌トレーニング部材内の流体が前記口唇トレーニング部材内に移動して、前記口唇トレーニング部材が膨張する口腔トレーニング器具」が提供される。
【0008】
好ましくは、前記流体は空気である。前記仕切り部材は、歯列に対応するU形状の主部と、前記主部に付設され歯列の前方に位置づけられる前壁とを含むのが好適である。前記仕切り部材には、前記舌トレーニング部材と前記口唇トレーニング部材とを着脱自在に接続する継手部材が装着されており、前記継手部材は、前記舌トレーニング部材および前記口唇トレーニング部材に連結された際、前記舌トレーニング部材と前記口唇トレーニング部材とを連通させるのが望ましい。
【0009】
また、本発明によれば、上記課題を解決する以下のキットが提供される。すなわち、
「上記のとおりの口腔トレーニング器具を組み立てるためのキットであって、
前記舌トレーニング部材と、前記口唇トレーニング部材と、前記仕切り部材と、前記継手部材とを含むキット」が提供される。
【0010】
前記仕切り部材は、エチレン・酢酸ビニル共重合樹脂から形成されているのが好都合である。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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