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公開番号2025012834
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-01-24
出願番号2023115963
出願日2023-07-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250117BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技興趣を高めること。
【解決手段】パチンコ遊技機PY1は、所定条件の成立に基づいて、高確率高ベース遊技状態に制御可能な遊技制御用マイコン101と、所定の演出を実行可能な演出制御用マイコン121と、発光可能な第2枠ランプ53Bと、発光可能な光源部260の各LEDとを備える。演出制御用マイコン121は、第2枠ランプ53Bの発光色と光源部260の発光色とが虹色である場合に、高確率高ベース遊技状態に制御される可能性を示唆する十敗ラウンド遊技画像G127を表示する演出を実行すると、第2枠ランプ53の発光色を虹色で維持させつつ光源部260の発光色を虹色から青色に変化させる場合がある。
【選択図】図68
特許請求の範囲【請求項1】
所定条件が成立することに基づいて、遊技者にとって有利な有利遊技状態に制御可能な遊技制御手段と、
所定の演出を制御可能な演出制御手段と、
発光可能な第1発光部と、
発光可能な第2発光部とを備え、
前記演出制御手段は、
前記第1発光部の発光色と前記第2発光部の発光色とが第1発光色である場合に、前記有利遊技状態に制御される可能性を示唆する制御示唆演出を実行すると、前記第1発光部の発光色を前記第1発光色で維持させつつ前記第2発光部の発光色を前記第1発光色から前記第1発光色と異なる第2発光色に変化させる場合があることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
請求項1に記載の遊技機において、
所定の入球口を備え、
前記遊技制御手段は、
前記入球口への遊技球の入球に基づいて、当たりとなるか否かの判定を実行可能とし、
前記判定の結果が当たりである場合に、特別遊技を実行可能とし、
前記特別遊技の終了後に、前記有利遊技状態に制御可能とし、
前記特別遊技の終了後に、前記有利遊技状態よりも遊技者にとって不利な不利遊技状態に制御可能とし、
前記制御示唆演出は、前記有利遊技状態に制御される可能性よりも前記不利遊技状態に制御される可能性が高いことを示唆する演出であることを特徴とする遊技機。
【請求項3】
請求項1に記載の遊技機において、
所定の入球口を備え、
前記遊技制御手段は、
前記入球口への遊技球の入球に基づいて、前記有利遊技状態に制御するか否かの判定を実行可能とし、
前記演出制御手段は、
前記有利遊技状態に制御されることを示唆する制御確定演出を実行可能とし、
前記制御確定演出では、前記第1発光部と前記第2発光部とを前記第1発光色で発光可能であることを特徴とする遊技機。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機において、
前記第1発光色は、前記第2発光色よりも前記有利遊技状態に制御される可能性が高いことを示唆する発光色であることを特徴とする遊技機。
【請求項5】
請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機において、
前記第1発光部は、前記第2発光部の周辺に設けられていることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等に代表される遊技機に関する。
続きを表示(約 5,900 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機の一例としてパチンコ遊技機には、始動口に遊技球が入球することを条件に、大当たりか否かを判定する大当たり判定が行われる。大当たり判定が行われて、図柄表示器に大当り図柄の組み合わせとなることで、遊技者に有利な大当たり遊技が実行される。
【0003】
例えば下記特許文献1のパチンコ遊技機では、図柄表示器に表示される図柄が大当り図柄の組合せとなる可能性があるときに、パチンコ遊技機の上部に設けられた枠ランプ(発光部)を点滅表示させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2000-024230号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、発光部を発光可能な遊技機については、遊技興趣を高めるために未だ改善の余地があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の遊技機は、
所定条件が成立することに基づいて、遊技者にとって有利な有利遊技状態に制御可能な遊技制御手段と、
所定の演出を制御可能な演出制御手段と、
発光可能な第1発光部と、
発光可能な第2発光部とを備え、
前記演出制御手段は、
前記第1発光部の発光色と前記第2発光部の発光色とが第1発光色である場合に、前記有利遊技状態に制御される可能性を示唆する制御示唆演出を実行すると、前記第1発光部の発光色を前記第1発光色で維持させつつ前記第2発光部の発光色を前記第1発光色から前記第1発光色と異なる第2発光色に変化させる場合があることを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、遊技興趣を高めることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
