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公開番号2024058198
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165412
出願日2022-10-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社サンセイアールアンドディ
代理人弁理士法人ネクスト
主分類A63F 7/02 20060101AFI20240418BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】遊技球を適切に処理できる遊技機を提供する。
【解決手段】パチンコ遊技機1は、第2始動口12aへの遊技球の入球を阻止する入球阻止位置及び許容する入球許容位置の間で変位可能な侵入防止部192を普通作動部材12bに備えている。この侵入防止部192は、普通作動部材12bが少なくとも通常姿勢である場合に、球転動路Rが形成される領域と第2始動口12aとの間の入球阻止位置に位置する。そして、この入球阻止位置は、第2始動口12aの下端より上方であり、球転動路Rから第2始動口12aに向けて移動しようとする遊技球の上半部に接触して入球を阻止可能な位置となっている。
【選択図】図33
特許請求の範囲【請求項1】
遊技盤の前面側に形成されて遊技球が流下可能な遊技領域と、前記遊技領域に設けられて遊技球が入球可能な入球口と、前記入球口への遊技球の入球を補助する補助姿勢及び補助しない通常姿勢に変化可能な作動部材とを備えた遊技機であって、
前記入球口は、遊技球の勢いを低減可能な上流通路を流下した遊技球が入球可能な位置に設けられており、
前記作動部材は、横方向に傾斜して遊技球を転動させる転動面を前記補助姿勢において前記遊技領域に露出する部材であり、その転動面上に形成される球転動路の下流側に、当該球転動路側を向いて開口するよう前記入球口が設けられ、
前記入球口への遊技球の入球を阻止する入球阻止位置及び該入球口への遊技球の入球を許容する入球許容位置の間で変位可能な侵入防止手段を備え、
前記侵入防止手段は、前記作動部材が少なくとも前記通常姿勢である場合に前記入球阻止位置に位置し、
前記入球阻止位置は、前記入球口の下端より上方であり、前記球転動路から前記入球口に向けて移動しようとする遊技球の上半部に接触して入球を阻止可能な位置である
ことを特徴とする遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ遊技機等の遊技機に関するものである。
続きを表示(約 3,600 文字)【背景技術】
【0002】
遊技機としては例えば、遊技球を用いて遊技を行うパチンコ遊技機が知られている。このパチンコ遊技機は、機内部に配置されている遊技盤の前面側に遊技領域が形成されており、その遊技領域を機前方から視認できるように構成されている。遊技領域には、遊技球が入球可能な複数種類の入球口が設けられている。このため、遊技者のハンドル操作等によって遊技領域に打ち出された遊技球は、遊技領域を流下する過程で何れかの入球口に入球したり、或いは入球せず遊技領域の下端まで流下してアウト口から排出されたりする。入球口に遊技球が入球すると、その遊技球は入球検出センサ(近接センサ)により検出されて、当該センサの検出信号が制御手段(CPU)へと入力される。遊技球が入球口に入球した場合、制御手段は、検出信号の入力に基づき、その検出信号の種類(入球口の種類)に応じた賞球を遊技者に付与したり、遊技者に有利な状態を生じさせるか否かの抽選(当否判定)を行ったりする制御を行う。すなわち、パチンコ遊技機で遊技を行う場合、遊技球が入球口に入球することに応じて利益を得ることができる(例えば、特許文献1)。
【0003】
遊技盤には一般に、遊技球の入球し易さが変化する入球口(可変入球口)を有する可変入球手段を備えている。可変入球手段は、入球口を形成し、かつ入球検出センサを備える他、制御手段の制御により変位可能な作動部材が入球口近傍に対応的に設けられている。この可変入球手段は、常には作動部材によって入球口への遊技球の入球を阻止する状態となっている。そして、所定の契機の発生により制御手段が駆動源を制御することで、作動部材の姿勢が変化し、これにより入球口への遊技球の入球が可能になる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-13042号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年はパチンコ遊技機の遊技性が多様化しているが、何れの遊技性においても可変入球手段(入球可否が変化する入球口)が重要な役割を果たしている。この可変入球手段については様々な構造が提案されているが、未だ万全でなく、改善の余地がある。
例えば、入球口の入球可否(または入球し易さ)を迅速かつ確実に切り替えできる等、遊技球を適切に処理できる構成が望まれている。
【0006】
