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公開番号2024066345
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-15
出願番号2022175881
出願日2022-11-01
発明の名称遊技機
出願人株式会社オリンピア
代理人弁理士法人近島国際特許事務所
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240508BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】複数の色の塗料の印刷がズレたとしても図柄の誤認の防止を図ることが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】スロットマシンは、複数の図柄が配置されたリールテープT1を有するリールと、LED315を有してリールを内側から照明するバックライトとを備えている。図柄P4には、黒色の塗料の層と赤色の塗料の層とが重なることで黒赤色となる影部CHkageと、白色の塗料の層が露出するてかり部CHteka3Aとを有している。赤色の塗料の層がてかり部CHteka3Aに侵出した縁Fuch3Aの赤色領域は、てかり部CHteka3Aの白色領域と影部CHkageの黒赤色領域とに挟まれている。第1通路はメダルが進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、ホッパー側開口部と受皿側開口部とを通る仮想直線を第1仮想直線とすると、第1仮想直線は第1通路の内面に接触することなく描出することが可能な線である。
【選択図】図21
特許請求の範囲【請求項1】
筐体と、前扉と、リールと、ホッパーと、を備え、
前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、
前記リールテープは、黒色の塗料が印刷される黒色部と、赤色の塗料が印刷される赤色部と、白色の塗料が印刷される白色部と、を有し、
前記特定図柄は、前記黒色部と前記赤色部とが重なることで黒赤色を視認可能とする黒赤色領域と、前記赤色部を視認可能とする赤色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、
前記赤色領域は、前記黒赤色領域と接しており、
前記赤色領域は、前記白色領域と接しており、
前記赤色領域は、前記黒赤色領域と前記白色領域とに挟まれており、
前記前扉は、受皿と、案内通路と、セレクタと、を備え、
前記ホッパーは、遊技価値が発射される発射口部と、前記発射口部の周辺壁部と、を備え、
前記受皿は、底部と、前記底部の前側に設けられた前壁部と、を備え、
前記案内通路は、ホッパー側開口部と、受皿側開口部と、セレクタ側開口部と、を備え、
前記ホッパー側開口部から前記受皿側開口部に至る通路を第1通路とすると、
前記第1通路は、前記発射口部から発射された遊技価値を前記受皿に案内可能であり、
前記第1通路は、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、
前記ホッパー側開口部と前記受皿側開口部とを通る仮想直線を第1仮想直線とすると、
前記第1仮想直線は、前記第1通路の内面に接触することなく描出することが可能な線であり、
前記セレクタ側開口部から前記受皿側開口部に至る通路を第2通路とすると、
前記第2通路は、前記セレクタから送られた遊技価値を前記受皿に案内可能であり、
前記第2通路は、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、
前記受皿側開口部と前記セレクタ側開口部とを通る仮想直線を第2仮想直線とすると、
前記第2仮想直線は、前記第2通路の内面に接触することなく描出することが不可能な線である、遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 3,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、外周面に図柄が配列された複数のリールを備えた遊技機(回胴式遊技機、スロットマシン)が知られている。この種の遊技機は、メダルやパチンコ玉などの遊技媒体に対して一定の遊技価値を付与し、このような遊技媒体を獲得するための遊技を行うものである。また、この種の遊技機は、遊技者によるスタートレバーに対する開始操作を契機として、内部抽選を行うとともに複数のリールの回転を開始させ、遊技者によるストップボタンに対する停止操作を契機として、内部抽選の結果に応じた態様で複数のリールを停止させる制御を行っている。そして、遊技の結果は、複数のリールが停止した状態における入賞判定ライン上に表示された図柄組合せによって判定され、遊技の結果に応じてメダル等の払い出しなどが行われる。
【0003】
この種の遊技機においては、リール枠の外周に巻付けられてリールを構成するリールテープを有しており、このリールテープには、透明な基材に図柄形成層として複数種類(各色、或いは透明)の塗料が重ねられるように印刷されることで、複数種類の図柄が配列されるように印刷されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2021-137428号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、上述のようなリールテープに印刷される複数種類の図柄の中には、例えばチェリー図柄のように、てかりを表現するために例えば白色が筋状に入れられる部分(以下、「てかり部」という)が施された図柄が含まれていることがある。このようなてかり部を有する図柄は、基材に対しててかり部以外の部位に有色の塗料が印刷され、さらに裏打ちとして白系の塗料が図柄を覆うように印刷されることで形成されている。
