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公開番号2024058138
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-25
出願番号2022165288
出願日2022-10-14
発明の名称遊技機
出願人株式会社ユニバーサルエンターテインメント
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240418BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】精算ボタンの押下や単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を共通化し、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供する。
【解決手段】精算ボタンの押下によりメダルの払い出しを行うためのメダル払出処理を、単位遊技の終了時に実行されるメダルの払出処理にも使用することで、メダル払出処理の共通化を図る。また、精算ボタンが押下される場合には、クレジットカウンターとメダル投入カウンターにより記憶されたメダル枚数に基づいてメダル払出処理を行い、単位遊技の終了時には、払出枚数カウンターにより記憶されたメダル枚数に基づいてメダル払出処理を行うところ、各メダルカウンター格納領域の下位アドレスが入力パラメーとして、メダル払出処理に提供される。
【選択図】図203
特許請求の範囲【請求項1】
遊技の進行を制御する遊技制御手段と、
遊技の進行に応じて遊技媒体を払出す払出手段と、
精算動作を行わせるために遊技者が押下することのできる精算手段と、を備え、
前記遊技制御手段は、
前記遊技媒体を検知しその遊技価値を入力する遊技価値入力手段と、
入賞役に応じて、前記払出手段から遊技媒体を払出すための入賞払出処理を行う入賞払出手段と、
前記精算手段の押下に基づいて、前記払出手段から遊技媒体を払出すための精算処理を行う精算処理手段と、
前記払出手段に払出動作を行わせて払出処理を行う払出処理手段と、を有し、
前記遊技価値入力手段は、第1の期間において遊技価値の入力が可能であり、
前記入賞払出手段は、前記第1の期間と重複しない第2の期間において前記入賞払出処理を行うことが可能であり、
前記精算処理手段は、前記第1の期間において前記精算手段が押下された場合に、前記精算処理を行うことが可能であり、
前記払出処理手段は、
前記入賞払出手段により前記入賞払出処理が行われた場合、及び前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合に、前記払出処理を実行可能であり、
前記入賞払出手段により前記入賞払出処理が行われた場合と、前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合とでは、前記払出処理の実行に際して異なるパラメータが付与されることを特徴とする遊技機。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記入賞払出処理により前記入賞払出処理が行われた場合に、前記払出処理の実行に際して付与されるパラメータは、入賞役に応じた遊技媒体の払出数に基づく値が記憶されている払出数記憶領域のアドレスに係る情報であることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合、前記払出処理は、異なる払出動作に対して2回実行され得ることを特徴とする、請求項1に記載の遊技機。
【請求項4】
前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合であって、前記払出処理が2回実行される場合、
第1の払出処理の実行に際して付与されるパラメータは、前記入賞役に応じた遊技媒体の払出数から移動された数が記憶されている貯留数記憶領域のアドレスに係る情報であり、
第2の払出処理の実行に際して付与されるパラメータは、前記遊技価値入力手段によって検知された遊技媒体の遊技価値が記憶されている入力数記憶領域のアドレスに係る情報であることを特徴とする、請求項3に記載の遊技機。
【請求項5】
前記アドレスに係る情報は、対応する記憶領域のアドレスの一部であることを特徴とする、請求項2または4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記入賞払出処理により前記入賞払出処理が行われた場合に、前記払出処理を実行させる命令と、前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合に、前記第1の払出処理を実行させる命令は、異なる種類の命令であることを特徴とする、請求項4に記載の遊技機。
【請求項7】
前記入賞払出処理により前記入賞払出処理が行われた場合に、前記払出処理を実行させる呼び出し命令は、前記払出処理を呼び出した前記呼び出し命令の次のステップに戻らない命令であり、
前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合に、前記第1の払出処理を実行させる命令は、前記払出処理を呼び出した前記呼び出し命令の次のステップに戻る命令であることを特徴とする、請求項6に記載の遊技機。
【請求項8】
前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合であって、前記払出処理が2回実行される場合、
前記払出処理の実行に際して、それぞれ異なるパラメータが付与されることを特徴とする、請求項3に記載の遊技機。
【請求項9】
前記払出処理手段は、パラメータで受け取った下位アドレスに所定の上位アドレスを結合して格納領域を特定し、前記格納領域に記憶されている払出数に基づいた払出処理を行うことを特徴とする、請求項5に記載の遊技機。
