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公開番号2024063990
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-05-14
出願番号2022172231
出願日2022-10-27
発明の名称遊技台
出願人株式会社大都技研
代理人個人,個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240507BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】回胴遊技機(スロットマシン)や弾球遊技機に代表される遊技台に関し、不利となる処理を行った場合であっても遊技の興趣が減衰しにくい遊技台を提供する。
【解決手段】制御手段300は、所定の実行条件(有利区間の非AT状態において押し順ベルに当選している状態で変則押しが行われたこと)が成立した場合に、遊技者にとって不利となる第一の処理(ペナルティの処理(AT移行抽選を行わない、天井カウンタの更新を行わない))を実行する手段であり、表示手段157は、或る遊技における第一のタイミング(ゲーム開始のタイミング)で値表示GMVを第一の態様(1G更新した表示態様)で表示したあとに所定の実行条件が成立した場合には、第一のタイミングよりも遅い第二のタイミング(第3停止のタイミング)で値表示GMVを第一の態様とは異なる第二の態様(1G戻した表示態様)で表示する場合がある。
【選択図】図16
特許請求の範囲【請求項１】
遊技者にとって有利となる第二の処理を実行可能な制御手段と、
遊技の進行に基づいた値を表す値表示を表示可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記制御手段は、所定の実行条件が成立した場合に、遊技者にとって不利となる第一の処理を実行する手段であり、
前記表示手段は、或る遊技における第一のタイミングで前記値表示を第一の態様で表示可能な手段であり、
前記表示手段は、前記第一の態様で表示したあとに前記所定の実行条件が成立した場合には、前記第一のタイミングよりも遅い第二のタイミングで前記値表示を第二の態様で表示する場合がある手段であり、
前記表示手段は、前記第一の態様で表示したあとに前記所定の実行条件が成立しなかった場合には、前記第二のタイミングであっても前記値表示を前記第二の態様で表示しない手段であり、
前記第二の態様は、前記第一の態様とは異なる態様である、
ことを特徴とする遊技台。
続きを表示（約 980 文字）【請求項２】
請求項１に記載の遊技台であって、
前記第一の態様とは、前記値表示の第一の更新表示を行うことで表示される態様のことであり、
前記第二の態様とは、前記値表示の第二の更新表示を行うことで表示される態様のことである、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項３】
請求項２に記載の遊技台であって、
前記第一の更新表示とは、前記表示手段に表示された前記値表示が表す前記値を所定数分更新する表示のことであり、
前記第二の更新表示とは、前記第一の更新表示で更新された前記値を更新される前の値に戻す表示のことである、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項４】
請求項１から３のうちいずれか１項に記載の遊技台であって、
前記所定の実行条件のうちの一の条件は、特定事象が発生した場合に成立する条件である、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項５】
請求項４に記載の遊技台であって、
停止操作によって回転を停止するリールを備え、
前記停止操作には、推奨する推奨停止操作があり、
前記特定事象とは、前記推奨停止操作とは異なる停止操作が行われたことである、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項６】
請求項５に記載の遊技台であって、
所定の移行条件が満足されると、非有利区間から、該非有利区間よりも遊技者にとって有利な有利区間に移行する構成であり、
前記制御手段は、前記非有利区間では前記一の条件が成立した場合であっても前記第一の処理は実行しない手段である、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項７】
請求項５に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、復電後の初回の遊技において前記所定の実行条件が成立した場合であっても、該遊技において前記値表示を前記第二の態様で表示しないものである、
ことを特徴とする遊技台。
【請求項８】
請求項６に記載の遊技台であって、
前記表示手段は、復電後の初回の遊技において前記所定の実行条件が成立した場合であっても、該遊技において前記値表示を前記第二の態様で表示しないものである、
ことを特徴とする遊技台。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、回胴遊技機（スロットマシン）や弾球遊技機（パチンコ機）に代表される遊技台に関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
スロットマシンは、所定の数の遊技媒体を使用し、かつスタートレバーが操作されることで、複数ある役の中から内部当選役を決定する抽選を行うとともに、複数あるリールを回転させ、決定された内部当選役とストップボタンの操作結果に基づいてリールを停止させ、停止されたリールの態様によって入賞したと判定された役に応じた利益を付与するように構成されている。
【０００３】
ストップボタンの操作内容に応じて入賞役が異なる押し順役といった内部当選役がある。スロットマシンでは、ストップボタンの操作内容を推奨の操作内容から、変えてよい期間と、変えてはならない期間を設けている。
【０００４】
しかしながら、ストップボタンの操作内容を変えてはならない期間であっても、操作内容を変えてしまう遊技者が存在する。
【０００５】
このような遊技者に対して、不利となる処理を実行する遊技台が知られている（例えば、特許文献１）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
特開２０１４－２００４８５号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
上記従来の遊技台では、上記不利となる処理が複数遊技にわたって実行されているように遊技者に思われやすく、遊技の興趣が減衰するおそれがある。
【０００８】
本発明は上記事情に鑑み、不利となる処理を行った場合であっても遊技の興趣が減衰しにくい遊技台を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００９】
上記目的を解決する本発明の遊技台は、
遊技者にとって有利となる第二の処理を実行可能な制御手段と、
遊技の進行に基づいた値を表す値表示を表示可能な表示手段と、
を備えた遊技台であって、
前記制御手段は、所定の実行条件が成立した場合に、遊技者にとって不利となる第一の処理を実行する手段であり、
前記表示手段は、或る遊技における第一のタイミングで前記値表示を第一の態様で表示可能な手段であり、
前記表示手段は、前記第一の態様で表示したあとに前記所定の実行条件が成立した場合には、前記第一のタイミングよりも遅い第二のタイミングで前記値表示を第二の態様で表示する場合がある手段であり、
前記表示手段は、前記第一の態様で表示したあとに前記所定の実行条件が成立しなかった場合には、前記第二のタイミングであっても前記値表示を前記第二の態様で表示しない手段であり、
前記第二の態様は、前記第一の態様とは異なる態様である、
ことを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、不利となる処理を行った場合であっても遊技の興趣が減衰しにくい遊技台を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
（【００１１】以降は省略されています）

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