【0006】
しかしながら、図柄のてかり部以外の部分が混色であると、複数の色の塗料が複数回印刷されることになり、これらの印刷がズレることがあると、てかり部にズレて(侵出して)印刷され、ズレの無い本来の図柄と比較して異なる図柄であると遊技者に誤認される虞がある。
【0007】
そこで本発明は、複数の色の塗料の印刷がズレたとしても図柄の誤認の防止を図ることが可能な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様は、筐体と、前扉と、リールと、ホッパーと、を備え、前記リールは、特定図柄を含む複数の図柄が配置されたリールテープと、前記リールテープを内側から照明する発光源と、を有し、前記リールテープは、黒色の塗料が印刷される黒色部と、赤色の塗料が印刷される赤色部と、白色の塗料が印刷される白色部と、を有し、前記特定図柄は、前記黒色部と前記赤色部とが重なることで黒赤色を視認可能とする黒赤色領域と、前記赤色部を視認可能とする赤色領域と、前記白色部を視認可能とする白色領域と、を有し、前記赤色領域は、前記黒赤色領域と接しており、前記赤色領域は、前記白色領域と接しており、前記赤色領域は、前記黒赤色領域と前記白色領域とに挟まれており、前記前扉は、受皿と、案内通路と、セレクタと、を備え、前記ホッパーは、遊技価値が発射される発射口部と、前記発射口部の周辺壁部と、を備え、前記受皿は、底部と、前記底部の前側に設けられた前壁部と、を備え、前記案内通路は、ホッパー側開口部と、受皿側開口部と、セレクタ側開口部と、を備え、前記ホッパー側開口部から前記受皿側開口部に至る通路を第1通路とすると、前記第1通路は、前記発射口部から発射された遊技価値を前記受皿に案内可能であり、前記第1通路は、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、前記ホッパー側開口部と前記受皿側開口部とを通る仮想直線を第1仮想直線とすると、前記第1仮想直線は、前記第1通路の内面に接触することなく描出することが可能な線であり、前記セレクタ側開口部から前記受皿側開口部に至る通路を第2通路とすると、前記第2通路は、前記セレクタから送られた遊技価値を前記受皿に案内可能であり、前記第2通路は、遊技価値が進む方向を変更させることが可能な形状を有しており、前記受皿側開口部と前記セレクタ側開口部とを通る仮想直線を第2仮想直線とすると、前記第2仮想直線は、前記第2通路の内面に接触することなく描出することが不可能な線である、遊技機である。
【発明の効果】
【0009】
本発明によると、複数の色の塗料の印刷がズレたとしても図柄の誤認の防止を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す正面図である。
本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す側面図である。
本実施形態に係る遊技機の筐体内部の構成を示す斜視図である。
本実施形態に係る遊技機の筐体の内部の構成を示す正面図である。
本実施形態に係る第1状態の前扉を示す図である。
本実施形態に係る第2状態の前扉を示す図である。
本実施形態に係る第3状態の前扉を示す図である。
本実施形態に係るメダル及び遊技球を示す図である。
図2のC1部の拡大図である。
図2のC2部の拡大図である。
本実施形態に係る遊技機の外観構成を示す背面斜視図である。
本実施形態に係る筐体の変形例を示す斜視図である。
本実施形態に係る下パネル部を分解して示す斜視図である。
本実施形態に係る下パネル部の上部を示す断面図である。
本実施形態に係る前パネルを示す正面図である。
本実施形態に係る遊技機のリールを示す斜視図である。
本実施形態に係る遊技機のリールテープを示す図である。
リールテープの断面を示す図で、図17のA-A矢視断面図である。
本実施形態に係るチェリー図柄の各部の色を説明する図である。
リールテープの断面を示す図で、(a)は図19のB-B矢視断面図、(b)は図19のC-C矢視断面図である。
本実施形態に係るチェリー図柄とバックライトのLEDとの位置関係を説明する図である。
本実施形態に係る受皿とキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)は受皿とキャンセルシュートを近接させた状態を示し、(b)は受皿とキャンセルシュートを離間させた状態を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートを前方から見たもので、(b)はキャンセルシュートを後方から見たものである。
本実施形態に係るホッパーユニットを前方から見た図である。
本実施形態に係る下扉の背面を示す斜視図である。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートを上方から見た図であり、(b)はキャンセルシュートを左側方から見た図である。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、(a)はキャンセルシュートの前部材を透視した状態を示し、(b)はキャンセルシュートの後部材のみを示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第2仮想直線を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第3仮想直線を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線の一端を示す。
本実施形態に係るキャンセルシュートについて説明するための図であり、第1仮想直線の他端を示す。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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