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公開番号2024118914
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-09-02
出願番号2023025497
出願日2023-02-21
発明の名称模型玩具、及び関節構造体
出願人株式会社バンダイ
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類A63H 3/36 20060101AFI20240826BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】本発明は、例えば模型玩具において、可動域を拡大させるための新規な構造を実現する仕組みを提供する。
【解決手段】本模型玩具は、凹部を有する第1パーツと、円筒形状の軸を有し、第1パーツの凹部に対して円筒形状の軸が回動可能に連結される第2パーツとを備える。第2パーツは、凹部に形成された第1領域と第2領域との間で移動可能であり、各領域において円筒形状の軸を中心とした回転動作を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
模型玩具であって、
凹部を有する第1パーツと、
円筒形状の軸を有し、前記第1パーツの前記凹部に対して該円筒形状の軸が回動可能に連結される第2パーツと
を備え、
前記第2パーツは、前記凹部に形成された第1領域と第2領域との間で移動可能であり、各領域において前記円筒形状の軸を中心とした回転動作を行うことを特徴とする模型玩具。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記円筒形状の軸の側面には、外周に沿って溝が形成され、
前記第2パーツは、前記凹部の開口部から前記溝が嵌まるように挿入され、該凹部の奥部である前記第1領域まで挿入されるように組み付けられることを特徴とする請求項1に記載の模型玩具。
【請求項3】
前記円筒形状の軸が前記第1領域において回転することにより、前記軸の端部に形成されたカムが前記第1パーツに形成されたリブに当接し、
前記カムが前記リブに当接することによって、前記円筒形状の軸が所定方向の力を受け、前記第2パーツを前記第1領域から前記第2領域へ移動させることを特徴とする請求項2に記載の模型玩具。
【請求項4】
前記リブは、前記凹部の前記第1領域の近傍に形成されることを特徴とする請求項3に記載の模型玩具。
【請求項5】
前記第2パーツには、側面の一部に制限部が形成され、
前記円筒形状の軸が前記第1領域において所定角ほど回転すると、前記制限部が他のパーツに衝突して前記円筒形状の軸の回転を制限することを特徴とする請求項3に記載の模型玩具。
【請求項6】
前記第2領域は前記凹部の前記開口部の付近に形成され、
前記第2パーツは、前記第1領域から前記第2領域へ移動することにより、前記模型玩具の中心から外側へ移動することを特徴とする請求項2に記載の模型玩具。
【請求項7】
前記第2パーツに対して連結される第3パーツをさらに備え、
前記第3パーツは、前記第2パーツの前記第2領域への移動に伴って、隣接する他のパーツとの間に空間が確保される位置に移動することを特徴とする請求項1乃至6の何れか1項に記載の模型玩具。
【請求項8】
前記第2パーツには突起部が形成され、
前記第3パーツに形成された凹部に前記突起部が嵌め込まれることにより前記第2パーツと前記第3パーツとが連結されることを特徴とする請求項7に記載の模型玩具。
【請求項9】
前記第3パーツに対して回動可能に連結される第4パーツとをさらに備え、
前記第4パーツは前記模型玩具の腕部であり、
前記第2パーツの前記第2領域への移動に伴って、前記腕部が前記模型玩具の中心から外側に開くことを特徴とする請求項7に記載の模型玩具。
【請求項10】
前記第3パーツに対して回動可能に連結される第4パーツとをさらに備え、
前記第4パーツは前記模型玩具の脚部であり、
前記第2パーツの前記第2領域への移動に伴って、前記脚部が前記模型玩具の中心から外側に開くことを特徴とする請求項7に記載の模型玩具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、模型玩具、及び関節構造体に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
人間や動物の動きに近い動作やポージングを実現すべく、人形玩具(模型玩具)には種々の関節や可動部が含まれる。これらの機構により様々なポージングを実現することができる。しかし、人形玩具に人間等と同数の関節等を設けることは、多数の部材が必要となり、精巧な人形玩具であってもその数には限りがあり実現は困難である。従って、上述のような動作やポージングを実現するためには、より少ない関節や部材で構成しつつ、関節やそれに連結される部位の可動域を拡大させることが重要である。可動域を拡大させることによって、より自由度の高い動作や多彩なポージングを行うことができる。特許文献1には、現実の動物と同様なリアルな動きを可能とした関節構造を有している四足動物人形が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2010-17264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人間の四肢のような自然な動作を実現するには、種々の方向に回動可能であることが望ましい。一方で、肩関節や股関節、腰関節などは人間と同様に体の内部に設けられることによって、それらの関節に連結されたパーツの自然な動作を実現することができるが、その可動域は隣接するパーツによって制限されてしまう。したがって、可動域を拡大させるためには、隣接するパーツとの間に空間を確保することが重要となる。
【0005】
本発明は、例えば模型玩具において、可動域を拡大させるための新規な構造を実現する仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、例えば、模型玩具であって、凹部を有する第1パーツと、円筒形状の軸を有し、前記第1パーツの前記凹部に対して該円筒形状の軸が回動可能に連結される第2パーツとを備え、前記第2パーツは、前記凹部に形成された第1領域と第2領域との間で移動可能であり、各領域において前記円筒形状の軸を中心とした回転動作を行うことを特徴とする。
【0007】
また、本発明は、例えば、関節構造体であって、凹部を有する第1パーツと、円筒形状の軸を有し、前記第1パーツの前記凹部に対して該円筒形状の軸が回動可能に連結される第2パーツとを備え、前記第2パーツは、前記凹部に形成された第1領域と第2領域との間で移動可能であり、各領域において前記円筒形状の軸を中心とした回転動作を行うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、可動域を拡大させるための新規な構造を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
一実施形態に係る模型玩具の外観正面の一例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の(a)外観側面及び(b)上体部の分解斜視図。
一実施形態に係る模型玩具の(a)上体部の分解斜視図、及び(b)上体部の組立構成を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の肩関節の分解斜視図。
一実施形態に係る模型玩具の肩関節の平面図。
一実施形態に係る模型玩具の肩関節の底面斜視図。
一実施形態に係る模型玩具の肩関節の動作例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具のパーツ202の変形例を示す図。
一実施形態に係る模型玩具の肩関節の動作例を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴うち二つ以上の特徴が任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
(【0011】以降は省略されています)

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