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公開番号2025014168
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-30
出願番号2023116464
出願日2023-07-18
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250123BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】所定遊技状態での遊技興趣を高めることが可能な遊技機を提供すること。
【解決手段】パチンコ遊技機1の微時短状態には、小当たりと判定された小当たり回数が10回になると通常遊技状態に制御される微時短状態Aと、小当たり回数が15回になると通常遊技状態に制御される微時短状態Bと、がある。演出制御用マイコン91は、微時短状態A又は微時短状態Bの何れでも、小当たりと判定されることに基づいて累積される移行ポイントが同じ100になると通常遊技状態に制御されることを報知する移行ポイント獲得演出を実行可能である。微時短状態Aで実行される移行ポイント獲得演出と、微時短状態Bで実行される移行ポイント獲得演出とにおいて、小当たりと判定されることに基づいて、移行ポイントを不規則的に累積させることで、微時短状態A、F、H又は微時短状態B、D、Iの何れに制御されているのかを判別できないようにしている。
【選択図】図79
特許請求の範囲【請求項1】
判定処理で小当たりと判定されると、小当たり遊技を実行可能な遊技制御手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備える遊技機において、
前記遊技制御手段は、所定遊技状態にて前記判定処理で小当たりと判定された小当たり回数が特定回数になると、特定遊技状態に制御可能であり、
前記所定遊技状態には、前記小当たり回数が第1特定回数になると前記特定遊技状態に制御される第1所定遊技状態と、前記小当たり回数が前記第1特定回数よりも多い第2特定回数になると前記特定遊技状態に制御される第2所定遊技状態と、があり、
前記演出制御手段は、
前記第1所定遊技状態又は前記第2所定遊技状態の何れでも、前記判定処理で小当たりと判定されることに基づいて累積される累積量が同じ特定量になると前記特定遊技状態に制御されることを報知する累積演出を実行可能であり、
前記第1所定遊技状態で実行される前記累積演出と、前記第2所定遊技状態で実行される前記累積演出とにおいて、前記判定処理で小当たりと判定されることに基づいて、前記累積量を不規則的に累積させることで、前記第1所定遊技状態又は前記第2所定遊技状態の何れに制御されているのかを判別できないようにしていることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
前記特定遊技状態は、前記第1所定遊技状態及び前記第2所定遊技状態よりも、遊技者に有利になるように設定されていることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項2に記載の遊技機において、
前記遊技制御手段は、通常遊技状態よりも可変入球口に遊技球が入球し易い入球容易状態に制御可能であり、
前記特定遊技状態は、前記通常遊技状態であり、
前記入球容易状態には、前記第1所定遊技状態としての第1入球容易状態と、前記第2所定遊技状態としての第2入球容易状態と、があることを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項2に記載の遊技機において、
前記演出制御手段は、
前記第1所定遊技状態で実行される前記累積演出において、前記小当たり回数が前記第1特定回数になると、前記累積量が前記特定量にならないことを示した後に、前記累積量が前記特定量になって前記特定遊技状態に制御されることを報知する復活累積演出を実行することがあることを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項1に記載の遊技機において、
前記所定遊技状態には、前記小当たり回数が前記第2特定回数よりも多い第3特定回数になると前記特定遊技状態に制御される第3所定遊技状態があり、
前記演出制御手段は、
前記第1所定遊技状態又は前記第2所定遊技状態或いは前記第3所定遊技状態の何れでも、前記累積演出を実行可能であり、
前記第1所定遊技状態で実行される前記累積演出と、前記第2所定遊技状態で実行される前記累積演出と、前記第3所定遊技状態で実行される前記累積演出とにおいて、前記判定処理で小当たりと判定されることに基づいて、前記累積量を不規則的に増加させることで、前記第1所定遊技状態又は前記第2所定遊技状態或いは前記第3所定遊技状態の何れに制御されているのかを判別できないようにしていることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 5,100 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機の1つであるパチンコ遊技機などでは、判定処理で小当たりと判定されると、小当たり遊技を実行可能な遊技制御手段を備えているものがある。