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公開番号2024083669
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-24
出願番号2022197599
出願日2022-12-12
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人コスモス国際特許商標事務所
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240617BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技の興趣を向上させること。
【解決手段】パチンコ遊技機PY1は、第1入球口(第1始動口11)または第2入球口(始動口12)への入球があった場合、先読み判定の結果に基づいて、段階的に進行可能な第1先示唆演出(保留表示変化演出)と、第1先示唆演出とは異なる第2先示唆演出(チャンスゾーン演出)とを実行可能である。パチンコ遊技機PY1は、第1入球口への入球と第2入球口への入球とが同時に生じた場合には、第1入球口への入球に係る先読み判定の結果に基づいて第1先示唆演出を実行することはないが第2先示唆演出を実行することがあり、第2入球口への入球に係る先読み判定の結果に基づいて第1先示唆演出も第2先示唆演出も実行可能である。
【選択図】図48
特許請求の範囲【請求項1】
第1入球口または前記第1入球口とは異なる第2入球口への入球に基づいて、遊技者に有利な有利状態にするか否かの第1判定を行う第1判定手段と、
前記入球があった場合、前記第1判定よりも前に、前記有利状態になるかの第2判定を行う第2判定手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記第2判定の結果に基づいて、段階的に進行可能な第1先示唆演出と、前記第1先示唆演出とは異なる第2先示唆演出とを実行可能であり、
前記第1入球口への入球と前記第2入球口への入球とが同時に生じた場合、前記第1入球口への入球に係る前記第2判定の結果に基づいて前記第1先示唆演出を実行することはないが前記第2先示唆演出を実行することがあり、前記第2入球口への入球に係る前記第2判定の結果に基づいて前記第1先示唆演出も前記第2先示唆演出も実行可能であることを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関する。
続きを表示(約 3,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、遊技機の一例であるパチンコ遊技機として、例えば下記特許文献1に記載されているように、大当たりであるかを判定し、その判定結果に基づいて、演出用の保留表示の表示態様を通常の白色から特殊な青色や赤色などに変化させる演出を行って、遊技者に大当たり当選を期待させる遊技機が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-112132号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載されているような演出の実行手法は現在ではよく見かけるものとなっており、遊技者に興趣を提供するためには改良の余地がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の遊技機は、
第1入球口または前記第1入球口とは異なる第2入球口への入球に基づいて、遊技者に有利な有利状態にするか否かの第1判定を行う第1判定手段と、
前記入球があった場合、前記第1判定よりも前に、前記有利状態になるかの第2判定を行う第2判定手段と、
演出を制御可能な演出制御手段と、を備え、
前記演出制御手段は、
前記第2判定の結果に基づいて、段階的に進行可能な第1先示唆演出と、前記第1先示唆演出とは異なる第2先示唆演出とを実行可能であり、
前記第1入球口への入球と前記第2入球口への入球とが同時に生じた場合、前記第1入球口への入球に係る前記第2判定の結果に基づいて前記第1先示唆演出を実行することはないが前記第2先示唆演出を実行することがあり、前記第2入球口への入球に係る前記第2判定の結果に基づいて前記第1先示唆演出も前記第2先示唆演出も実行可能であることを特徴とする遊技機である。
【発明の効果】
【0006】
本発明の遊技機によれば、演出を通じて遊技の興趣を向上可能である。
【図面の簡単な説明】
【0007】
遊技機の正面図である。
遊技盤ユニットの正面図である。
第2大入賞装置等を詳細に示す正面図である。
表示器類の正面図である。
(A)は盤上可動装置と盤下可動装置とが待機状態のときの演出用ユニットの正面図、(B)は盤上可動装置と盤下可動装置とが作動したときの演出用ユニットの正面図である。
主制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
サブ制御基板側の電気的な構成を示すブロック図である。
遊技機の裏側を示す斜視図である。
7セグ表示器を示す正面図である。
(A)は普図関係乱数を示す表であり、(B)は特図関係乱数を示す表である。
(A)は当たり判定テーブルの一例であり、(B)は普図変動パターン判定テーブルの一例であり、(C)は補助遊技制御テーブルの一例である。
(A)は大当たり判定テーブルの一例であり、(B)は大当たり図柄種別判定テーブルの一例であり、(C)はリーチ判定テーブルの一例である。
特図1変動パターン判定テーブルの一例である。
特図2変動パターン判定テーブルの一例である。
先読み判定テーブルの一例である。