遊技機の正面図である。
遊技盤ユニットの正面図である。
第2大入賞装置等を詳細に示す正面図である。
表示器類の正面図である。
(A)は盤上可動装置と盤下可動装置とが待機状態のときの演出用ユニットの正面図であり、(B)は盤上可動装置と盤下可動装置とが作動したときの演出用ユニットの正面図である。
主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
サブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
(A)は普図関係乱数を示す表であり、(B)は特図関係乱数を示す表である。
(A)は当たり判定テーブルであり、(B)は普図変動パターン判定テーブルであり、(C)は補助遊技制御テーブルである。
(A)は大当たり判定テーブルであり、(B)は大当たり図柄種別判定テーブルであり、(C)はリーチ判定テーブルである。
特図1変動パターン判定テーブルである。
特図2変動パターン判定テーブルである。
先読み判定テーブルである。
大当たり遊技制御テーブルである。
遊技状態の説明図である。
演出モードの具体例を示す説明図である。
特図変動演出の通常変動の具体例を示す説明図である。
特図変動演出のNリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPリーチの具体例を示す説明図である。
保留演出の具体例を示す説明図である。
可動体演出の具体例を示す説明図である。
操作演出の具体例を示す説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理のフローチャートである。
1msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
第1実施形態の遊技機の斜視図である。
第1実施形態の遊技機の正面図である。
第1実施形態の遊技機の下部装飾体の平面図である。
第1実施形態の第2通常ボタン(半球型ボタンユニット)の斜視図である。
第1実施形態のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
第1実施形態の大当たり遊技制御テーブルである。
(A)は第1実施形態の時短状態且つ大当たりの場合に選択される特図1変動パターンの振分率を示すテーブルであり、(B)は第1実施形態の非時短状態且つリーチ有りハズレの場合に選択される特図1変動パターンの振分率を示すテーブルであり、(C)は第1実施形態の非時短状態且つリーチ無しハズレの場合に選択される特図1変動パターンの振分率を示すテーブルである。
第1実施形態における音量画像領域および光量画像領域を表す図である。
(A)~(E)は音量画像が表示されている様子を表す図であり、(F)~(J)は光量画像が表示されている様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動表示が行われているときに、音量画像が表示される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動表示が行われているときに、音量画像が表示される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動表示が行われているときに、光量画像が表示される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動表示が行われているときに、光量画像が表示される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動表示が行われているときに、音量画像と光量画像が表示される様子を表す図である。
第1実施形態におけるミニキャラ予告の実行タイミングとLOGO背景予告の実行タイミングとを示すタイミングチャートである。
第1実施形態におけるミニキャラ予告効果音の音量とLOGO背景予告効果音の音量とを説明するための図である。
第1実施形態におけるミニキャラ予告効果音の音量とLOGO背景予告効果音の音量とを説明するための図である。
第1実施形態におけるミニキャラ予告効果音の音量とLOGO背景予告効果音の音量とを説明するための図である。
第1実施形態におけるミニキャラ予告効果音の音量とLOGO背景予告効果音の音量とを説明するための図である。
第1実施形態におけるミニキャラ予告効果音の音量とLOGO背景予告効果音の音量とを説明するための図である。
第1実施形態におけるミニキャラ予告効果音の音量とLOGO背景予告効果音の音量とを説明するための図である。
第1実施形態の特図変動演出にてミニキャラ予告が実行される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動演出にてミニキャラ予告が実行される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動演出にてLOGO背景予告が実行される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動演出にてLOGO背景予告が実行される様子を表す図である。
第1実施形態の特図変動演出にてミニキャラ予告とLOGO背景予告が実行される様子を表す図である。
第1実施形態の受信コマンド解析処理のフローチャートである。
第1実施形態の変動演出開始処理のフローチャートである。
非時短状態の特図1変動パターンに基づくミニキャラ予告抽選テーブルである。
非時短状態の特図1変動パターンに基づくLOGO背景予告抽選テーブルである。