この種類のパチンコ遊技機において、例えば下記特許文献1では、小当たりと判定された小当たり回数が3回(第1特定回数)になると、高確率状態且つ非時短状態(特定遊技状態)に制御される高確率状態且つ時短状態(第1所定遊技状態)と、小当たりと判定された小当たり回数が10回(第2特定回数)になると、高確率状態且つ非時短状態(特定遊技状態)に制御される高確率状態且つ時短状態(第2所定遊技状態)と、があることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-051327号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載の遊技機では、遊技者は、第1所定遊技状態にて、小当たり回数が第1特定回数になれば、特定遊技状態に制御されることを把握していて、遊技者は、第2所定遊技状態にて、小当たり回数が第2特定回数になれば、特定遊技状態に制御されることを把握している。従って、所定遊技状態(第1所定遊技状態、第2所定遊技状態)での遊技興趣には、改善の余地があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものである。すなわちその課題は、所定遊技状態での遊技興趣を高めることが可能な遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係る遊技機は、
判定処理で小当たりと判定されると、小当たり遊技を実行可能な遊技制御手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備える遊技機において、
前記遊技制御手段は、所定遊技状態にて前記判定処理で小当たりと判定された小当たり回数が特定回数になると、特定遊技状態に制御可能であり、
前記所定遊技状態には、前記小当たり回数が第1特定回数になると前記特定遊技状態に制御される第1所定遊技状態と、前記小当たり回数が前記第1特定回数よりも多い第2特定回数になると前記特定遊技状態に制御される第2所定遊技状態と、があり、
前記演出制御手段は、
前記第1所定遊技状態又は前記第2所定遊技状態の何れでも、前記判定処理で小当たりと判定されることに基づいて累積される累積量が同じ特定量になると前記特定遊技状態に制御されることを報知する累積演出を実行可能であり、
前記第1所定遊技状態で実行される前記累積演出と、前記第2所定遊技状態で実行される前記累積演出とにおいて、前記判定処理で小当たりと判定されることに基づいて、前記累積量を不規則的に累積させることで、前記第1所定遊技状態又は前記第2所定遊技状態の何れに制御されているのかを判別できないようにしていることを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所定遊技状態での遊技興趣を高めることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態に係る遊技機の正面図である。
同遊技機が備える第2大入賞装置等を示す概略正面図である。
図1に示すA部分の拡大図であり、同遊技機が備える表示器類を示す図である。
同遊技機の主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
同遊技機のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
遊技制御用マイコンが取得する各種乱数を示す表である。
(A)大当たり判定テーブルである。(B)大当たり図柄種別判定テーブルである。(C)小当たり図柄種別判定テーブルである。(D)ハズレ図柄種別判定テーブルである。(E)リーチ判定テーブルである。
大当たり図柄種別及び小当たり図柄種別の判定テーブルであり、大当たり及び小当たりの種類を説明する表である。
遊技状態判定テーブルである。
遊技フローを示す図である。
(A)普通図柄当たり判定テーブルである。(B)普通図柄変動パターン判定テーブルである。(C)電チューの開放パターン決定テーブルである。
(A)非時短状態用の特図変動パターン判定テーブルである。(B)通常時短状態用の特図変動パターン判定テーブルである。
(A)微時短状態A用の特図変動パターン判定テーブルである。(B)微時短状態B用の特図変動パターン判定テーブルである。(C)微時短状態C用の特図変動パターン判定テーブルである。
始動入賞コマンド特定テーブルである。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
センサ検出処理のフローチャートである。
ゲート通過処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
特別動作処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
大当たり判定処理のフローチャートである。
変動パターン選択処理のフローチャートである。
変動パターン選択処理のフローチャートである。
特別図柄変動中処理のフローチャートである。
特別図柄確定処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
特別電動役物処理1(大当たり遊技)のフローチャートである。
遊技状態設定処理のフローチャートである。
特別電動役物処理2(小当たり遊技)のフローチャートである。
特別電動役物処理2(小当たり遊技)のフローチャートである。
振分部材制御処理のフローチャートである。
特定領域センサ検出処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理のフローチャートである。
1msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
小当たり遊技における第2大入賞口の開放パターン及び振分部材の作動パターンを示すタイミングチャートである。
(A)通常演出モードの表示画面を示す図である。(B)擬似通常モードの表示画面を示す図である。(C)RUSH演出モードの表示画面を示す図である。
微熱モード煽り演出が実行される場合を示す図である。
激熱モード煽り演出が実行される場合を示す図である。
灼熱モード煽り演出が実行される場合を示す図である。
第1形態の第1変形例における遊技状態判定テーブルである。
第1形態の第2変形例における遊技状態判定テーブルである。
第1形態の第3変形例における遊技状態判定テーブルである。
第2形態における遊技状態判定テーブルである。
第2形態における遊技フローを示す図である。
第2形態における遊技フローを示す図である。
第3形態における遊技状態判定テーブルである。
第3形態における遊技フローを示す図である。
第3形態における遊技フローを示す図である。
第3形態において、(A)天国演出モードの表示画面を示す図である。(B)小吉演出モードの表示画面を示す図である。(C)中吉演出モードの表示画面を示す図である。(D)大吉演出モードの表示画面を示す図である。
第3形態において、天国モード煽り演出が実行される場合を示す図である。
従来を説明するための遊技状態判定テーブルである。
第4形態における遊技状態判定テーブルである。
第5形態における遊技状態判定テーブルである。
第6形態において、セリフ予告演出が実行される場合を示す図である。
第6形態において、ガセセリフ予告演出の後に微時短移行示唆演出が実行される場合を示す図である。
第7形態における遊技フローを示す図である。
第7形態における遊技状態判定テーブルである。
第7形態において、(A)普通図柄当たり判定テーブルである。(B)普通図柄変動パターン判定テーブルである。(C)電チューの開放パターン決定テーブルである。
第7形態において、V通過するときの遊技状態を示す図である。
第7形態において、時短回数の決定方法を示す図である。
第7形態における時短回数決定テーブルである。
第8形態における時短回数決定テーブルである。
第9形態において、遊技状態の決定方法を示す図である。
第9形態における遊技状態決定テーブルである。
第10形態における遊技フローを示す図である。
第10形態において、(A)大当たり判定テーブルである。(B)大当たり図柄種別判定テーブルである。(C)小当たり図柄種別判定テーブルである。(D)ハズレ図柄種別判定テーブルである。(E)リーチ判定テーブルである。
第10形態において、大当たり図柄種別及び小当たり図柄種別の判定テーブルであり、大当たり及び小当たりの種類を説明する表である。
第10形態における遊技状態判定テーブルである。
第10形態において、(A)普通図柄当たり判定テーブルである。(B)普通図柄変動パターン判定テーブルである。(C)電チューの開放パターン決定テーブルである。
第10形態において、(A)非時短状態用の特図変動パターン判定テーブルである。(B)通常時短状態用の特図変動パターン判定テーブルである。(C)微時短状態A~I用の特図変動パターン判定テーブルである。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、(A)図柄変動回数が201回以上且つ210回以下である場合の通常移行示唆演出抽選テーブルである。(B)図柄変動回数が401回以上且つ410回以下である場合の通常移行示唆演出抽選テーブルである。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、演出例を示す図である。
第10形態において、時短小当たり回数が10回の場合のポイント累積パターン決定テーブルである。
第10形態において、時短小当たり回数が15回の場合のポイント累積パターン決定テーブルである。
第10形態において、時短小当たり回数が20回の場合のポイント累積パターン決定テーブルである。
第11形態における遊技フローを示す図である。
第12形態における遊技フローを示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
1.遊技機の構造
本発明の一実施形態であるパチンコ遊技機について、図面に基づいて説明する。図1に示すように、実施形態のパチンコ遊技機1は、遊技機枠50と、遊技機枠50内に取り付けられた遊技盤2とを備えている。遊技機枠50のうちの前面枠51には、回転角度に応じた発射強度で遊技球を発射させるためのハンドル60、遊技球を貯留する打球供給皿(上皿)61、及び打球供給皿61に収容しきれない遊技球を貯留する余剰球受皿(下皿)62が設けられている。また前面枠51には、遊技の進行に伴って実行される演出時などに遊技者が操作し得る演出ボタン63およびセレクトボタン64(図1中の一点鎖線内の平面図参照)が設けられている。また前面枠51には、装飾用の枠ランプ66およびスピーカ67が設けられている。
【0010】
遊技盤2には、ハンドル60の操作により発射された遊技球が流下する遊技領域3が、レール部材4で囲まれて形成されている。また遊技盤2には、装飾用の盤ランプ5(図5参照)が設けられている。遊技領域3には、遊技球を誘導する複数の遊技くぎ(図示せず)が突設されている。
(【0011】以降は省略されています)

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