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公開番号2024144708
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-11
出願番号2024128771,2023126150
出願日2024-08-05,2018-07-06
発明の名称作業車両
出願人ヤンマーパワーテクノロジー株式会社
代理人弁理士法人 佐野特許事務所
主分類E02F 9/24 20060101AFI20241003BHJP(水工;基礎;土砂の移送)
要約【課題】オペレータの疲労低減、作業効率向上と危険防止および、カメラの破損が少なく
、後方で広い視野が得られ、製造コストが安価な作業車両を提供する。
【解決手段】作業車両は、下部走行体に旋回自在に支持される上部旋回体と、前記上部旋回体の左右側部の一方側に配置された操縦部と、前記上部旋回体の左右側部の他方側に配置された側部ボンネットと、前記操縦部の前記側部ボンネット側の側壁と、前記側壁の後部に配置された撮像部と、を備える。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
下部走行体に旋回自在に支持される上部旋回体と、
前記上部旋回体の左右側部の一方側に配置された操縦部と、
前記上部旋回体の左右側部の他方側に配置された側部ボンネットと、
前記操縦部の前記側部ボンネット側の側壁と、
前記側壁の後部に配置された撮像部と、を備える、作業車両。
続きを表示(約 280 文字)【請求項2】
前記撮像部は、前記側壁の後側の立設フレームに配置されている、請求項1記載の作業車両。
【請求項3】
前記操縦部は、前記側壁の上部から前記一方側に延びる天井を備え、
前記撮像部は、前記天井よりも下方に配置されている、請求項2記載の作業車両。
【請求項4】
前記撮像部は、前記側壁の後方に向けて配置されている、請求項3記載の作業車両。
【請求項5】
前記撮像部は、前記上部旋回体の後方中央に対して前記他方側にずれるように配置されている、請求項1から4の何れか1項に記載の作業車両。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、後方視認装置を備える作業車両に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1は、バックホーの後方を監視するカメラの取り付け構造として、カウンタウ
ェイトの後方正面部に収容部を形成し、収容部内に観察視野を曲折させる反射鏡と、その
反射鏡に映る観察視野の像を撮像するカメラとを配置し、収容部を透明材料の窓部で覆う
構造を開示する。
【0003】
特許文献2は、バックホーの後方を監視するカメラの取り付け構造として、カメラを支
持するためのカメラブラケットをカウンタウェイト本体の上面に固定する構造を開示する

【0004】
特許文献3は、運転席の壁及び天井に透視投影する運転支援画像を生成するためにキャ
ビンの外面にカメラを設置することを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-180065号公報
特開2016-212344号公報
特開2016-212503号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記特許文献1では、カウンタウェイトの下面方向に観察視野を取り込
む窓部を配置していることから、カメラ本体が、破損し汚れる恐れは少ないが、窓部の破
損や汚れにより観察視野を得ることができない。カウンタウェイトの中に埋め込まれかつ
カメラの設置高さが低くなるため、バックホーの後端部を視野の中に含めた上で広い視野
を得ることができない。さらにカウンタウェイトの中に埋め込む構造は、カメラを取り付
けない標準作業車両と、カメラを取り付けるオプション作業車両とでカウンタウェイト部
品を共用することができず、製造コストを上昇させる。
【0007】
また、上記特許文献2では、カメラをカウンタウェイトの上部に取り付けることから、
バックホーの後端部を視野の中に含めた上で広い視野を得ることができ、カウンタウェイ
ト等の部品を共用することができるため製造コストを上昇させない。しかし、その後端部
がカウンタウェイトからエンジンを覆うボンネットが立ちあがり、そのボンネット上部か
ら、キャビンの後壁が立ち上がる小旋回型の小型作業車両の場合、そのボンネットの扉の
開放方法によっては、ボンネットの扉がカメラの取り付け位置やその配線と干渉する問題
が生じ得る。
【0008】
また、作業車両による作業においては、オペレータが作動時の安全確認のため、必要に
応じて都度振り返ってバックミラーを確認する必要がある。そのため、前進/後進を頻繁
に繰り返す作業では、オペレータの疲労負担が非常に大きく、また、後ろを振り返る/前
に向き直る、のタイムラグによる作業の遅れをも生じ得る。また、広い視野を確認するた
めには、オペレータは左後方と右後方とを交互に振り返ることが必要であり、疲労負担は
さらに増大する。そして危険を事前に判断するためには、対象物の正確な姿や位置を確認
することが大変重要である。
【0009】
また、上記特許文献3では、透視投影する運転支援画像を生成するために複数のカメラ
を設置する必要があることから、単一のカメラで撮影した画像を電子処理することなく、
小旋回型の小型作業車両の後端部を視野の中に含めた上で広い視野を得るようなカメラの
設置位置を開示していない。
【0010】
また、近年、土木現場、建築現場では、大型作業車両のみならず、小型作業車両におい
ても自主安全規制を設ける動きがある。小型作業車両において、後方安全確認、接触防止
のためにバックミラーを設ける構造以外に、より後方視認性を向上させるべくバックカメ
ラを設けることが提案されつつある。しかしながら、小型作業車両の場合、バックホーの
壁面からほぼ垂直にキャビンが取り付けられるため、バックホーの後方にバックカメラを
取り付けることは困難である。
(【0011】以降は省略されています)

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