本発明は、従来における問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、遊技球を適切に処理できる遊技機を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記目的を達成するため本発明に係る遊技機は、遊技盤の前面側に形成されて遊技球が流下可能な遊技領域と、前記遊技領域に設けられて遊技球が入球可能な入球口と、前記入球口への遊技球の入球を補助する補助姿勢及び補助しない通常姿勢に変化可能な作動部材とを備えた遊技機であって、前記入球口は、遊技球の勢いを低減可能な上流通路を流下した遊技球が入球可能な位置に設けられており、前記作動部材は、横方向に傾斜して遊技球を転動させる転動面を前記補助姿勢において前記遊技領域に露出する部材であり、その転動面上に形成される球転動路の下流側に、当該球転動路側を向いて開口するよう前記入球口が設けられ、前記入球口への遊技球の入球を阻止する入球阻止位置及び該入球口への遊技球の入球を許容する入球許容位置の間で変位可能な侵入防止手段を備え、前記侵入防止手段は、前記作動部材が少なくとも前記通常姿勢である場合に前記入球阻止位置に位置し、前記入球阻止位置は、前記入球口の下端より上方であり、前記球転動路から前記入球口に向けて移動しようとする遊技球の上半部に接触して入球を阻止可能な位置であることを特徴とする。
【0008】
これによれば、侵入防止手段が入球口の下端よりも上方に位置し、球転動路から入球口に向けて移動する遊技球の上半部に接触することで入球口への入球を阻止する。これにより、入球許容位置から入球阻止位置に変位した侵入防止手段と接触した遊技球が下方に逃げ易くなり、球噛みを抑止することができる。
【発明の効果】
【0009】
前記構成を有する本発明に係る遊技機によれば、遊技球を適切に処理できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
第1実施形態におけるパチンコ遊技機の正面図である。
遊技盤の正面図である。なお、遊技球処理機構の前板は取り外してある。
図2Aにおける領域Xの拡大図である。
前板の正面図である。
前板の背面図である。
主制御基板及び周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
サブ制御基板及び周辺機器の電気的構成をブロックで示す説明図である。
当否判定テーブルの説明図である。
(a)は、第1特図用の大当たり種別判定テーブルの説明図であり、(b)は、第2特図用の大当たり種別判定テーブルの説明図である。
小当たり種別判定テーブルの説明図である。
普通図柄当否判定テーブルの説明図である。
普図当たり種別判定テーブルの説明図である。
普図変動パターン選択テーブルの説明図である。
メイン側主制御処理のフローチャートである。
メイン側タイマ割込処理のフローチャートである。
図柄用センサ検出処理のフローチャートである。
普通動作処理のフローチャートである。
普図条件確認処理のフローチャートである。
特別図柄待機処理のフローチャートである。
特図大当たり判定処理のフローチャートである。
特別図柄関連処理のフローチャートである。
遊技状態管理処理のフローチャートである。
特別電動役物処理(1種大当たり、V当たり)のフローチャートである。
特別電動役物処理(小当たり)のフローチャートである。
サブ側主制御処理のフローチャートである。
1msタイマ割込処理のフローチャートである。
10msタイマ割込処理のフローチャートである。
受信コマンド解析処理のフローチャートである。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢、侵入防止部材が入球許容位置)の正面図であり、(b)は、(a)のA-A線で切断した普通作動部材の縦断側面である。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢)の左側面図であり、(b)は、(a)と同一方向視において普電入賞ユニットの遊技盤に対する取付状態を示す説明図である。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢、侵入防止部材が入球許容位置)の平面図であり、(b)は、(a)と同一方向視において普電入賞ユニットの遊技盤に対する取付状態を示す説明図である。
(a)は、第1実施形態における普電入賞ユニット(普通作動部材が通常姿勢、侵入防止部材が入球阻止位置)を左前上方から見た斜視図であり、(b)は、普電入賞ユニット(普通作動部材が補助姿勢、侵入防止部材が入球許容位置)を左前上方から見た斜視図である。
(a)は、普通作動部材(通常姿勢)及び侵入防止部材(入球阻止位置)の右側面図であり、(b)は、普通作動部材(補助姿勢)及び侵入防止部材(入球許容位置)の右側面図であり、(c)は、入球阻止位置の侵入防止部材における開閉部の形状に関する説明図である。
第1実施形態における普電入賞ユニットのうち上カバーを上方に離間させた分解正面図であり、中カバーのアーム受け面によって侵入防止部材のアームが受け止められる前後位置において中カバー及び侵入防止部材を切断し、その断面形状を拡大して示している。
第2実施形態における普電入賞ユニットの正面図である。
(a)は、第2実施形態における普電入賞ユニット(侵入防止部が入球阻止位置)を左前上方から見た斜視図であり、(b)は、(a)の普電入賞ユニットから上カバーを取り外した状態を示している。
(a)は、第2実施形態における普電入賞ユニット(侵入防止部が入球許容位置)を左前上方から見た斜視図であり、(b)は、(a)の普電入賞ユニットから上カバーを取り外した状態を示している。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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