大当たり遊技制御テーブルの一例である。
遊技状態の説明図である。
演出モードの具体例を示す説明図である。
特図変動演出の通常変動の具体例を示す説明図である。
特図変動演出のNリーチの具体例を示す説明図である。
特図変動演出のSPリーチの具体例を示す説明図である。
保留演出の具体例を示す説明図である。
可動体演出の具体例を示す説明図である。
操作演出の具体例を示す説明図である。
主制御メイン処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割り込み処理のフローチャートである。
サブ制御メイン処理のフローチャートである。
1msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
10msタイマ割り込み処理のフローチャートである。
パチンコ遊技機PY1の特徴部に係る遊技盤を示す図である。
パチンコ遊技機PY1の特徴部に係る表示部の表示内容を示す図である。
保留表示の表示態様を説明するための表である。
保留表示変化演出の抽選テーブルである。
保留変化シナリオの抽選テーブルである。
チャンスゾーン演出の抽選テーブルである。
SPリーチの抽選テーブルである。
チャンスゾーン演出の具体例を示す図である。
チャンスゾーン専用SPリーチの具体例を示す図である。
図38に続くチャンスゾーン専用SPリーチの具体例を示す図である。
図39に続くチャンスゾーン専用SPリーチの具体例を示す図である。
共通SPリーチの具体例を示す図である。
チャンスゾーン終了操作の可能な期間について説明するためのタイミングチャートである。
チャンスゾーン終了操作の可能な期間について説明するためのタイミングチャートである。
チャンスゾーン終了操作をしなかった場合とした場合の演出展開の違いを説明するための表示部の図である。
保留表示変化演出、チャンスゾーン演出、SPリーチの複合的な実行例について説明するための表である。
図45に示す演出実行例1を実行した場合について説明するための表示部の図である。
図45に示す演出実行例5を実行した場合について説明するための表示部の図である。
第1始動口への入賞に基づく特図1に係る先読み演出(保留表示変化演出、チャンスゾーン演出)の実行制御、及び、第2始動口への入賞に基づく特図2に係る先読み演出(保留表示変化演出、チャンスゾーン演出)の実行制御について説明するためのタイミングチャートである。
第1始動口への入賞と第2始動口への入賞とが同時に発生した場合の保留表示変化演出の実行例について説明するための表示部の図である。
第2実施形態に係る保留変化シナリオの抽選テーブルである。
第2実施形態に係るチャンスゾーン演出の抽選テーブルである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の遊技機の実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。参照される各図において、同一の部分には同一の符号を付し、同一の部分に関する重複する説明を原則として省略する。なお、本明細書では、記述の簡略化上、情報、信号、物理量又は部材等を参照する記号又は符号を記すことによって、該記号又は符号に対する情報、信号、物理量又は部材等の名称を省略又は略記することがある。また、後述の任意のフローチャートにおいて、任意の複数のステップにおける複数の処理は、処理内容に矛盾が生じない範囲で、任意に実行順序を変更できる又は並列に実行できる。
【0009】
1.遊技機の構造
第1実施形態のパチンコ遊技機PY1について説明する。最初に、パチンコ遊技機PY1の構造について図1~図5を用いて説明する。なお、以下の説明において、パチンコ遊技機PY1の各部の左右上下方向は、そのパチンコ遊技機PY1に対面する遊技者にとっての(正面視の)左右上下方向のことである。また、「前方」は、パチンコ遊技機PY1から当該パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者に近づく方向とし、「後方」は、パチンコ遊技機PY1に対面する遊技者から当該パチンコ遊技機PY1に近づく方向とする。なお本明細書では、パチンコ遊技機PY1に関して、まず従来から一般的な構成について説明し、その後で特徴的な構成(特徴部)について説明する形をとる。このため、「7.パチンコ遊技機PY1の特徴部」の項よりも前に説明した構成について、「7.パチンコ遊技機PY1の特徴部」の項以降でも説明することがあるが、この場合には、パチンコ遊技機PY1は、「7.パチンコ遊技機PY1の特徴部」の項以降で説明した内容で構成されているものとする。
【0010】
図1に示すように、パチンコ遊技機PY1は、遊技機枠2を備えている。遊技機枠2は、後述する遊技盤ユニットYUが取り付けられる遊技盤取付枠2Aと、遊技盤取付枠2Aにヒンジ2Bを介して回転自在に支持される前枠23mと、を備える。前枠23mは遊技盤取付枠2Aに対して開閉が可能である。前枠23mには、透明板23tが取り付けられている。前枠23mが閉じられているとき、遊技盤取付枠2Aに取り付けられた遊技盤1と透明板23tとは対面する。よって、パチンコ遊技機PY1が遊技店に設置されると、当該パチンコ遊技機PY1の前方にいる遊技者は、透明板23tを通して、遊技盤1に形成された遊技領域6を視認することができる。透明板23tは、透明なガラス板や透明な合成樹脂板等を用いることができる。透明板23tは、パチンコ遊技機PY1の前方から遊技領域6を視認可能であればよい。
(【0011】以降は省略されています)

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