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公開番号2024125672
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-19
出願番号2023033648
出願日2023-03-06
発明の名称雀球遊技機
出願人サミー株式会社
代理人個人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240911BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】 雀球遊技機の興趣性を遊技者に認知させるためには、更なる改善の余地があるという課題が存在している。
【解決手段】 遊技領域に配された複数の図柄入球口と、手牌情報が所定の入賞情報と一致したことによって入賞と判定した場合には、複数回の単位遊技から構成される特別遊技を実行可能な特別遊技制御手段とを備える。特別遊技として、BB12と、BB13と、BB14とを少なくとも有している。BB12のチャンスラウンドにおいて、BB12からBB13へ上書き可能に構成されており、BB13のチャンスラウンドにおいて、BB13からBB14へ上書き可能に構成されており、BB12のチャンスラウンドの数よりも、BB13のチャンスラウンドの数の方が、多くなるよう構成されている。
【選択図】 図47
特許請求の範囲【請求項1】
遊技領域に配された複数の入球口と、
手牌情報が所定の入賞情報と一致したことによって入賞と判定した場合には、複数回の単位遊技から構成される特別遊技を実行可能な特別遊技制御手段と
を備え、
特別遊技として、第1の特別遊技と、第2の特別遊技と、第3の特別遊技とを少なくとも有しており、
第1の特別遊技の所定の単位遊技において、第1の特別遊技から第2の特別遊技へ移行可能に構成されており、
第2の特別遊技の所定の単位遊技において、第2の特別遊技から第3の特別遊技へ移行可能に構成されており、
第1の特別遊技の所定の単位遊技の数よりも、第2の特別遊技の所定の単位遊技の数の方が、多くなるよう構成されている
ことを特徴とする雀球遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
雀球遊技機に関する。
続きを表示(約 6,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来から実用化されている雀球遊技機は、複数種の麻雀牌の図柄に対応して複数の入球口が配設された遊技盤と、この遊技盤内に1ゲームに所定の個数の遊技球を発射するための遊技球発射装置と、ゲームの演出画像等を表示するための表示装置と、ゲーム進行を制御する制御装置、等を備えている。そして、遊技者が1ゲームの実施に必要な所定の枚数のメダルをメダル投入口に投入すると、マイクロコンピュータから構成される雀球遊技機の制御装置に搭載されているソフトウエアは、1ゲームをスタートさせ、遊技者の捨て操作及び自摸の操作等に従ってゲームの進行を制御するものである。
【0003】
尚、上述の雀球遊技機としては、麻雀をモチーフにしたものが大部分であるが、麻雀ルールや麻雀牌を用いずに(例えばカードゲームやすごろく)、図柄が所定のアガリ役を完成させた場合、入賞として当該アガリ役に対応した数の遊技媒体が払い出される遊技機をも、本明細書では「雀球遊技機」と称することとする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-94348号公報
特開2021-94349号公報
特開2021-94350号公報
特開2021-94351号公報
特開2021-94352号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、現時点においても未だに雀球遊技機が十分に普及しているとはいえず、その原因となっている遊技性の複雑さや遊技進行の煩雑さ等、雀球遊技機の興趣性を遊技者に認知させるためには、更なる改善の余地があるという課題が存在している。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本態様に係る雀球遊技機は、
遊技領域に配された複数の入球口と、
手牌情報が所定の入賞情報と一致したことによって入賞と判定した場合には、複数回の単位遊技から構成される特別遊技を実行可能な特別遊技制御手段と
を備え、
特別遊技として、第1の特別遊技と、第2の特別遊技と、第3の特別遊技とを少なくとも有しており、
第1の特別遊技の所定の単位遊技において、第1の特別遊技から第2の特別遊技へ移行可能に構成されており、
第2の特別遊技の所定の単位遊技において、第2の特別遊技から第3の特別遊技へ移行可能に構成されており、
第1の特別遊技の所定の単位遊技の数よりも、第2の特別遊技の所定の単位遊技の数の方が、多くなるよう構成されている
ことを特徴とする雀球遊技機である。
【発明の効果】
【0007】
本態様に係る雀球遊技機によれば、雀球遊技機の興趣性を遊技者に認知させるための改善が可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、第1実施形態に係る雀球遊技機の正面図である。
図2は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、遊技盤の下部に設置されている図柄入球口とその牌の図柄の配設例を示す図である。
図3は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、操作パネルの構成例を示す図である。
図4は、第1実施形態に係る雀球遊技機の機能ブロック図である。
図5は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのメインフローチャートである。
図6は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での動作確認モード処理のフローチャートである。
図7は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのメダル管理処理のフローチャートである。
図8は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのウェイト処理のフローチャートである。
図9は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのウェイト処理のイメージ図である。
図10は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での残り球数セット処理のフローチャートである。
図11は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのボーナス役決定処理のフローチャートである。
図12は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側のBBパターン決定・内容決定用テーブルを示す図である。
図13は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での遊技実行開始制御処理のフローチャートである。
図14は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での非BB中遊技実行制御処理のフローチャートである。
図15は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのBB中遊技実行制御処理のフローチャートである。
図16は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのBB中遊技実行制御処理(最終)のフローチャートである。
図17は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での自摸制御処理のフローチャートである。
図18は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのアガリ役判定処理のフローチャートである。
図19は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での払出枚数算出処理のフローチャートである。
図20は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのアガリ役別入賞メダル枚数テーブルを示す図である。
図21は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側でのBB昇格判定処理のフローチャートである。
図22は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での終了ボタン無効化処理のフローチャートである。
図23は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、主制御基板側での遊技終了処理のフローチャートである。
図24は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、副制御基板側でのメインフローチャートである。
図25は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、副制御基板側での手牌表示制御処理のフローチャートである。
図26は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、図柄入球口への入球数に応じたコマンド送信を示すイメージ図である。
図27は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、風車ナビ演出のイメージ図である。
図28は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、アガリを示すイメージ図である。
図29は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、通常遊技状態における遊技のイメージ図である。
図30は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、特別遊技状態における遊技1のイメージ図である。
