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公開番号2024148426
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-18
出願番号2023061544
出願日2023-04-05
発明の名称ラケットフレーム及びラケット
出願人美津濃株式会社
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類A63B 49/08 20150101AFI20241010BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】打球時に生じる振動を使用者の手に伝えにくいラケットフレーム及びラケットを提供する。
【解決手段】ラケットフレームは、第1方向Aと直交する打球面を形成可能である打球部と、第1方向Aと直交する第2方向Bにおいて打球部と間隔を空けて配置されているグリップ部と、打球部とグリップ部との間を接続しているシャフト部とを備える。グリップ部3は、打球部と一体である第1芯材31と、第1芯材31とは別体である第1筒状部材32とを含む。第1芯材31は、第2筒状部材32の内部に挿入されている。第1方向Aにおける第1芯材31と第1筒状部材32との間には第1隙間34A,34Bが形成されている。第1方向A及び第2方向Bと直交する第3方向Cにおいて、第1芯材31と第1筒状部材32とは1対の第1弾性体33A,33Bを介して接続されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第1方向に直交する打球面を形成可能である打球部と、前記第1方向と直交する第2方向において前記打球部と間隔を空けて配置されているグリップ部と、前記打球部と前記グリップ部との間を接続しているシャフト部とを備え、
前記シャフト部及び前記グリップ部の少なくともいずれかは、前記打球部と一体である第1部材と、前記第1部材とは別体である第2部材とを含み、
前記第1部材及び前記第2部材の少なくとも一方は筒状部材であって、前記第1部材及び前記第2部材の他方が前記筒状部材の内部に挿入されており、
前記第1方向における前記第1部材と前記第2部材との間には第1隙間が形成されており、
前記第1方向及び前記第2方向と直交する第3方向において、前記第1部材と前記第2部材とは弾性部材を介して接続されている、ラケットフレーム。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記グリップ部は、前記打球部及び前記シャフト部と一体である前記第1部材と、前記筒状部材であってその内部に前記第1部材が挿入されている前記第2部材と、前記弾性部材とを含む、請求項1に記載のラケットフレーム。
【請求項3】
前記弾性部材は、前記第2方向において前記グリップ部の全体に渡って延びている、請求項2に記載のラケットフレーム。
【請求項4】
前記第2方向において前記打球部とは反対側に位置する前記弾性部材の第1端は、前記第2方向において前記打球部とは反対側に位置する前記グリップ部の端部よりも前記打球部側に配置されており、
前記第2方向における前記第1端と前記グリップ部の前記端部との間であってかつ前記第3方向における前記第1部材と前記第2部材との間には、第2隙間が形成されている、請求項2に記載のラケットフレーム。
【請求項5】
前記シャフト部は、前記筒状部材であって前記打球部と一体である前記第1部材と、前記グリップ部と一体であって前記第1部材の内部に挿入されている前記第2部材と、前記弾性部材とを含む、請求項1に記載のラケットフレーム。
【請求項6】
前記シャフト部は、前記筒状部材であって前記打球部と一体である前記第1部材と、前記第1部材の内部に挿入されている前記第2部材と、前記弾性部材とを含み、
前記グリップ部は、前記第2部材と、前記筒状部材であってその内部に前記第2部材が挿入されている第3部材とを含み、
前記第1方向において、前記第2部材と前記第3部材との間には第3隙間が形成されており、
前記第3方向において、前記第2部材と前記第3部材とは第2弾性部材を介して接続されている、請求項1に記載のラケットフレーム。
【請求項7】
前記弾性部材は、前記第2方向において前記ラケットフレームの曲げ振動の節を渡って延びている、請求項1~6のいずれか1項に記載のラケットフレーム。
【請求項8】
前記弾性部材は、前記第3方向において前記第1部材及び前記第2部材の前記他方を挟むように配置されている1対の弾性体により構成されている、請求項1~6のいずれか1項に記載のラケットフレーム。
【請求項9】
請求項1~6のいずれか1項に記載のラケットフレームと、
前記打球部に張られているストリングとを備える、ラケット。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ラケットフレーム及びラケットに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
ラケットによる打球時には、ラケットに生じた振動がグリップ部を介して使用者の手に伝わる。この振動は、1次曲げ振動、2次曲げ振動等が重なり合ったものである。使用者の手に伝わる振動が大きい場合、打感が損なわれる傾向にある。
【0003】
上記振動が使用者の手に伝わりにくくするために、打球部及びシャフト部と一体とされているグリップ本体層と、グリップ本体層の周方向の全周囲を被覆する弾性体層とを備えるラケットフレームが提案されている(例えば、特開2007-325862号公報(特許文献1)参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-325862号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のラケットフレームには、打球時に生じる振動を使用者の手に伝えにくくするための振動吸収性能に改善の余地がある。
【0006】
本発明の主たる目的は、打球時に生じる振動を使用者の手に伝えにくいラケットフレーム及びラケットを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係るラケットフレームは、第1方向に直交する打球面を形成可能である打球部と、第1方向と直交する第2方向において打球部と間隔を空けて配置されているグリップ部と、打球部とグリップ部との間を接続しているシャフト部とを備える。シャフト部及びグリップ部の少なくともいずれかは、打球部と一体である第1部材と、第1部材とは別体である第2部材とを含む。第1部材及び第2部材の少なくとも一方は筒状部材であって、第1部材及び第2部材の他方が筒状部材の内部に挿入されている。第1方向における第1部材と第2部材との間には隙間が形成されている。第1方向及び第2方向と直交する第3方向において、第1部材と第2部材とは弾性部材を介して接続されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、打球時に生じる振動を使用者の手に伝えにくいラケットフレーム及びラケットを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施の形態1に係るラケットフレームを第1方向から視た正面図である。
図1に示されるラケットフレームのグリップ部の断面斜視図である。
図2中の矢印III-IIIから視た断面図である。
図2中の矢印IV-IVから視た断面図である。
図1に示されるラケットフレームの部分拡大正面図である。
実施の形態1に係るラケットフレームの第1変形例の断面図である。
実施の形態1に係るラケットフレームの第2変形例の断面図である。
実施の形態1に係るラケットフレームの第3変形例の断面図である。
実施の形態1に係るラケットフレームの第4変形例の断面図である。
実施の形態2に係るラケットフレームを第1方向から視た正面図である。
図10に示されるラケットフレームのシャフト部の断面図である。
実施の形態3に係るラケットフレームの部分拡大正面図である。
実施の形態4に係るラケットを第1方向から視た正面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。以下の図面において同一または対応する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(【0011】以降は省略されています)

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