【請求項10】
前記精算処理手段を実行するプログラムは、前記払出処理を実行するプログラムを含み、前記払出処理を2回実行する場合は、同じ前記払出処理に係るプログラム範囲を呼び出すように制御されることを特徴とする、請求項8に記載の遊技機。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、複数の図柄が夫々の周面に配された複数のリールと、各リールに対応するように設けられ、各リールの周面に配された複数の図柄のうちの一部の図柄を遊技者が視認可能なように表示する複数の表示窓と、メダルが投入されていることを条件に、遊技者による操作(以下「開始操作」という)を検出すると、各リールの回転の開始を要求する信号を出力するスタートスイッチと、遊技者による操作(以下「停止操作」という)を検出すると、リールの種別に応じて当該リールの回転の停止を要求する信号を出力するストップスイッチと、スタートスイッチ及びストップスイッチにより出力された信号に基づいて、ステッピングモータの動作を制御し、各リールの回転及びその停止を行う制御部と、を備えたパチスロ機からなる遊技機が知られている。通常、このようなパチスロ機では、複数の表示窓により表示される図柄の組合せに基づいて、入賞か否かが判別され、入賞と判別されるとメダルがホッパーから払い出されてメダル受け部に貯留される。
【0003】
このような遊技機のなかには、単位遊技開始待ち状態で精算ボタンが押下された際に実行される精算処理と、単位遊技の終了時で実行される払出処理が、別処理で実行される遊技機が開示されている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2019-170605号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
遊技媒体を払い出すことに関しては、精算処理と払出処理で違いはなく、共通処理部分が存在するものの、特許文献1のように、精算処理と払出処理が別処理となっていることは一般的であり、このような共通処理部分を有した別処理がそれぞれ記述されていることが、メインROMのプログラム領域を圧迫する要因の1つとなっている。
【0006】
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、単位遊技開始待ち状態での精算ボタンの押下や、単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を共通化し、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0007】
また、本発明は、精算ボタンの押下や単位遊技の終了時で実行される遊技媒体の払出処理を実行する際に、対象のカウンタの下位アドレスをセットすることで、メインROMのプログラム領域の容量が圧迫されることを軽減することが可能な遊技機を提供することを目的とする。
【0008】
さらに、本発明は、払出処理の共通化を行うことにより、プログラムの構成や記述をより簡潔なものとすることができ、当該プログラムの開発効率やメンテナビリティを向上させることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するため、本発明は、以下の遊技機を提供する。
【0010】
本発明の第1の実施態様に係る発明は、下記の構成を有する。
遊技の進行を制御する遊技制御手段(例えば、メインCPU2101)と、
遊技の進行に応じて遊技媒体を払出す払出手段(例えば、ホッパ装置)と、
精算動作を行わせるために遊技者が押下することのできる精算手段(例えば、精算ボタン)と、を備え、
前記遊技制御手段は、
前記遊技媒体を検知しその遊技価値を入力する遊技価値入力手段(例えば、メダルを投入してベットする操作を検知する処理や、クレジットされたメダルをベットボタンの操作によりベットする操作を検知する処理を実行するメインCPU2101)と、
入賞役に応じて、前記払出手段から遊技媒体を払出すための入賞払出処理を行う入賞払出手段(例えば、図182に示すメダル払出・再遊技作動処理を実行するメインCPU2101)と、
前記精算手段の押下に基づいて、前記払出手段から遊技媒体を払出すための精算処理を行う精算処理手段(例えば、図183に示す精算実行処理を実行するメインCPU2101)と、
前記払出手段に払出動作を行わせて払出処理を行う払出処理手段(例えば、図182に示すメダル払出・再遊技作動処理を実行するメインCPU2101)と、を有し、
前記遊技価値入力手段は、第1の期間(例えば、単位遊技開始待ち状態(メダルの受付やベットが可能な期間で、スタートレバーによる開始操作前))において遊技価値の入力が可能であり、
前記入賞払出手段は、前記第1の期間と重複しない第2の期間(例えば、単位遊技の終了時で、払出が完了するまでの期間)において前記入賞払出処理を行うことが可能であり、
前記精算処理手段は、前記第1の期間において前記精算手段が押下された場合に、前記精算処理を行うことが可能であり、
前記払出処理手段は、
前記入賞払出手段により前記入賞払出処理が行われた場合、及び前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合に、前記払出処理を実行可能であり、
前記入賞払出手段により前記入賞払出処理が行われた場合と、前記精算処理手段により前記精算処理が行われた場合とでは、前記払出処理の実行に際して異なるパラメータ(例えば、それぞれ対応するメダルカウンターのアドレス)が付与されることを特徴とする遊技機。
(【0011】以降は省略されています)

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