図31は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、特別遊技状態における遊技2のイメージ図である。
図32は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、チャンス目演出のイメージ図である。
図33は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、SC演出のイメージ図である。
図34は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、DB演出のイメージ図である。
図35は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、ステージPのイメージ図1である。
図36は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、ステージPのイメージ図2である。
図37は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態に応じたアナウンス演出のイメージ図1である。
図38は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態に応じたアナウンス演出のイメージ図2である。
図39は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、遊技者のセグメント表示のイメージ図である。
図40は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、動作確認モードのイメージ図1である。
図41は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、動作確認モードのイメージ図2である。
図42は、第1実施形態に係る雀球遊技機における、ウェイト発生示唆演出のイメージ図である。
図43は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技盤の下部に設置されている図柄入球口とその牌の図柄の配設例を示す図である。
図44は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、操作パネルの構成例を示す図である。
図45は、第2実施形態に係る雀球遊技機の機能ブロック図である。
図46は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での残り球数セット処理のフローチャートである。
図47は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、特別遊技時の残り球数テーブル1を示す図である。
図48は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、特別遊技時の残り球数テーブル2を示す図である。
図49は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側のBBパターン決定・内容決定用テーブルを示す図である。
図50は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での遊技実行開始制御処理のフローチャートである。
図51は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での非BB中遊技実行制御処理のフローチャートである。
図52は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側でのBB中遊技実行制御処理のフローチャートである。
図53は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側でのBB中遊技実行制御処理(チャンスラウンド)のフローチャートである。
図54は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での自摸制御処理のフローチャートである。
図55は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側でのアガリ役判定処理のフローチャートである。
図56は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での払出枚数算出処理のフローチャートである。
図57は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側でのアガリ役別入賞メダル枚数テーブルを示す図である。
図58は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での終了ボタン無効化処理のフローチャートである。
図59は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、ゲームフローのイメージ図である。
図60は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、通常遊技状態における中打ち領域での遊技のイメージ図である。
図61は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、通常遊技状態における中打ち領域での遊技のイメージ図である。
図62は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、通常遊技状態における左打ち領域での遊技のイメージ図である。
図63は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、通常遊技状態における右打ち領域での遊技のイメージ図である。
図64は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その1)である。
図65は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その2)である。
図66は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その3)である。
図67は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その4)である。
図68は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その5)である。
図69は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その6)である。
図70は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その7)である。
図71は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移のイメージ図(その8)である。
図72は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、遊技状態遷移の簡易イメージ図である。
図73は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、特別遊技時の持ち球とラウンド数を示す図である。
図74は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側のBBパターン決定・内容決定用テーブルを示す図である。
図75は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、メイン制御基板側での発射処理のフローチャートである。
図76は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、連続ステを実行する遊技のイメージ図である。
図77は、第2実施形態に係る雀球遊技機における、連続ステを実行しない遊技のイメージ図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
<<<本実施の形態>>>
以下、実施の形態について説明する。尚、以下の実施の形態は、麻雀をモチーフとしない雀球遊技機に関するものであるが、これに限定されず、例えば、自動配牌機能を有する雀球遊技機、麻雀やすごろくをモチーフとした雀球遊技機等に応用された場合も本発明の範囲内である。尚、あくまで一の形態であり、各手段が存在する場所や機能等、各種処理に関しての各ステップの順序、フラグのオン・オフのタイミング、各ステップの処理を担う手段名等に関し、以下の態様に限定されるものではない。また、実施の形態は、特定のものに対して適用されると限定的に解すべきでなく、どのような組み合わせであってもよい。例えば、ある実施形態についての変更例は、別の実施形態の変更例であると理解すべきであり、また、ある変更例と別の変更例が独立して記載されていたとしても、当該ある変更例と当該別の変更例を組み合わせたものも記載されていると理解すべきである。
【0010】
<<第1実施形態>>
以下、第1実施形態について説明する。第1実施形態に係る雀球遊技機は、数字の1~7として、「1(ワン)」、「2(ツー)」、「3(スリー)」、「4(フォー)」、「5(ファイブ)」、「6(シックス)」、「7(セブン)」と、「ダイヤの1(以降、トランプAと称する)」と、「スペードの1(以降、トランプBと称する)」と、「クローバーの1(以降、トランプCと称する)」と、「ハートの1(以降、トランプDと称する)」と、「キャラクタA~F」との合計17種の牌を用いてゲームを行う(これら牌の組み合わせが図20に示す所定の入賞役であるアガリ役となるよう目指す)ようにした雀球遊技機である。即ち、一般的な雀球遊技機とは異なり、麻雀の牌とは異なる種類の牌を用いてゲームを実行可能に構成されているが、これに限定されるわけではなく、一般的な雀球遊技機においても適用可能な技術である。また、牌の種類を増減しても問題ない。
(【0011】以降は省略されています)

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