(A)は第2実施形態の大当たり判定テーブルであり、(B)は第2実施形態の大当たり図柄種別判定テーブルであり、(C)は第2実施形態のリーチ判定テーブルである。
第2実施形態の大当たり遊技制御テーブルである。
(A)は第2実施形態の時短状態且つ大当たりの場合に選択される特図1変動パターンの振分率を示すテーブルであり、(B)は第2実施形態の非時短状態且つリーチ有りハズレの場合に選択される特図1変動パターンの振分率を示すテーブルであり、(C)は第2実施形態の非時短状態且つリーチ無しハズレの場合に選択される特図1変動パターンの振分率を示すテーブルである。
第2実施形態の第2枠ランプと光源部の発光タイミングチャートである。
第2実施形態の第2枠ランプと光源部の発光タイミングチャートである。
第2実施形態の第2枠ランプと光源部の発光タイミングチャートである。
第2実施形態の大当たり確定演出が実行される様子を表す図である。
第2実施形態の大当たり遊技演出が実行される様子を表す図である。
第2実施形態の特図変動演出が実行される様子を表す図である。
第2実施形態の大当たり遊技演出が実行される様子を表す図である。
第2実施形態の大当たり遊技演出が実行される様子を表す図である。
第2実施形態の復活演出が実行される様子を表す図である。
第2実施形態の受信コマンド解析処理のフローチャートである。
第2実施形態のラウンド演出選択処理のフローチャートである。
第2実施形態のエンディング演出選択処理のフローチャートである。
第2実施形態の非時短状態の特図1変動パターンに基づく大当たり確定演出抽選テーブルである。
第2実施形態の確変演出モードを設定している場合のラウンド演出選択抽選テーブルである。
第2実施形態の確変演出モードを設定している場合のエンディング演出選択抽選テーブルである。
第3実施形態の遊技盤の縦断面図である。
図76に示す第3実施形態の透過液晶画像表示装置と後方画像表示装置とを示す斜視図である。
図77に示す第3実施形態の透過液晶画像表示装置の分解斜視図である。
(A)は第3実施形態の透過液晶画像表示装置に演出画像が表示されていない状態で後方画像表示装置に昼間通常用背景画像が表示されている図であり、(B)は第3実施形態の透過液晶画像表示装置に暗転画像が表示されている状態で後方画像表示装置に昼間通常用背景画像が表示されている図である。
第3実施形態のサブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
第3実施形態の特別動作処理のフローチャートである。
第3実施形態の特別図柄待機処理のフローチャートである。
第3実施形態の10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
第3実施形態のテーブル作成処理のフローチャートである。
(A)は第3実施形態のNハズレ変動とN大当たり変動に対応したミニキャラ予告の振り分けテーブルの一部抜粋であり、(B)は第3実施形態のLハズレ変動とL大当たり変動に対応したミニキャラ予告の振り分けテーブルの一部抜粋であり、(C)は第3実施形態のSPハズレ変動とSP大当たり変動に対応したミニキャラ予告の振り分けテーブルの一部抜粋である。
(A)は第3実施形態のNハズレ変動とN大当たり変動に対応したLOGO背景予告の振り分けテーブルの一部抜粋であり、(B)は第3実施形態のLハズレ変動とL大当たり変動に対応したLOGO背景予告の振り分けテーブルの一部抜粋であり、(C)は第3実施形態のSPハズレ変動とSP大当たり変動に対応したLOGO背景予告の振り分けテーブルの一部抜粋である。
第3実施形態の演出設定処理のフローチャートである。
第3実施形態の予告演出選択処理のフローチャートである。
第3実施形態の予告演出選択処理のフローチャートである。
(A)は第3実施形態の第1通常ボタン操作演出抽選テーブルであり、(B)第3実施形態の第2通常ボタン操作演出抽選テーブルであり、(C)第3実施形態の特殊ボタン操作演出抽選テーブルである。
第3実施形態の特図変動演出において演出設定が行われる様子を表す図である。
第3実施形態の特図変動演出においてミニキャラ予告が実行される様子を表す図である。
第3実施形態の特図変動演出においてLOGO背景予告が実行される様子を表す図である。
第3実施形態の予告演出の演出設定可能期間とボタン操作有効期間とを示す図である。
第3実施形態の予告演出の演出設定可能期間とボタン操作有効期間とを示す図である。
第3実施形態の予告演出の演出設定可能期間とボタン操作有効期間とを示す図である。
第3実施形態の予告演出の演出設定可能期間とボタン操作有効期間とを示す図である。
第3実施形態の特図変動演出にて操作演出が実行される様子を表す図である。
第3実施形態の特図変動演出にて操作演出が実行される様子を表す図である。
第3実施形態の特図変動演出にて操作演出が実行される様子を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の遊技機の基本実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述の任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。
【0010】
1.遊技機の構造
本発明の遊技機の基本実施形態であるパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1~図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。
(【0011】以降は省略されています)

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