TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024052203
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-04-11
出願番号2022158757
出願日2022-09-30
発明の名称遊技機の操作ボタン装置
出願人オムロン株式会社
代理人個人
主分類A63F 5/04 20060101AFI20240404BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】複数の押下ボタンを複数の押下ボタンの配列に沿って連続的に押下操作する場合に、空押しが発生し難い遊技機の操作ボタン装置を実現する。
【解決手段】遊技機の操作ボタン装置(10)は、1列に形成された複数の開口部(24a)を有するパネル(24)と、前記複数の開口部(24a)に配設される複数の押下ボタン(11~13)と、を備え、前記パネル(24)の表面における前記複数の開口部(24a)を通る位置に、前記複数の開口部(24a)の配列方向に延びるガイドリブ(25)が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
遊技機に配置される遊技機の操作ボタン装置であって、
1列に形成された複数の開口部を有するパネルと、
前記複数の開口部に配設される複数の押下ボタンと、を備え、
前記パネルの表面における前記複数の開口部を通る位置に、前記複数の開口部の配列方向に延びるガイド部が形成されている遊技機の操作ボタン装置。
続きを表示(約 480 文字)【請求項2】
前記ガイド部は、前記複数の開口部の中心を結ぶ仮想線上を通っている請求項1に記載の遊技機の操作ボタン装置。
【請求項3】
前記複数の押下ボタンは、前記パネルの前記開口部より突出しており、
前記ガイド部は、凸部である請求項1又は2に記載の遊技機の操作ボタン装置。
【請求項4】
前記凸部は、前記開口部と隣り合う端部において、前記開口部に向かうに従って低くなる傾斜部を有している請求項3に記載の遊技機の操作ボタン装置。
【請求項5】
前記複数の押下ボタンの押下操作を受け付ける操作部の操作面に、前記複数の押下ボタンの配列方向に延びる溝部が形成されている請求項1又は2に記載の遊技機の操作ボタン装置。
【請求項6】
前記複数の押下ボタンの押下操作を受け付ける操作部は、操作面に段差を形成する薄肉部と厚肉部とを有し、前記薄肉部と前記厚肉部との間を繋ぐ部分にて、前記操作面に前記複数の押下ボタンの配列方向に延びる壁部が形成されている請求項1又は2に記載の遊技機の操作ボタン装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に配置される、複数の押しボタンが1列に配置されている操作ボタン装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
一般に、スロットマシンの遊技に際し、遊技者がスタートレバーを操作すると、例えば3個の回転リールが回転する。遊技者は、各回転リールに対応する3個の押下ボタンを任意のタイミングで押下(押下操作)し、これにより、各回転リールは停止制御を受けて個別に停止する。3個の押下ボタンは、所謂ストップボタンであり、1列に配置されている。
【0003】
このような3個の押下ボタンの押下操作はゲーム毎に行われるため、ゲームの進行を早めたい遊技者は、3個の押下ボタンをその配列に沿って連続的に押下する。このような、複数の押下ボタンをその配列に沿って連続的に押下する押し方は、俗に流し打ちと称されている。流し打ちは、通常、左から右に向かって行われるが、右から左に向かって行われることもある。
【0004】
例えば、特許文献1には、押下ボタンの操作部における操作方向に向かう側部に、肉逃げ部が形成された操作ボタンが開示されている。これによれば、流し打ちする際に、遊技者の指の腹が操作部の角部に当たらなくなる。
【0005】
また、特許文献2には、パネル材に、押下ボタンの配列方向に沿って、各押下ボタンの操作部の頂部に向かって上り勾配となっている摺接面を有する傾斜部が、各操作部に隣接して形成された遊技機用操作ボタン装置が開示されている。これによれば、流し打ちする際に、傾斜部に指を触れながら移動させると、指が滑らかに各操作部の頂部に到達する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開平10-146417号公報
特開2009-172403号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述のような従来技術であっても、流し打ちする際に、指を移動させる方向の最下流位置にある最後の押下ボタンをうまく押下することができず、空押しになることがあり、本願発明者らはこの点に注目した。
【0008】
つまり、特許文献1,2の上述した技術は、流し打ちする方向に指をガイド(案内)することを目的とするものではない。そのため、遊技者は、指を押下ボタンの配列方向に移動させているつもりでも、配列方向から徐々にずれてしまい、その結果、最後の押下ボタンの押下が不十分となって空押しになる場合があると考えられる。
【0009】
本発明の一態様は、複数の押下ボタンを複数の押下ボタンの配列に沿って連続的に押下操作する場合に、空押しが発生し難い遊技機の操作ボタン装置を実現することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る遊技機の操作ボタン装置は、遊技機に配置される遊技機の操作ボタン装置であって、1列に形成された複数の開口部を有するパネルと、前記複数の開口部に配設される複数の押下ボタンと、を備え、前記パネルの表面における前記複数の開口部を通る位置に、前記複数の開口部の配列方向に延びるガイド部が形成されている。これにより、複数の押下ボタンをその配列に沿って連続的に操作する(流し打ちする)際、遊技者の指の移動方向が安定化し、空押しが発生し難くなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許